


朝方は薄曇りだったが、除々に晴れてきて暑いくらいになる。ほら、こんなにいい天気。現地で中四国組と合流し、会場を見て回る。詳しい事は知らないのだが、このイベントの開催にはかの自動車電装部品を販売されているエーモンが関わっている?ようで、部品や工具を格安販売していた。

参加車輌は先日見に行った岡山のイベントの絢爛豪華な超高級車輌の団体と比べると、比較的庶民的な車が多かった。特に、かつて”やんちゃ”をしていたような、箱スカ、ZG、ローレルなどその類の車も多く、また、”らしき人”がそのまま歳をとったかのような人も多く、それなりに興味深かった。

Kさんの主治医、Sさんが乗られていたのがこれ。”サンビーム”という車で、とてもコンパクトでお洒落。パッと見はマツダのキャロルかと思いました。リヤエンジン930CCのイギリス車。なかなか興味深い車です。今回一番興味をそそられましたね。

今回は117クーペもベレットもいませんでしたが、いすゞ車としては唯一”ピアッツァネロ”がいました。実は旧車のイベントについては、自分なりの楽しみ方がふたつあります。まず一つ目は、この会場の中の車ではどれが一番欲しいか(乗ってみたいか)!という観点です。そして二つ目は、各種車輌のエンジンルームの中。各車特有のメカニズムもとても興味深いのですが、どんな部品を使い、どんな工夫をしてドレスアップや機能向上しているのか。新たな機構の付加等のアイデアなどもとても参考になります。エンジンルームを眺めているだけで時間が過ぎていってしまいます。(困ったビョーキですね)
後者の興味は理系的興味ですが、前者の興味は文系的です。自分がその車に乗っている時のシチュエイションを夢想してしまうのです。どんなトコを走っている場面が似合う・・・とか、隣には誰が乗っている・・・とか。ま、夢想といっても、そんなに現実離れしたものではなく、精々古い大衆車あたりで横に奥さんを乗せて田舎道を走るというくらいのものです。(夢の無い話で失礼)・・・・カルマンギアはやく復活させないと・・・。


