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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

稲刈りをした。

1.稲刈り
 稲刈りをした。台風19号が週末に来るというので、9日から仕事を休み、昨日11日の三日間で全て完了。幸いお天気もよかったので順調だった。
 2.コンバイン
 稲刈り及び脱穀をするコンバインは昨年、クローラ部分が壊れてしまい、修理に30万円もかかるとのことだったので、程度の良い中古を60万円で買った。これで2年分の収入は消えてしまった。そもそも、市街化区域の水田で農業をすること自体すでに破綻している。毎年固定資産税を40万円も支払っているのだから。そんな事を思っていると本当に脱力感にさいなまれてしまうが、美味しくて安全な米が食べることが出来ると思って気を取り直して作業に勤しむ。
 今年は夏場、雨や曇りの日が多くて日照不足を心配していたのだが、幸い9月に入ってからは好天が続き、収穫量に大きな影響は無かった。
 コンバインは調子よく、以前の機械に比べ随分高速での作業が可能になった。しかし、乾燥機と、米の選別、計量機械(何て名前か忘れた)の調子が思わしくなく、その対応に随分時間をとられてしまった。コンバインがそうであったように、他の農業機械も経年とともに壊れて行くのだろう。自分で直せる所は極力自分でやる。しかし、どうしても修理屋さんに頼らなければ出来ない事もある。大きな機械が壊れたらもう、その時点で稲作はやめる事になるだろう。実はそんな危機的な状況の中で細々と続けているのだ。
 
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コメントコメント


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百姓は私も若いころ家の手伝いで経験がありますが(一応苗作りからと持ち山に行って土作りも).機械倒れになりますので.私は米作りは諦めてます.四方山さんとの違いがあるとすれば固定資産税と山間地で畔と呼ぶより.土手と言ったところです
これの草刈りが大変で.年寄は怪我の元です

mdiでお世話になってます | URL | 2014年10月20日(Mon)18:38 [EDIT]


日本が戦争に負けてGHQが日本を統治した頃にそれ迄の小作制度は廃止され地主(庄屋)は超格安で強制的に小作人に土地をさせられる事になりました。
 所謂「農奴解放」であり民主化の旗頭の如く絶賛されたのですがね。
 小作人用に小分けにされた田畑では面積も狭く効率的な農業は出来ません。
 更にその土地が相続される都度細分化されてしまい自家用の作物ですら満足に作る事が出来なくなり農業は崩壊。
 実はコレ農奴解放の美名に隠れ、世界有数の農業国たる米国が日本の農業を破壊する手口だったのです。
 他国を支配するにはエネルギーか食料の何れかでイニシアティブを握れば良い事をアメちゃんは知っていたのですよ。
先の大戦では石油禁輸で日本をシメ上げて戦後は食料自給を阻害してシメ上げる?物事須らく深読みすると意外な側面が見えてきます。

うんちく | URL | 2014年10月21日(Tue)22:40 [EDIT]


msd・・・さん
>機械倒れになります
まさにそのとおりですね。更に市街化区域では税金倒れになります。
産業自体が成り立たないまでの課税をするのか・・と憤りを感じている所です。あんまりいい国じゃないですね。

四方山果無 | URL | 2014年10月24日(Fri)05:30 [EDIT]


うんちくさん
>他国を支配するにはエネルギーか食料の何れかでイニシアティブを握れば良い・・・
 国際関係はパワーポリテクスですからねー。強い者が勝つのですよ。
 生き残りを望むなら強い自立心と国際バランスの把握、軟弱ではない国際協調などが必要でしょう。この国に住んでいる一人一人が其れを考える事が大切だと思いますね。

四方山果無 | URL | 2014年10月24日(Fri)05:42 [EDIT]