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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

三方五湖へ行ってきた(その2/2)

 小浜は大好きな町である。その昔、もう30年も前になるが、半日町中をさまよったことがある。落ち着いた町で、駅前から続く商店街はそれなりに賑わっていた。海辺へ出ると目の前には美しい小浜湾がある。大きな入り江の静かな海だ。しかし、今回訪れてみると、商店街はシャッター街にかわり、崩れかかった建物もある。人通りは少ない。
20.小浜の街中
 “鯖街道”の始点といわれるいずみ商店街へ行くと、目の前には大きな新しい道路ができていた。この和泉商店街も近々取り壊され、広い道路になるという。街の発展のためだろうが、だんだんと情緒が失われて行くような気がする。
21.鯖街道 22.鯖街道説明 23.いずみ商店街 26.広い道
 鯖街道記念館から、広い道を少し行くと、“せきすい亭”というのがある。古く大きな建物で、内部を見学させてくれる。ご主人が描いた小浜の風景の絵画や、古い什器が展示されている。蔵が5つもあるというこの旧家のご主人と奥さんは今は東京住まい、数年前までは、昔この家に仕えていたという一人の老人が維持していたという。螺鈿細工の重箱や屏風絵、七段重ねの杯には※作りの各場面が蒔絵で描かれている。すばらしい物を見せてもらった。
24.せいすいかん 25.京街屋の風景
 続いて三番町方面へ行く。途中、町並み保存館へ寄る。ここの待ちやは京都のそれを真似ているようで、門口が狭い細長い敷地のまさに京街屋と同じだ。保存館には地下室があり、火災から大切名ものを守るためのものだという。中に入らせてもらったが、御影石の天井のある非常に堅固そうな四畳半ほどの空間であった。
27.町並み資料館 28.地下蔵 29.地下蔵内部 30.街屋の中
 三番町は昔のお茶屋の後だ。格子が美しい、昔ながらの町並みであり、各家の玄関口には魔除けの“さるぼぼ”がぶら下がっている。
31.町並み 32.町並み 33.サルボボ
 街を一周してから、次に“八百比丘尼”の入定洞へ。八百比丘尼とは人魚の肉を食べて800年も生きたという伝説の女性だ。その横には大きなお寺があり、また、小浜城跡がある。そう、小浜はお寺が多い街でもあるのだ。
34.八百比丘尼カンバン 35.入定洞
 その後、駅前に戻り、最後の場所である、小浜フィッシャーマンズワーフへ行く。ここで、海産物の土産を買って帰途につく。小浜西インターの入り口近くにあった、道の駅で土産物を買う。奥さんはここに来て、やっと観光地に来た気がすると宣う。じゃあ今までは・・・?と少々寂しい。でも気をとりなおして土産にひれ酒を買う。
36.ひれ酒
ふぐは小浜周辺にて多く養殖されているのだ。
37.ふぐの産地
 今回は幸いお天気も良く、景色もよく、結構な物もみせていただき、自分としてはとても有意義な一日であった。しかし、小浜の街の衰退はとても残念である。この国の地方都市は人口減少と共にいずれ同じ様な道をたどるのだろうかと、心配になってくる。若者をつなぎ止める何かよい方策は無いのだろうか?などと考えてしまうのだ。
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