
いすゞ自動車はトラックメーカー・・・と思っている人が大半だと思う。そのとおりなのだが、昔は乗用車や四駆も製造していたのだ。乗用車等の製造を終えて久しくなるが、根強いファンがいて、この日も多くのいすゞの乗用車や四駆が来ていた。

我が”いすゞ117クーペオーナーズクラブ関西支部”もミーティングに参加すべく高雄パークウエイに向かった。実は私にとって京都は学生時代を過ごした懐かしい場所なのだ。ここは太秦。あの東映の映画撮影所で有名な所だ。路面にある軌条は京福電鉄嵐山線。昔、北野白梅町で夜中まで飲んだくれて帰れなくなり、嵯峨にある友人の下宿まで5人ほどでテクテク歩いて行ったことがある。夜中は電車は通らないので京福電鉄の軌条を歩いた方が近い・・・とのことで、線路を歩いていると、知らない内に山陰線の線路を歩いており、夜行列車が来るのではないかとぞっとしたことがあった。今回は丸太町通りに入るつもりが道を間違えて三条通りに入ってしまい、おかげで昔懐かしい太秦の駅の近くを通ることが出来た♪乗せていってもらったKさんは大変だったと思うが私は昔懐かしい場所が通れてとても嬉しかった。(Kさんいつもごめんなさい)
現地に集合した車は、117クーペ13台!これは一番多かった車種。そしてPFのジェミニ、FFのジェミニ各々6台くらいか?



117クーペと同じ開発番号のセダンである”フローリアン”スポーティな117クーペとは随分趣が異なり、”神社仏閣的雰囲気”これは唯一1台のみ。そして117クーペの前の車種”ベレット”、こちらも6台ほど。そして117クーペの後継車”ピアッツァ”4台。



四駆ではビッグホーンが1台。

我がクラブは芝生の所にテントを張り、イスやテーブル、ストーブ、コンロ等を持ち込み暖をとる。関西支部長補佐の京都のFさん(女性)はバニラの香りのコナコーヒーをクラブ員は元より、近隣の多くの参加者に振る舞ってくれました。とっても美味しかったです。ありがとうございました。


古い車をネタにしたミーティングは数多くあり、今後もますます増えてくるような気配です。ネタはともかく、そこで知り合えた方々とのコミュニケーションは楽しく、別の場面(イベント)でもまたお会いすることが多く楽しいものです。結構遠く(関東、中部、中国)からも参加されており、旧車がきっかけで人がここまで動くというこの状況を見ていると、旧車は新たな、活動、イベントの原動力に成り得るものだと思いますね。今回のように営利を目的にせずイベントを企画していただいた主催者には本当に頭が下がります。ありがとうございました。本日は軽トラで九州まで帰られるとのこと。どうかお気をつけて。

ところで、一つ気になったのですが、この車(左側です)、私の家の家族車と同じウィザードじゃないですか!こ、これももう旧車の仲間入りなのですか!まだまだ現役と思って乗っているんですけど・・・・。これが旧車だと、我が家には新しい車など1台もありません!!


