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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

フライホイール取り付け準備(その2)

 昨日出来なかったカルマンエンジンのトルコンパネルの取り外しを朝から試みる。台車に乗せたままのエンジンのトルコンパネルの中央、36ミリの大きなボルトに1/2のソケットレンチをかけ、鉄パイプで延長して緩めようと試みる。昨日は自分の足でエンジンを押さえていたが鉄パイプに力が入らないのでダメだった。今日は奥さんにエンジンを押さえて貰うがやっぱりだめ、大学生の息子に頼んで押さえてもらってもやっぱりダメ。(実はだめなのは薄々感じていたのだが・・・)
 さて、ではどうするか?36ミリボルトを緩めるのに必要な荷重に耐えられる堅固なものが二つあればそれで挟める。ということを思いつつ周囲を眺める。
 そういえば、以前”たま”のタイヤをホイールから外す時、ビードを落とすのに鉄骨造の農業倉庫のドアの開口部分、その両側にある、鋼材の間にタイヤを立て、角材を何本か噛ませてパンタグラフジャッキで押さえてビードを落とした。ならば、エンジンを立ててドアの鋼材の間に斜めに配置し、両側のシリンダヘッドがドアの両側の鋼材に当たるようにし、それを支えにボルトを回す・・・・と考えたが、ドアが邪魔して旨く行かないだろうという結論に達した。
 ”堅固な隙間”どこかにないか・・・?あった!農耕用トラクタのフロント車軸の下。恐らくトラクタは1トンを超えているだろう。フロント車軸だけでも500キロはあるんじゃないか・・・?そうだ!そういえば、土木の現場で、地耐力を計るのに載荷試験をやるが、その時の重石にバックホウの底を使っているじゃないか。
 ということで、試してみたのがこれ。
1.トラクタの利用
 右上に見える黄色と黒の斜め縞がトラクタのバンパーだ。ここにエンジンヘッドの片側(ボルトを回す時に浮く方)をつっこみ、隙間には緩衝材として材木の切れ端を突っ込む。そしてスピンナーに鉄パイプをかぶせ、エイヤッ!フッフッフッ・・・緩みました。
 しかし、再現性のないやり方ですねー。結果はオーライなのですが、どこの家にも農耕用トラクタなんてあるはずは無い。他にどんなやり方が考えられますでしょうかねー?どなたか、農耕用トラクタがなくてもボルトをはずせる方法をご存じでしたら教えてくださいませ。
 さて、無事ボルトは外れましたが、今だプレートは外れません。プレートは4本のピン(ダウエル?)でクランクシャフトに固定されています。そのため、プラーを作成しました。
 2.プラー製作
 鉄クズのプレートに穴を開け、センターはタップを立てます。
3.プラー装着
 プレートに装着して、センターのボルトをねじ込みますが・・・。なんだかプラーが湾曲してきたような・・・。続きは来週報告します。
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