
この休みの間にやったことは・・・Gやんさんのところで筍掘り、ストーブの片づけと扇風機出し、網戸の装着、マニアック息子を刀剣博物館へ、畦の草刈り、高校時代の友人と懇親会、アマチュア無線再開に向け、少しだけ準備、ブルーレイレコーダの購入とセットアップ、ウィザードの洗車ワックス、スピードウェルに117クーペ全塗装の様子見、図書返却、奥さんの買い物のおつきあい、パソコンのデータバックアップ、117クーペオーナーズクラブの雑用を少し・・・・何だか色々とやっているうちに時間だけが過ぎていったという感じです。そして後、やることは、京都の友人に会いに行く、水田の荒起こし、苗代の準備・・・・と友人会いに行く意外は何故だか労働ばかりが残っているのだ。
さて、今年の連休に入る前、連休中に”クロ”のエンジンを降ろそうと考えていた。”クロ”のレストアはまだまだ沢山の作業があり、少々重そうな仕事はある程度時間の余裕がある時に・・・と思っていたのだ。
サラリーマンの私の1年間のうち、時間的余裕がある時期といえば、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆前後ぐらいであるが、夏は暑い、冬は寒い、一番車いじりに適しているのがこのゴールデンウイークなんですね。まー、夏が暑いだの冬が寒いだのと言っていると本当に作業する日にちなんて限られてしまうので、それなりにはやっていますが。
前置きが長くなりましたが、昨日、あわよくばエンジン降ろしをと思いつつ、”クロ”を押し出し、ジャッキアップして馬を掛け、リヤの両タイヤを外しました。そしてボンネットフードも撤去。
タイヤを外してまず、目に付いたのはシャーシに堆く積もった積年の泥。実はこれは先日、”たま”のタイヤを”クロ”に装着した時に気づきました。この泥は・・・・スピードウエルで20数年置かれていた時にはつくはずはなく、どちらかというと、落ちていくはず。すると、これは、カリフォルニアの土か・・・?とおもったりする。

まずは高圧洗浄機で下回りの清掃をする。




一枚目はミッションとハブを接続するCVジョイント、二枚目は右のシリンダヘッドカバーとヒートエクスチェンジャ、3枚目はその左、4枚目は洗浄により取れた泥です。家庭用の高圧洗浄機の圧力はそれほどでも無いのか、なかなか思うようには取れません。(網戸洗いには重宝しますが・・・)
その後、スクレーパーで、残っている泥や、剥がれかけているアンダーコートを取ります。
思うんですが、レストア作業をやっている時に一番よく使う工具はこのスクレーパーではないかと思います。錆を落とす、油汚れを落とす、泥を落とす・・・・。かつて117クーペをレストアするときに買った3本セットのスクレーパーは随分年期が入ってきました。

だいぶスッキリとはしました。ショックアブソーバーが赤いけど、もしかしてコニーが付いているのかも知れません。

リヤハブは4穴、PCD130、ドラムブレーキです。

スクレーパーで泥を落としていると、アンダーコートも剥がれてきます。後日、全面にアンダーコートは塗りますが、元の塗装はあんまり剥がさない方がいいのかも知れません。

削り落とした泥です。今回は後ろの方だけしかやりませんでしたが、次回は前と中央部も洗浄せねばと思っています。
結局この日はエンジン取り下ろしにまでは至りませんでしたが、エンジンやミッション、その他補機類の観察も出来、次の作業のシミュレーションが出来そうです。(しかし、連休のがしていつするのか・・・?)
それともう一つ思ったのが、”クロ”のシャーシは”たま”に比べるとすごく程度が良いということ。タイヤハウス内に錆は無く、シャーシ端部も全く錆びていません。これは非常にありがたい状態だと思いました。


