


水田にはジャガイモやタマネギが植えられている。まずタマネギは全部収穫。ジャガイモは今年は植えた時寒かったので今だ成長途中。そのため、来週の田植えの直前まで置いておく事にする。


稲の苗はずいぶん大きくなりました。10センチくらいか?みんな均等に綺麗に生えそろっています。


田植えの前には水田に水を入れ、”しろかき”という作業をします。これは、水田の土を柔らかくして、十分水を含ませることで、田植えの時に苗がうまく土に刺さるようにするためです。そしてその前には”平すき”といって、今まで畝が連なっていた水田を平坦にする作業です。これにはトラクタに引かれる耕耘のロータリーの”爪”を付け替えます。耕耘部の爪は、湾曲しており、その湾曲を中央にすべて向けると、耕耘幅の中央に土が集まります。反対に、湾曲を内外交互に付け替えると、平坦になるのです。写真で違いがわかりますかね?



この爪、写真を見たらわかるように、中央部で継いであります。湾曲した外側に硬度の高い鉄がつかわれているのです。耕作面積にもよりますが、爪の寿命はだいたい3年くらいとのこと。


これが爪を入れ替えた所。左は同一方向、右は交互に装着しています。さて、その効果の違いは・・・?




以前耕起した畝が、今回”平すき”したため少し平坦になっているでしょ。

この日は全ての水田の耕起、農業水路の掃除、肥料播き等をしました。中でも一番大変な仕事が、トラクタで水田の隅に寄せられた土を少し内側のへこんだ所へ戻す仕事です。大変なので息子が手伝ってくれました。

最後の仕事の肥料播きの時にはもうヘロヘロ。とりあえずこれで来週田植えが出来そうです。


