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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

カルマンギア復活プロジェクト(その34)シャーシ修復とペダルレストア

一昨日、昨日に引き続き、マスタシリンダ前のパネルの製作及び塗装を行った。また、以前から懸案であったペダルセットのニコイチもようやく出来た。”牛歩の歩み”ではあるが少なくとも前進はしている(と、思いたい)。
1.スリーブ取り付け準備 2.下手な溶接 3.塗装し完成
 パネルにマスターシリンダをとめるためのボルトを通すスリーブを溶接する。バッチイ溶接跡だけど、見えなくなるからいいの。その後錆止め塗装を塗ります。
4.端部も塗装 5.大穴も塗装
 昨日加工したシャーシの部分にも錆止め塗装を塗りました。
さて、マスターシリンダ部分のパネルはまた、明日、取り付け用のボルトを購入してからそれを仮付けして、パネルをシャーシに取り付ける予定です。ボルト1本無いばかりに明日へ持ち越しです。
6.ペダルセット 7.この部分を使用します。
次に必要となってくるのが、散々苦労してやっと外れたペダルセット!上の写真の右側の塊が取り外したセットだが、欠品も多く、また、シャーシへの取り付け部分も腐食が激しいため、ずっと以前ではあるが、ヤフオクで、煮たようなペダルセットを落札した。ちなみにペダルセットは新品の部品はすでに生産中止となっており、手持ちの物を大切に使う必要がある。
 左側の写真の左側がヤフオクで落札したもの。ペダル自体は鉄板を曲げて作られており、左側の鋳鉄製のオリジナルとはずいぶん見栄えが違う。だから、ペダル自体はオリジナルを使用し、基部や、アクセルペダル部分はヤフオクのを使用する。そのために、双方完全にバラす必要がある。
  7.5バーナーであぶって 9.ブレーキはサークリップで 10.やっと取れました
 と言っても簡単には分解出来ない。クラッチペダルはピンが打ってあるが、ピンをようやく外してもペダルが外れてくれない。バーナーであぶって少しずつ動かしながらやっと外れた。
11.プッシュロッド 12.これも取れない 13.やっと
 古いオリジナルペダルは散々苦労してとにかくバラせたが、ブレーキペダルのプッシュロッドの残骸が外れない。こちらもガスバーナーであぶってバイスに挟み、散々石頭で叩くがビクともしない。タガネをピンにかけ、渾身の力でたたく。(播州弁では、どつきまわす・・・)とようやく少しずつピンが浮いてきた。ハァ。
14.メンバーそろった 15.きれいに塗装
 これでようやく部品が揃いました。錆びている物は錆止め塗料をハケ塗りし、組み付けに備える。
なかなか作業は進捗しないが、いずれも避けては通れないことだと思っているのです。
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