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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

カルマンギア復活プロジェクト(その30)ステアリングホイールのレストア

 1966年式のカルマンギアのステアリングホイールは黒が正しい。・・・と何かの本かブログで見た。”たま”のステアリングも黒。しかし、長期間雨ざらし, 日ざらしだったため、劣化が激しい。
1.劣化状態1 2.劣化状態2 3.劣化状態3
まずこれを研磨する。実は材質が何かよくわからない。ゴムのようなプラスチックのような、ウレタンのような、エボナイトのような?ま、本革やウッドではないのは庶民の車、VWがベースだからでしょう。で、カッターナイフやサンドペーパーを使い、それなりに研磨したのがこれ。
4.研磨後1 5.研磨後2
どうです?綺麗になったでしょう。カルマンギアのステアリングは結構大きな直径で、昔懐かしいホーンリングがあるんですね。昨今の車にのっているのなら(117クーペも含みます)迷わずにナルディやその他著名なステアリングを装着しますが、カルマンギアはやっぱりオリジナルでしょう。(と、自分の趣味を主張する)
 と言うことでこのステアリングをレストア成った時には装着するつもりです。
6.ホーンリング取り付け前 7.穴開け加工1
9.バネ 8.取り付いたけど
 ということで、次にホーンリングを取り付ける作業にかかる。実は、”たま”こと赤カルマンはホーンリングがそもそも付いていなかったのです。そのため、Y本さんから、ワーゲンのステアリングをいただき、それについていたホーンリングを流用させていただくことにしたのだ。ワーゲンのホーンリングの型式は何種類かあるようで、いただいたリングの取り付け穴は、カルマンについていた黒いステアリングには合わなかった。そのため、ボール盤で穴をあけなおしたのだが・・・・?
 裏表が反対で、ホーンリングを押しても導通しませんでした。
気をとりなおして、再び穴開け。本当に穴だらけになってしまいました。
10.開け直し 11.つばが後ろ向きが正解 12.完成
リングの向きは段付きの部分が運転席とは逆方向になるのが正解で、ようやくホーンの電極の導通が確認出来、完成となりました。
しかし、ホーンリングなんてずいぶん昔に廃れてしまったものだけど、やっぱりクラシックな車には似合うんだろうな・・・。と楽しみにしております。頭の中にはカルマンギアが復活なった時にはどんなシチュエイションが似合うだろうかと夢はどんどん膨らみます。まず、フラワーポットは必需品でしょうね。流す音楽は60年代のオールディーズ(トム・ジョーンズ、ボビー・ベア、ベン・E・キング)当然そんな放送はしてないから、ダッシュボードの下に隠して取り付けたHDDレシーバから流す。扇風機なんてのもいいかも・・・・。
あー煩悩が・・・・。
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