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書評「こころ」の出家

書評「こころ」の出家

 「こころ」の出家、中高年の心の危機に・・・立元幸治(ちくま新書)
日本における年間の自殺者が4年連続で3万人を越えた。中高年の世代が目立って多くなっている。今まで疾走してきて、今、時代の転換期を迎え、さらに人生の転換期も重なり、生き方を見失いかけている状況がその背景にある。

測定可能なものが価値があり、測定出来ないものには価値がない・・・「する」ことが大切であり、「ある」ことは重要視されない・・・。
 このような状況が先の悲劇の原因となっている。筆者はソローや、種田山頭火、吉田兼好の生き方を紹介し、「こころ」の出家という視点を我々に提供している。それは、ふたつの時計を持つこと、異なる座標軸を持つこと。出家は出来ないが自己の内部に目を向けることの重要性を指摘している。

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