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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

苗代準備

 毎年5月5日は苗代をします。今年は新しい田植機を父親が購入し、初めての方式による苗床作りでした。 種まき機械 電動種まき機械 こんな箱 苗床の作り方を簡単に説明すると、プラスチックの柔軟性のある苗箱、大きさは約60センチ×30センチのもので、たくさんの窪みがあります。そこに苗床専用の土を入れ、種まき機械に入れます。土は圧縮され、一つの窪みに3~4粒の種がおとされ、再び圧縮されて機械から出てきます。そこに、更に土をかぶせ上面を平らに馴らすのです。出来上がりが3枚目の写真です。今年は初めてなので、農機具屋さんからインストラクターが派遣されてきました。といってもずいぶん年輩の方でした。種まき機械は電動になっており、従来の手回しからはずいぶん楽になりました。しかし、年間3時間ほどしか稼働しない機械を購入するなんて・・・?レンタルで十分なのでは?と思ってしまいます。 苗代 平坦にしている 苗床設置 その後水田を区切り、水を入れ、表面を平坦にして、細かい網を載せ、その上に苗箱を並べ、うえから圧入していくのです。さらに、不織布をかぶせ、寒冷紗をかぶせて出来上がりです。今年は90枚の苗床を作りました。1ヶ月後には田植えとなります。今年は新しい乗用田植機なので、どれだけ楽になるのか楽しみですが、しかし、設備投資に90万円!2年間の収益は全て飛んで行きます。これが日本の農業の実態なのでしょうね。
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