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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

書評「本好きにささげる52のパラダイス」

書評「本好きにささげる52のパラダイス」

 井狩春男の「本好きにささげる52のパラダイス」(とりい書房)1300円

 本の著者、編集者および本自体のエピソードを集めた本。1週間に1冊書く人とか、自分の購入した本で図書館を作ってしまった井上ひさしのこととか。
 タイトルの付け方がいかに売り上げに影響するか。巷にはこんなにたくさんの駄本があふれているのか、これはひとえに読者のレベルの低下に起因するのではないかと思った次第である。(これは少々本の内容から外れる私自身の感想であるが・・・)

 本とは、人生や恋愛の機微にふれ、生き方や人生そのものを教えてくれるもの・・・という思いは私だけの「思い入れ」でしかなかったのかもしれない。要するに今は、本はかけばいいのだ!売れればいいのだ!という思いを強めた本である。 
であるならば、いろんなレトリックを折り混ぜて、今話題となるであろうテーマで随筆を書き、世に出せばもしかして売れるかもしれない。これからやることは、そのレトリックを磨くことであるのかもしれない。思い入れから推敲に推敲をかさね、結局世に出なかった・・・なんてことになるとあまりにも残念である。世の中あつかましく生きる人間のほうが成功するのであろう。

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