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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

カルマンレストア事始め(その3)ホイールについて

 先日、いただいてきたホイールを掃除する。当日、ホイール取り外しには結局Y本さん、Y本さんの息子さん、S川さんにご協力いただき、無事取り外すことが出来ました。完全にへたっているタイヤにとりあえず空気を入れてみると、これがなんと空気がはいるんですね。私は最初、絶対に空気なんて入らないものだと想像していましたよ。
 で、その後、ガレージジャッキをつっこみ、車体後部を浮かせてホイールを外し、馬をかけておく。  フロントはパンタジャッキ2台で持ち上げ、外す。
 そしていただいてきたのがこれ。
タイヤ4本 表 裏 サイズ
PCD205の鉄ホイール、付いていたタイヤサイズは165SR15、よく見るとスノータイヤじゃないですか? ま、ドイツは寒い国でもありますし・・・・。さらによく見ると、なんとタイヤはブラジル製?? ま、どっちみち使い物にならないので廃棄するんですけどね。
 フォルクスワーゲンの標準のタイヤはバイアスタイヤの場合、5.60-15とのことで、タイヤ幅を計算すると、141mmくらいになる。しかし現在はそんな細いタイヤでそんな大口径のものはない。取り外したタイヤを見て、これと同じ物を入れることにする。すなわち、165-80-15当たりになろうか?
 さて、ホイールの状況を確認するためタイヤを外して見る。
ビード落とし2 脱着完了 元色
さて、パンタジャッキを使ってと・・・。資料を見ながら、初めてホイールとタイヤをばらす。お金をかけずにレストアしようと思うと、いろんな経験ができる。そして、地獄の苦労も・・・。ね、うんつくさん。
 大汗かきながら、なんとか1本を外す。4本のうちで一番腐食が激しいものである。ちなみに、このホイールは一度塗装されているようで、あまりよい塗装ではなかったので、ペリペリとはがれてきており、その下からは、艶のある黒い色が見えていた。ホイールは錆び落としをして、この元色に近い色で塗装しようと思う。
ホイール腐食全景 ホイール腐食
 ホイールの腐食はその縁の部分が欠けるところまで、進んでいた。タイヤのビードがかかる部分は幸いに残ってはいるが、このホイールに新しいタイヤを装着するのもあまり気持ちのよいものでないので、Y本さんにスペアタイヤの有無をきいてみようと思う。後の3本はなんとか化粧直しすれば使えそうである。
 さてこうして、カルマンギアのレストア作業が始まったのであるが、117クーペのレストアの時は約3年かかった。カルマンギアも同じくらい?とおもっていたが、実物を見るともっと時間がかかりそうだ。車両の引き取りは10月10日前後の稲刈りが終わった後となるが、引き取った後、じっくりと状況を調査し、レストアスケジュールを立ててみたいと思っている。
 あ、そうそう。趣味性の高い車が増えるので、ブログの表題も少し変えたいと思います。
 
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