
いつもお世話になっている”花田米”のHさん宅よりオーディオアンプを預かって来た。

半端なく重い!アンプだ。

ビクターのラボラトリーシリーズのM-7050という機種。
ネットで見てみると、1979年発売、定価25万円、出力150W×2、重量28.7kg(内トランスが15kg💦)、Aクラスアンプ(Aクラスアンプではビクターの1号機とのこと)
当時の私の初任給の3倍もしたんですね!高価なアンプです。ちなみにHさんは同じアンプを3、4台保有されており、巨大なスピーカーシステムに接続されている。

電源が入らないとのことだったので、さっそく様子を見てみることにする。
上蓋を外すと、巨大なトランスが目を引きます。っていうかトランスとヒートシンク(放熱板)しか見えない。
トランスの電圧は52Vと65V、結構高い電圧での稼働ですね。

こちらはリヤパネル。入力側はダイレクトとサブソニックフィルター経由の2種類(サブソニックといってもコンデンサーが1本噛んでいるだけですが)出力側はスピーカーシステムが2系統ある。後は入力レベルを調節するボリウムが左右用として各1個あります。
試験稼働は入力にDVDプレーヤー、出力は手持ちの2WAYスピーカーを仮つなぎしました。

そしてこちらが裏面。目立つのはケースの上面から下面まである巨大なヒートシンクです。さすがAクラスアンプですね!効率が悪い分発熱が多いのでしょうか?

さて、電源を入れてみたところ、パイロットランプは点かないけれど、VUメーターが点灯しました。しかし音が出ません。リヤパネルの入力レベル調整ボリュウムを動かすと、左右共に、すごいガリですが、音が出ました!
ということで、レベル調整ボリュウムの不調ということでした。
この後、それなりの時間、仮設環境で音を出し、ボリュウムをいじっていると、多少は改善されたので、ノイズの少ない、レベル低下の無い箇所に仮固定してとりあえずは修理完了としました。
しかしこれは本来、コントロールアンプ(プリアンプ)で音量調節する場合は”ノーマル位置(ボリュウム最大)にしておくべき所なのでしょうね。
あくまでも仮設環境で視聴してみたイメージなのですが、「何だかこのアンプすごいんじゃない!?」と思うようなパワーがあります。音を評価する言葉は持ち合わせてはいないのですが、今までに各種使っていたアンプに比べ、とにかく十分な音量というか、厚みというか、チカラがあるように感じます。そりゃ150Wもあるんだもの・・・、と言われるかも知れませんが、場面があったら一度フルパワーで鳴らしてみたいなと思いました。(我が家のスピーカーは実は4組ありますが150Wも入れれるものはありません💦)

さて、電源のランプが点かない件についてはフロントパネルを外して確認しました。

電源スイッチに仕込まれている”ムギ球”のリードが切れていたので点灯しないのでした。
これは手持ちの部品が無いのでそのまま使っていただくことにしました。
ということで、まず1台目は大きな損傷も無く使える状態でしたので、この後、仮に入力信号を標準レベルで入れ基盤の各部分にあるテストポイントの電圧や信号レベルを測定し2台目以降の修理に際しての参考とすることにします。
しかし、30kg近くあるこのアンプ、蓋を外すのにねじを回すため、あっちへ向けたりひっくり返したりするのがとても大変でした💦

半端なく重い!アンプだ。

ビクターのラボラトリーシリーズのM-7050という機種。
ネットで見てみると、1979年発売、定価25万円、出力150W×2、重量28.7kg(内トランスが15kg💦)、Aクラスアンプ(Aクラスアンプではビクターの1号機とのこと)
当時の私の初任給の3倍もしたんですね!高価なアンプです。ちなみにHさんは同じアンプを3、4台保有されており、巨大なスピーカーシステムに接続されている。

電源が入らないとのことだったので、さっそく様子を見てみることにする。
上蓋を外すと、巨大なトランスが目を引きます。っていうかトランスとヒートシンク(放熱板)しか見えない。
トランスの電圧は52Vと65V、結構高い電圧での稼働ですね。

こちらはリヤパネル。入力側はダイレクトとサブソニックフィルター経由の2種類(サブソニックといってもコンデンサーが1本噛んでいるだけですが)出力側はスピーカーシステムが2系統ある。後は入力レベルを調節するボリウムが左右用として各1個あります。
試験稼働は入力にDVDプレーヤー、出力は手持ちの2WAYスピーカーを仮つなぎしました。

そしてこちらが裏面。目立つのはケースの上面から下面まである巨大なヒートシンクです。さすがAクラスアンプですね!効率が悪い分発熱が多いのでしょうか?

さて、電源を入れてみたところ、パイロットランプは点かないけれど、VUメーターが点灯しました。しかし音が出ません。リヤパネルの入力レベル調整ボリュウムを動かすと、左右共に、すごいガリですが、音が出ました!
ということで、レベル調整ボリュウムの不調ということでした。
この後、それなりの時間、仮設環境で音を出し、ボリュウムをいじっていると、多少は改善されたので、ノイズの少ない、レベル低下の無い箇所に仮固定してとりあえずは修理完了としました。
しかしこれは本来、コントロールアンプ(プリアンプ)で音量調節する場合は”ノーマル位置(ボリュウム最大)にしておくべき所なのでしょうね。
あくまでも仮設環境で視聴してみたイメージなのですが、「何だかこのアンプすごいんじゃない!?」と思うようなパワーがあります。音を評価する言葉は持ち合わせてはいないのですが、今までに各種使っていたアンプに比べ、とにかく十分な音量というか、厚みというか、チカラがあるように感じます。そりゃ150Wもあるんだもの・・・、と言われるかも知れませんが、場面があったら一度フルパワーで鳴らしてみたいなと思いました。(我が家のスピーカーは実は4組ありますが150Wも入れれるものはありません💦)

さて、電源のランプが点かない件についてはフロントパネルを外して確認しました。

電源スイッチに仕込まれている”ムギ球”のリードが切れていたので点灯しないのでした。
これは手持ちの部品が無いのでそのまま使っていただくことにしました。
ということで、まず1台目は大きな損傷も無く使える状態でしたので、この後、仮に入力信号を標準レベルで入れ基盤の各部分にあるテストポイントの電圧や信号レベルを測定し2台目以降の修理に際しての参考とすることにします。
しかし、30kg近くあるこのアンプ、蓋を外すのにねじを回すため、あっちへ向けたりひっくり返したりするのがとても大変でした💦
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