fc2ブログ
 

2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

クーペの擦れ音の暫定対策をした

先日確認した117クーペ”きつね号”のリヤからのこすれ音の暫定対策をしました。
やった内容は、キャリパーの清掃とグリスアップです。
リアアップ
以前と同じようにリア2輪にウマを掛けタイヤが回せるようにします。
都度、摺動音を確認するためです。
撤去部品
キャリパーをバラし、キャリパーのフレームも撤去。(その前にサイドブレーキワイヤーが板バネ部分にとめてある10ミリボルトを外し、キャリパーが動かせるようにしておくこと)
シム取り外し
フレームより、ブレーキパッドのシムを外します。(内・外の上下で4つあります)
じじい二人
取り外した部品(フレーム、シム、パッド、パッドシム、ストッパプラグ、プラグプレート)をブレーキクリーナーと真鍮ブラシそしてウエスで洗浄・清掃します。結構大変です。
清掃後
これは洗浄後です。なかなかきれいになりません💦
グリス塗り
摺動部分、特にシムの裏表にディスクブレーキグリスを塗布します。
グリース
ディスクブレーキグリスはヨドバシカメラのネット通販で購入しました。
耐熱性があり、流動性の少ない特殊なグリスということで結構高価でした💦
(ブレーキ周辺にグリスを塗るのは振動を吸収させるためとのことです)
プラグにグリス塗布
キャリパーをフレームにとめるストッパプラグにもグリス塗布。こちらは摺動のため。
塗布シムにグリス
そのプラグのシム(プラグプレート)にも。
グリース塗布後
必要箇所にグリスを塗りました。
ピストン洗浄
キャリパーは車に付けたまま洗浄およびグリスを塗布します。
まずピストン周辺清掃。
キャリパー摺動面清掃
フレームとの摺動面の清掃。
ピストンにグリス塗布
ピストンヘッドにグリス塗布。
キャリパーにグリス塗布
キャリパーのフレームとの摺動部にも。
キャリパー押し込み
その後キャリパーを押し込み、シム(プラグプレート)を当て、ストッパプラグを差し込みます。
シムとストッパプラグは挿入方向(前後上下)を間違えないように。
最初に下側を、次に上側を入れます。最初にシムを入れ、大きめのマイナスドライバーでキャリパーをこじってストッパプラグの先端を入れます。(奈良のkeiji117さんよりアドバイスあり)後はスムーズに入って行きます。
さて、結果は?
まず、一番懸案の右リアを実施しました。・・・・見事にコンコンというこすれ音は無くなりました!
次に左を実施。こちらも以前の音は無くなりましたが、別の擦れ音(ゴーっという音)がします。
まあ、ウマに乗せてのテストなので、明日、改めて運転して確かめてみたいと思います。
スポンサーサイト



PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

お疲れ様です。清掃だけで音が変わったみたいでよかったです。
ピストンを回す専用工具を持ってきてもらえるということだったので、回してみればよかったのではないかと思いました。
固着が無かったらラジペンでも回せます。逆に固着していると専用の工具でも相当な力がいります。
自分がやったブレーキではラジオペンチでは回しにくいけど専用の工具ではグーと回せる感じのものが多かったです。その力加減でピストン部分のOHが必要かどうか判断できるのではないかと。
あとスライドピン部分に塗るグリスが多すぎるのではないかと。グリスは埃をよび古くなると固着の原因になると思うので。
釈迦に説法だと思います。聞き流してください。

keiji117 | URL | 2022年11月20日(Sun)15:57 [EDIT]


keiji117さん
コメントありがとうございます。
そうですか。ピストン回してみればよかった💦
スライドピンのグリス多かったですか。
はみ出した部分はぬぐい取っておきましたが、次回ばらしたときには少なめにします。
今日、近所の図書館まで試験走行したのですが、音は出なかったです。作業が功を奏したようです。
色々とご教示いただきありがとうございました。

四方山果無 | URL | 2022年11月20日(Sun)17:16 [EDIT]