
一昨日、恥ずかしい思いをして勇気を出して117クーペに乗ったのだが、これではいけないと思い、気持ちよく乗れるように原因究明をした。
本来は昨日やるつもりだったのだが、急遽ビワの木の剪定をすることになってしまったので1日順延です。
恥ずかしい思いというのは、走行中、リヤ右の方からカチカチという断続音が聞こえてくるのですよ。
結構大きい音なので歩道にいる人が振り返るくらいなのです。
ということで・・・、

まず、リヤの2輪をウマで上げる。
そしてエンジンをかけ、走行状態にして音の発生源を突き止める。

走行中に確認したとおりリヤの右から出ていました。
タイヤを外して再び回す。タイヤが無くても出ています。

クーペのブレーキディスクは本来ハブの斜め上に見えている、小さなビスで車軸に固定されているが、ホイールナットで絞めこむので特に無くても良いと聞いたことがある。これは本来10ミリのボルトなのだが、ホイールによっては装着に邪魔になるので外していた。念のために今回は装着してみたが、変わりなし。

タイヤやブレーキディスクの振れもないため、試しにブレーキパッドをドライバーの先で押してやると音が止まった!

素人としては、周期的なこすれ音であり、回転速度に伴ってその間隔が短くなるという現象なので、回転部分に原因があるはずだと思い込んでいた。なので、今回の反応は???なのだ。とりあえずキャリパーを外してみることにした。

パッドの状態は・・・・・・

これが外側。

そしてこちらが内側です。
若干端部に齧りがあります。
見ても判断が付きません💦

たが、パッドの厚みが内と外では倍半分。内側の方が良く減っています。
クーペのキャリパーは片押し型のタイプで内側がピストンで押される方、外側がその反力で押される方式。
もしかして、キャリパーの摺動部分がかなり渋いのでピストンの反力が外側のパッドにうまく伝わっていないのか・・・?
とも思ったけど、定期的な摺動音との関連はよくわからない。

次にキャリパーを外した後のディスク表面を観察する。
こちらは内側の面であるが、指さしているところに黒ずんだ部分がある。音がするタイミングはこの部分がパッドに掛かった時であることが手で回したときに音がする位置を探していて分かった。
ちなみに、ディスク表面や、裏側のカバーなどに擦れるような出っ張りはないことも確認した。

念のためディスクの厚みを測ってみると、

右ディスクの厚みは8.94mm

原因と思われる個所も同じく8.94mm
色は黒ずんでいるけど、厚さは同じでした。

ついでに左側も測ってみると、こちらは10.53mm、1.59mmもの差がありました。

いつもお世話になっている自動車関係の仕事をしている高校の同級生より、左右のディスクを入れ替えてみたら?という提案をもらっていたので入れ替えてみた。
しかし結果は、なんら変わることなく、更に悪いことに左側までが時折音がするようになってしまった💦
知識やノウハウが無いので、次に何をすれば良いのかわからない💦
効果の程はよくわからないが、試してみる手段としては・・・・・・
①ディスクの研磨、平坦化もしくは新品交換
②キャリパーのオーバーホールと給脂(摺動の改善)
③パッドの交換
・・・・・・くらいかと思っている。

今回参考にした資料です。


