退職後の体力維持

先週に引き続き今週もご近所を歩く。
今は通勤で歩いている一日8000歩を退職後どう代替するかということで色々と試している。スポーツジムも川向うにあるのだが、
まだ年金は満額受け取れないので、極力支出の少ない方法を考えている。
そうなったら、もう自宅周辺を歩くか、走るかしかない。
今日は先週とはコースを変え、近所の日岡山公園へ行くことにした。
日岡山公園は加古川市内ではサクラで有名「サクラ」なところで、その季節には相当な人出のある所です。

まずは自宅から日岡神社へ行く。

そこから山道を歩き、山頂を目指す。

途中には古墳が２基ある。一つは結構大きく、日岡山の頂上付近全体がそのエリア。前方後円墳と書いてあるが、前の四角の部分は後年（ず－っと後）に付け加えられたという説もある。
古墳を抜けると展望台がある。結構見晴らしがよい。

展望台を降りて、大通りへ。そこから野球場、グラウンドの横を通り、北側の出入り口近くまで行く。この辺りは自分が子供の頃はまだ防空壕が３つほど残っていた。今はもう住宅地になってしまってその面影はない。
北側の公園出入口より、グラウンドの横を通り、山の中の遊歩道に入る。しばらく歩くと展望所（昔の水源地）に出る。
正面の白い建物は信号所跡。

ここまでで約30分。ここからは少々マニアックなコースを行く。
かつてユースホステルがあった跡地を通り、日岡神社の裏に出る道がある。
夏場はマムシが出るのであまり歩かない道だ。
ユースホステルは自分が子供のころはまだ建物が残っていたが、今は痕跡を探すのも難しいくらい何もない。
父親は若いころ地元の行事で結構利用したと生前言っていた。

ユースホステル跡からは全くの山道を下ってゆく。落ち葉で足が滑る。
5分もかからず日岡神社の社務所裏へ出た。

ここまでで６５００歩ほど。まだ８０００歩には足りないので神社から隣接する常楽寺へ駐車場を抜けて行く。

常楽寺は我が家の菩提寺である真言宗のお寺。その本堂横にはこんなものがある。

1300年代の製作と思われる13重層塔。1803年製造の宝塔、そして、どっかの古墳から持ってきてしまった石棺、６～７世紀のものらしい。

ここ日岡山はかつては非常に多くの古墳が存在していた。いくつかは現在も残っているのです。

常楽寺境内にある庭園への進入防止柵、これはその昔、父親を手伝って一緒に設置したものです。とても懐かしい。まだ壊れずに残っていました。
まだ8000歩には届かなかったので、この後、”新井用水”沿いに遠回りして帰りました。
本日の歩数は8683歩でした。
毎日歩くにはちょっとこのコースはマニアックすぎるなと思いましたね。