ということで、二日目の作業はタンク内のサビ落としです。ご覧のとおりタンク内はそれなりの色をしております。そして、剥離した結構大きな固まりのサビがたくさん底に溜まっていました。

電気ドリルにつけたカップワイヤーブラシやリューターの先に付けた各種ワイヤーブラシ、布ペーパーなどで内部のサビを片っ端から落としていきます。このタンクは程度が非常によく、底の部分はまだメッキが残っているのかワイヤーブラシでこすると綺麗にサビ色が落ちて行きます。しかし、切り開いた小部屋の中はブラシが入りにくく、なかなか苦労しました。

サビは完璧に落とさないとコーティング塗料を塗ってもすぐに剥離してしまうとのことで、とにかく代償のリューターを駆使して隅々まで綺麗にします。ガス抜き配管も止め金具を起こして配管を少しもちあげ、管自体は布ペーパーで、その裏側はワイヤーブラシで完璧に清掃します。小部屋の中もとにかく必死にこすります。そして・・・どうですか?この輝き。まる1日かかってやっとここまで仕上げました。
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コメント
すごい輝きですね。(^^
錆が少しでもあるとコーティング剤がはがれるとのことですが、そのためにメタルレディといった前処理剤があると思います。自分は錆はディスクサンダーで落として、全面メタルレディを使用して細部の赤さびを転換しました。そのあとタンクシーラーを全面手塗りしましたが今のところ問題ありません。タンクは切り開くと直接手が下せるので快感ですよね。
keiji117 | URL | 2008年08月24日(Sun)20:51 [EDIT]
keiji117さん
お久しぶりです。
こつこつとレストアやっています。
「メタルレディ」というものがあるのですね。サビチェンジャーみたいな物でしょうか?
実際に手作業でサビ落としを行うのは大変な作業だと認識しました。そんな便利な物質があるのであればそれを使うべきでしょうね。でもいくらくらいするのですか?
四方山果無 | URL | 2008年08月24日(Sun)21:45 [EDIT]
塗った後水洗いしますから錆チェンジャーとは違います。価格は今調べましたが2600円でした。自分はガレージセールで3割引きで買いました。ひとつのタンクの修理で使ったのはそれの半分くらいです。だから1000円くらいですね。
keiji117 | URL | 2008年08月25日(Mon)21:58 [EDIT]
隔靴掻痒とはこの事で中を覗くと錆が見えるのですが手が届きません。
勿論水虫なら靴を脱いで掻きムシって薬でも塗布すりゃ良いのですが相手が燃料タンクとなるとそう簡単にも参りません。
勿論四方山さんの様に切開して綺麗サッパリ錆を除去するのが正解なんですが・・・・・ではどうやって又フタをするか??
どんなに綺麗に錆を除去しシーリングをしても再度フタをする時に溶接をするとシーリングが剥がれて又そこから更に激しい錆が出て来ます。
以前バイクのタンクを修理した時エポキシ系の接着剤でパッチを当てた所2年足らずで溶け出し走行中にガソリンがジャジャ漏れに。
まあタンク内の錆のレベルで判断するしか無いと思うのですが私の場合はケミカル処置で様子を見て・・??ダメなら切開するかなぁ・・・
悩ましいですな。
樋口 | URL | 2008年08月26日(Tue)20:45 [EDIT]
keiji117さん
情報ありがとうございます。
ホムセンに探しに行きます。
四方山果無 | URL | 2008年08月27日(Wed)12:11 [EDIT]
樋口さん
こんにちわ。
>・・・・ではどうやって又フタをするか??
蓋は溶接ではなく、パッキンをはさんで、ビス止めです。40本ほどの6mmビスで止めます。そのためしーりんぐは熱による劣化はないようです。使用してみて経過をまた報告します。
四方山果無 | URL | 2008年08月27日(Wed)12:14 [EDIT]
お邪魔虫です
塗装の前に酸洗いやアルカリ洗浄もあばたな鉄板の隙間に洗浄後残り、ペイントを剥がしてしまいます。中和処理をするか超音波洗浄をするかがベターですが、手間と費用が・・・!厚みが薄いのでサンドブラストのサンド選択を間違えるとすぐに穴が開きます。エアー抜きラインの仕上げが一番手間ですね!右手が思うように動かずお邪魔虫にしかなれないですが!お許し下さい。
M武です | URL | 2008年08月29日(Fri)06:35 [EDIT]
M武さん
先週に引き続き、今週も大変御世話になっています。
今日こそは、タンクのサビ取りを完璧?に仕上げ、塗装を行います。時間がありましたら見に来てください。
四方山果無 | URL | 2008年08月31日(Sun)08:11 [EDIT]