fc2ブログ
 

2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

クラッチ測定(その3最終)

先日、ダイヤフラムバネがプレッシャープレートカバーより奥に入ってしまうのでシムを噛まそうと思いついたことを自動車整備士学校の教師をしている友人に言ったところ、本来ダイヤフラムバネの端部(レリーズベアリングが当たる所)はカバーとほぼ同じ高さのはずとのことだったので、さっそくシムを入れて試験をしてみた。
フライホイール取り外し
試験をするためには付けたままでもいいのだが、多少やりにくいので再びフライホイールを外す。こいつは本当に重いね。
ワッシャー2mm
当然手元にシムなんてないので、スプリングワッシャーを代用する。厚みは約2ミリ。
ほほフラット
こいつをフライホイールとプレッシャープレートの間に挟み込み、締め付ける。
何と!ダイヤフラムはカバーとほぼ同じ高さに収まった。若干ダイヤフラムの方が高いくらい。
貼り付け
このシムがあんまり厚いと、当然のことだが、クラッチが滑るのである。しかし、とりあえずのベンチテストなのでまあいいことにする。
さて、フライホイールを再びエンジンに組み付けてと、「そうや、ワッシャーを6枚もどう挟んだらええねん?」
そういえば、かの有名部品商(平4)のカタログにはスタッドボルトもセットになっていたなー。
まあ、無いものをねだっても仕方がないので、ウルトラCの”ボンドで貼り付け工法”を使う。
組み付け
無事、ワッシャーも落ちることなく収まってくれた。
出幅約65mm
出幅を測定すると、エンジン、ミッション接合面からダイヤフラムまでの距離は65mm、シムの無い時は57mmだったので8mmも出てきたことになる。シムの厚みが約2mm、ダイヤフラムは前はカバーより2ミリへこみ。今回は0.5mmほど出ている。合計すると+4.5mm。ちょっと測定誤差が大きい💦
クラッチ寸法
上の図のL1が65mmとなったのである。
でも、レリーズベアリングの位置は67mm奥だったので余裕1mmで入るだろう。という事で、再びエンジンとミッションを合体した。
ミッションにある、クラッチレリーズのワイヤー受けを動かすと、ほんの少しだがバネを押しているように感じる。まあ、とりあえずはこれで試験しようと思う。
組み立て再開
という事で、組み立てを再開することにした。
 余談ではあるが、先日11日、本当に久しぶりにカー用品店”AB”に行った。点火プラグとミッションオイルを買うためなのだが、そこで大いに驚いた。なんと、置いている商品の種類が極端に少なくなっているのだ!2階フロアも閉め、アクセサリーと洗車用品、カーオーディオくらいしかないのだ。そりゃ昨今は若者は車に興味を持つことも無くなり、整備はディーラー任せ。オイルやプラグなんて交換した経験のある人の方が少ないのではないかと思うのだ。マニアックな部品を置いていても売れないのだろうなと、その品揃えを見て納得したところ。
 ミッションオイルや点火プラグはネットで買うより仕方がないようだ。
スポンサーサイト



PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する