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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

キャブレターのオーバーホール(その4)

(昨日の作業です)
注文していた部品が来ました。
オイルポンプ
オイルポンプギヤ幅26mmです。
オイルストレーナーパッキン
オイルストレーナのパッキン。ここはまだ外していない。
キャブ部品
キャブレターのガスケットセット、加速ポンプのダイヤフラムやニードルバルブも入っています。
スローカットソレノイド
オーバーホールの方はなかなか進まず地道な作業を続けておりました。それは、例の加速ポンプの逆止弁の詰まり!何をしていたかと言うと、毛先?の長いワイヤーブラシの針金を1本ちぎり、二つに折り曲げてオリフィスから突っ込みキャブクリーナーを吹き込んではツンツンを繰り返していたのでした。
努力が実り、何とか通りました。これを通さない事には先には進めないので。
網干のM氏にお聞きして、ツンツンがだめなら酸に漬けて・・・と思っていたのですが、それに至らず良かったです。
という事で今日はスローカットソレノイドの確認です。
ソレノイド
まず取り外し、通路の疎通確認。OKです。そしてソレノイドの動作確認。12Vかけると無事動いてくれました。OK!
バキュームダイヤフラム
作業はほぼ終盤を迎えています。バキュームダイヤフラムの点検。3本のビスを外してばらします。こちらのダイヤフラムはバキュームで動作するのであまり劣化は無いようです。でもオーバーホールキットに部品があったので交換です。この部品は自動チョークを外さないと外れないようですので、また明日(今日)の作業となります。
先日、群馬のTさんより、オールドタイマーにキャブレターのオーバーホール記事が連載されていたという情報をお聞きし、さっそく探してみた。すると、ありましたー!1997年6月号、No.34にまさにこのキャブレターの記事があり、とても参考になりました。「テクニカルトート神奈川」の佐野二郎さんの記事でした。Tさん、感謝です。
環境
キャブレターのオーバーホールは農業倉庫の作業台でやっていますが、とても寒いです。キャブクリーナーを使うので石油ストーブも使えず凍えながらやっています。レストアするにはちょっと不向きな季節かも知れませんね。
エンジン組み立て環境
エンジン組み立ては今、こんな状況です。オイルポンプを組み付けて、キャブを組み付けて、オイルストレーナを清掃し、タペットやポイントのギャップ調整、残りのシュラウドとファンを取り付け、電装関係の仮配線、燃料ホース配管そしていよいよエンジン稼働・・・という段取りだったのですが、ここで重大な問題発生。クラッチが切れないことがわかったのです。
一昨日、網干のM氏が来られた時、試してみたのですが、レバーを引いても切れないのです。想像をめぐらしてみると、レリーズベアリングがプレッシャープレートに到達していないのではないかと思うのです。もしかして年式の違う部品を組んだのか?という事が頭をよぎります。M氏からは再度エンジンとミッションを分離して詳細に寸法を測る必要があるとのアドバイスでした。
まあ、バラしたり組んだりという行為自体が趣味。所詮素人、一歩前進二歩後退も致し方無いでしょうね。
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