
昨日、所用があり京都伏見に行った時、近くにある「三栖閘門」を覗いてきた。
以前より近くを通る度に気になっていた施設だ。閘門とは、水位の異なる水路と河川等の間に仕切り(ゲート)を2つ設け、水位を調節して、船舶を通すための施設である。ここは昭和4年に完成したとのことで、昔は道路・鉄道が発達していなくてその変わり多くの舟運が経済の発達に寄与したとのこと。現在は土木遺産として保存され、周辺は綺麗に公園整備がされている。水路の両脇にはサクラの木が植えられ。昨日の雨で散った花びらが水路にたくさん浮かんでいた。尖塔のように高いゲートのピアは、4月1日~11月まで一般公開がされており、また、閘門の水路を利用して、昔の十石舟を模写した観光船が動いていた。少し葉桜の風景はまさに「春うらら」である。




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