
以前から一度行きたいと願っていた場所。偶然機会に恵まれ行ってきました!
以前このブログに書いた記事書評「海の翼」の舞台です。

1890年(明治23年)587名が犠牲となった遭難事件の現場です。近くには慰霊の碑があります。

この船がトルコの軍艦「エルトールル号」

遭難した場所は沿岸にほど近い岩礁、ここにエルトールル号は座礁し、ボイラーが水蒸気爆発を起こし大惨事次となったのです。

この惨事の折、地元大島の人たちは遭難者の救援介護を献身的に行った。それが契機となり日本とトルコのあいだには熱い絆が生まれた。碑には日本とトルコの友好のしるしが。

この事故を詳しく知ることが出来る記念館が傍にあります。
そしてこの遭難事故にはまだ続きがある。約100年後、イラン・イラク戦争の折、そこに取り残された日本人約200名を救助する飛行機を自国ですら飛ばせないなか、トルコが飛ばしてくれたのである。

助けた国ではすでに忘れ去られている話が、助けられた国ではいまだに伝えられている。
感動的な話だと私は思う。
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