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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

中之島散策(暑いのに)

(これは8月27日のことです)
毎日暑い日が続く。
今年の夏は例年にも増して暑く感じる。
特に街中は照り返しもあり、熱風もあり体感温度はテレビが言っている気温より格段に暑い!
昼休みは涼しい社内でまったりしていれば極楽なのだが所用があって意を決して外出。
行先はほんの10分ほどのところなのだがなかなか厳しかった。
会社から”なにわ橋”を半分渡り、中之島を市役所方面へ。
正面
目的地は大阪府立中之島図書館
重要文化財
行ってみてわかったのだがこの建物は重要文化財とのこと。
玄関前にある説明板には・・・・
「この建物は住友吉左衛門が図書館 として本府に寄付されたもので住友本店 技師長野口孫市氏及び技師日高岸氏 の設計監督のもとに明治33年に着工 同37年1月に竣工したものである。
建物は煉瓦及び石造3階建てで中央 に円屋根を付けた十字型平面の本館と左右 翼(大正11年増築)からなっている。
外観では高い四本の柱の列立する正面 ポーチとその後方に挙げられた円屋根が 意匠の要であり内部では半球形の ドームを頂く円形ホールがもっとも特徴的である。全体としてネオ・バロック様 式の傾向が見られるがこれをよく消化 して独自の造形美を形成しており明治 時代の日本人建築家による極めて水準 の高い作品である。」
・・・・とのこと。
正面玄関
正面玄関(現在は新型コロナの影響で出口専用になっている)はなかなか格調高い造り。
中央ホール
中央ホールもなかなかレトロな雰囲気です。
中央ホール二階から
建物は地上3階建てで入り口は2階、中央ホールは吹き抜けになっている。
ホール明り取り
円形ドームの天井は広大な明り取りになっている。このドームはなかなかの見ものであると思った。
受付
・・・と建築物に見とれていたのだが、実はレトロな建築物を鑑賞しに来たわけではなく、雑誌のバックナンバーを借りにきたのである。
残念ながら、目的の雑誌はここにはなく、東大阪にある府立中央図書館にあるとのこと。
取り寄せることも可能とのことだったので、利用者登録をして取り寄せを依頼した。2階受付窓口の方はとても親切で対応が良かったし、3階のカウンターでは目的の雑誌の検索もすぐにしてくれた。この暑い中をまた来なければならないのかと思うと少々へこむが、まあ、東大阪まで行かなくてもいいので幸いだったのかも。
中央公会堂
ちなみに中之島にはこの図書館のほかに、こちらもレトロな中央公会堂や・・・
東洋陶磁美術館
東洋陶磁美術館がある。
こども本の森中之島
そして、先日オープンした、かの建築家安藤忠雄氏が寄贈した”こども本の森中之島”もここ。
なかなかアーバンでありリバーフロントの雰囲気が感じられる界隈だ。
気候が良くなれば中央公会堂なども見学してみたいものです。
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