

待機電流は70mAに減少したのでバッテリーキルスイッチを切らずに1週間放置しておいた。
昨日、エンジンをかけたところ無事セルモーターは回りエンジンがかかった。
とりあえずはこれで”バッテリー上がり”は避けられることとなった。
古い車の利便性を向上しようと取り付けた各種電装品、これらの追加負荷が電力不足を起こし、暗電流増加を起こし、その対策としてICレギュレータ付きの大容量オルターネーターに交換すると、今度は燃料ポンプの制御がうまくできず、また、ワーニングランプのテスト動作ができなくなった。
暗電流増加に至ってはバッテリー上がりを引き起こしてセルが回らなくなる。ついでに言えばエンジンのパワーアップを目指してもともとは1950ccのエンジンに1800ccのヘッドを換装したために高圧縮となり、セルモーターがずいぶん重くなったという弊害もあった。
バランスの取れた、機能向上を図るのはなかなか難しいことであるというのが、この20年ほどの間にやってきたことに対する答えなのかもしれない。


