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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

五ヶ井土地改良区平成31年度初検分・用排水調整委員会

(これは4月15日(月)の記事です)
 地元、農業用水である五ヶ井、その初検分及び用排水調整委員会というのがあった。
3年前から地元の水利委員をさせてもらっているが、加えて今年度からは曇川樋門の操作員も仰せつかってしまった。地元に若い農業者がいないから致し方ないと思っている。しかし・・・
事務所
仕事はそれだけではなかった。
0レジメ
本来樋門は長雨や台風の時など出水が有ったときにゲートを開け、住宅側の雨水を河川に流下させ、河川自体に水が多い時にはゲートを閉めて住宅側への逆流を防ぐという役割であるのだが・・・
1水路起点
 私が仰せつかった曇川樋門は農業用水路の一部を兼ねており、その流量調節もやっている特殊なものであった。
そのため、本来、樋門の操作は全開か全閉しか無いのだが、ここは、堤内下流部へ農業用水を送るために微妙な開度調整が必要であるのだ。だから、先日アップした曇川樋門の写真の中には手作りの微細な開度表示の機構が付けてあったのである。
 ちなみに上の写真は五ヶ井用水路の起点である。
2水路起点出口
 話は、農業用水路に戻るが、五ヶ井用水の歴史は古い。明確な年代は分からないが戦国時代以前に遡るようである。この地を起点に、下流五ヶ村を灌漑する農業用水路なのである。
 1984年度末、加古川大堰関連事業で下流用水路の改修がされ、現在の姿になっているが、現在は県の事業である、別府川改修により、更にその姿が変わりつつある。
3検分状況
 検分、つまり現地確認か?でその日参集した用排水調整委員が幹線水路を確認してまわる。
4標柱
 余談ではあるが、起点にある小屋の中には改修工事の際に撤去されたかつての標柱が保管されていた。
5加古川大堰記念講演
 起点は国土交通省管理の加古川大堰の下流側、かつての五ヶ井堰は加古川本川の中に構築された固定堰であったが、洪水時には流下を阻害することから撤去され、加古川大堰より分水する事になった。
6草谷川伏越
これは加古川大堰の下流側に合流する草谷川を用水が越すための”伏越(ふせこし)”と呼ばれる施設、要するにサイフォンである。
7下流水路
用水路はここから約2キロ下流の曇川合流点まで続く。
8下流水路2
水路は3面コンクリート張りで、恐らく加古川大堰事業での施工ではないかと思われる。
9残っているサクラ
今年は、開花の後、少し寒い日が続いたのでまだまだサクラが残っている。
10改修記念碑
JR加古川線の神野駅近くには改修記念碑がある。
11検分風景
検分は要所、要所で行われる。
12麦畑
神野町あたりには美しい麦畑が広がっている。
13曇川合流点
ここが曇川との合流点。五ヶ井用水はここから暫く河川と一体になる。
ちなみにここまでの用水路は内水の流下にも使われており、合流点には樋門と共にポンプ施設もある。
14排水ポンプ
曇川合流点での検分。遠くに見える建物は最近増設された曇川排水機場。
15検分風景
そしてこれが増設された曇川排水機場。兵庫県の施設で、曇川で集めた内水を加古川本川に排出するためのもの。
16曇川排水機場
排水機場のすぐ下流が曇川樋門である。
18曇川樋門
五ヶ井用水路はこの地点から水路が4本に別れて、下流を灌漑することとなる。ここにある4門のゲートも操作する事になる。(人力なので少々大変そう)
19五ヶ井ゲート
また、この場所は下流の内水被害を防ぐための別府川の起点でもある。洪水時にはどのような形で流下させるのか説明を聞いていないのでわからないのだが、国交省と農水省と県、そして地元が関係するなかなか難しそうな所ではある。
20別府川起点
4本に分岐された五ヶ井用水路、別府川の改修に伴い、ここから下流部分の改修も進んでいる。別府川改修事業に付随する事業なので兵庫県の事業で工事は進んでいる。
17下流の用水路改修
 今回は平成31年度の初会合であり、私としては初めての出席であったが、随分状況がわかった。(国土交通省に在職していた時以上に係わっている様な気が・・・)出動頻度も当初予定していたよりもかなり多そうである。地元のために地道に頑張らねばと思っている。
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