
(これは4月11日(木)の記事です)
昨日の焼山寺への遍路ころがしと呼ばれる厳しい山越えに加え、焼山寺から当日の宿である阿川の植村旅館までにも山越えがあり合計4つの尾根を一日で超えた事になる。山中で遭難なんて洒落にならないので、必死に歩いた。旅館に着いたのは午後6時で、もうヘロヘロであったことは昨日書いたが、一晩寝ても左足のくるぶしの痛みは引かなかった。
宿のおばちゃんが心配してくれて自分の膏薬をくれたので貼った。この日は更に下山して集落のある所にもどる。植村旅館を出たのは七時過ぎ。我々が一番遅くなった。出掛けにおばちゃんが先達の杖だけど持っていかないかと、金剛杖を出してきてくれたがこちらは辞退した。
今日の1番目は13番大日寺。鮎喰川の左岸の県道を延々と下ってゆく。川幅も広く至るところに岩が露出し、きれいな水が流れている。岩が白っぽいので石灰岩かとS司さんに聞くと、緑色変成泥岩だとのこと。

大日寺までは10キロほどある。1時間歩いては休憩し、一生懸命歩くが、足が痛くてなかなか辛い。特に休憩したあとの出だしが辛い。歩き慣れてくるとそれほどでもないのだが。
途中車が横に止まり、中から女性がお接待だと言って、ティッシュペーパーをくれた。そして次に行く大日寺の奥の院で護摩木法要をやっている。不思議な事がよく起こるので是非とも見にいけとのことであった。まあ、足が普通なら行ってもいいけどもうリタイヤしたいと思いかけているのにな。
途中遍路の駅というトイレがありそこで休憩し、その後すぐに赤い橋を渡り道は鮎喰川右岸になる。

大日寺まで3分の2くらいまで来たところに休憩所がある。

反対車線の自転車の方から教えてもらったのだが、とてもきれいで、コーヒーセットやみかんなどが置いてある。地元の篤志家の方々が作ったもののようで、とてもありがたい。

休憩したあと、更に少し歩き、コンビニでトイレ休憩。荘司さんがパンと飲み物を買ってくれてそこでしばし休憩。その時、昨日、焼山寺でチェックイン待ちをしていた大阪の人が追いついて来た。私達が泊まった植村旅館の手前10キロの鍋岩での泊まりであったのでかなりの健脚だ。

そこからはすぐに大日寺、お参りをして、早々に14番常楽寺に向かう。約3.3キロ先。
再び橋を渡り左岸へ。

常楽寺は岩盤の上に立っている。なかなか見応えのある雰囲気なのだが、足の痛い私にとってはこの凹凸のある岩畳みを歩くのは拷問に近い!ヒェー!

更に800メートルで15番国分寺。のどかな道で歩いていて楽しい。足さえ痛くなければ。

国分寺は本堂が修復中で大屋根が掛かっていた。

かつてこの寺はボロボロであり、廃材などで補修していたそうで、建築詐欺に引っかかってしまったとのこと。国分寺は歴史的なお寺であり、文化財として保護されるべき物だと思うがそうでもないのだろうか?

国分寺横の田圃にはレンゲが咲いていて、かつて住んでいた奈良の橿原を歩いているような雰囲気がある。

16番観音寺へは3.5キロ。もう足が限界なので、きょうはその後の17番井戸寺はパス。

バス路線まで出て徳島市内に一旦戻って養生することにする。S司さんはそのまま行程通り進み、夕方宿で落合う事にする。
国道192号まで出てバスを待つ。徳島駅前まで約20分。歩けば長いんだけどねー。

(2019年4月11日(木)4日目)
7:28 植村旅館出発
徒歩(12Km 4時間10分)
(10:35 おやすみなし亭休憩所で休憩)
11:38 13番大日寺参拝
12:05 13番大日寺出発
徒歩(3.3Km 35分)
12:40 14番常楽寺参拝
13:10 14番常楽寺出発
徒歩(0.8Km 16分)
13:26 15番国分寺参拝
13:50 15番国分寺出発
徒歩(2.2Km 30分)
14:20 16番観音寺参拝
14:50 16番観音寺出発
徒歩(1.2Km 20分)
15:17 国道192号 早渕バス停・・・(17番井戸寺は取りやめ)
バス(7.5Km 20分)
16:00 東横イン眉山口
(徳島市内で宿泊)
東横イン 徳島駅眉山口
〒770-0905
徳島市東大工町2-7 TEL:088-655-5151
4日目全歩行距離19.5Km
昨日の焼山寺への遍路ころがしと呼ばれる厳しい山越えに加え、焼山寺から当日の宿である阿川の植村旅館までにも山越えがあり合計4つの尾根を一日で超えた事になる。山中で遭難なんて洒落にならないので、必死に歩いた。旅館に着いたのは午後6時で、もうヘロヘロであったことは昨日書いたが、一晩寝ても左足のくるぶしの痛みは引かなかった。
宿のおばちゃんが心配してくれて自分の膏薬をくれたので貼った。この日は更に下山して集落のある所にもどる。植村旅館を出たのは七時過ぎ。我々が一番遅くなった。出掛けにおばちゃんが先達の杖だけど持っていかないかと、金剛杖を出してきてくれたがこちらは辞退した。
今日の1番目は13番大日寺。鮎喰川の左岸の県道を延々と下ってゆく。川幅も広く至るところに岩が露出し、きれいな水が流れている。岩が白っぽいので石灰岩かとS司さんに聞くと、緑色変成泥岩だとのこと。

大日寺までは10キロほどある。1時間歩いては休憩し、一生懸命歩くが、足が痛くてなかなか辛い。特に休憩したあとの出だしが辛い。歩き慣れてくるとそれほどでもないのだが。
途中車が横に止まり、中から女性がお接待だと言って、ティッシュペーパーをくれた。そして次に行く大日寺の奥の院で護摩木法要をやっている。不思議な事がよく起こるので是非とも見にいけとのことであった。まあ、足が普通なら行ってもいいけどもうリタイヤしたいと思いかけているのにな。
途中遍路の駅というトイレがありそこで休憩し、その後すぐに赤い橋を渡り道は鮎喰川右岸になる。

大日寺まで3分の2くらいまで来たところに休憩所がある。

反対車線の自転車の方から教えてもらったのだが、とてもきれいで、コーヒーセットやみかんなどが置いてある。地元の篤志家の方々が作ったもののようで、とてもありがたい。

休憩したあと、更に少し歩き、コンビニでトイレ休憩。荘司さんがパンと飲み物を買ってくれてそこでしばし休憩。その時、昨日、焼山寺でチェックイン待ちをしていた大阪の人が追いついて来た。私達が泊まった植村旅館の手前10キロの鍋岩での泊まりであったのでかなりの健脚だ。

そこからはすぐに大日寺、お参りをして、早々に14番常楽寺に向かう。約3.3キロ先。
再び橋を渡り左岸へ。

常楽寺は岩盤の上に立っている。なかなか見応えのある雰囲気なのだが、足の痛い私にとってはこの凹凸のある岩畳みを歩くのは拷問に近い!ヒェー!

更に800メートルで15番国分寺。のどかな道で歩いていて楽しい。足さえ痛くなければ。

国分寺は本堂が修復中で大屋根が掛かっていた。

かつてこの寺はボロボロであり、廃材などで補修していたそうで、建築詐欺に引っかかってしまったとのこと。国分寺は歴史的なお寺であり、文化財として保護されるべき物だと思うがそうでもないのだろうか?

国分寺横の田圃にはレンゲが咲いていて、かつて住んでいた奈良の橿原を歩いているような雰囲気がある。

16番観音寺へは3.5キロ。もう足が限界なので、きょうはその後の17番井戸寺はパス。

バス路線まで出て徳島市内に一旦戻って養生することにする。S司さんはそのまま行程通り進み、夕方宿で落合う事にする。
国道192号まで出てバスを待つ。徳島駅前まで約20分。歩けば長いんだけどねー。

(2019年4月11日(木)4日目)
7:28 植村旅館出発
徒歩(12Km 4時間10分)
(10:35 おやすみなし亭休憩所で休憩)
11:38 13番大日寺参拝
12:05 13番大日寺出発
徒歩(3.3Km 35分)
12:40 14番常楽寺参拝
13:10 14番常楽寺出発
徒歩(0.8Km 16分)
13:26 15番国分寺参拝
13:50 15番国分寺出発
徒歩(2.2Km 30分)
14:20 16番観音寺参拝
14:50 16番観音寺出発
徒歩(1.2Km 20分)
15:17 国道192号 早渕バス停・・・(17番井戸寺は取りやめ)
バス(7.5Km 20分)
16:00 東横イン眉山口
(徳島市内で宿泊)
東横イン 徳島駅眉山口
〒770-0905
徳島市東大工町2-7 TEL:088-655-5151
4日目全歩行距離19.5Km
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