
(これは4月8日(月)の記事です。ホントは毎日の行程が終わった後、宿で書こうとおもっていたのですが、とても疲れてそれどころではありませんでした。と言うことで、第一ステージを昨日終了し帰宅しましたので今、書いている所です)
前泊した徳島駅前のアパホテルを6時50分に出発。JR高徳線にのり、板東駅までゆく。ここがスタートとなる。

高徳線はローカルな雰囲気で二両編成。私達三人の他に夫婦連れ、そして山伏の姿の若者が一人、若い女性一人、遍路旅と思われる人はこれだけであった。

JR高徳線板東駅到着、「お遍路を世界遺産に」という幟が翻っている。

約850メートルで1番霊山寺、道しるべやグリーンロードがある。

門前右のお遍路グッズ売場でまず、参拝用品の買い物。袖無しの白衣、輪袈裟、納経帳などを購入、納経札は北川さんからいただく。ちなみにロウソク、線香、数珠などは自宅から持参した。ここの売場ではミカンを二ついただいた。お接待とのこと。

その後1番目の霊山寺に参る。境内にはまだサクラが残り、電車で一緒だった山伏の法螺貝の音がひびき渡っていた。

鐘もつきました。

山伏の人は兎に角ペースが速い!

所々にこんな案内板があります。

沿道には桃の花。このあたりは産地とのこと。

霊山寺の次は約1キロで2番極楽寺、

4月8日、折しもこの日はお釈迦様の花祭りの日。ちさなお釈迦様の像に甘茶をかけて供養するのだ。本堂前には美しい花で祭壇が飾り付けられ、甘茶の容器が置いてある。若いお坊さんが、どうぞいくらでもペットボトルなどに詰めて持っていってくださいと巨大な薬缶で甘茶を振る舞ってくれた。
もうひとつ、ここには「長命杉」と言われる巨大な杉の木がある。自分は巨木の生命力を信仰しているので、巨木が有れば必ず触り、その精気を感じるようにしている。まあ、そう思い込んでいるだけなのかも知れないが、生命力がいくらかでもいただけるのではないかとの思いからなのだ。

その後、2.7キロで3番金泉寺、ここには立派な八角堂があった。また、金泉寺の名前の元となる井戸(泉)があり、上からのぞき込んではっきりと自分の顔が映ると長寿とのこと。私も荘司さんもはっきりと映っていましたね。(憎まれ者何とやら?)

次は少々距離がある。5.1キロで4番大日寺。道すがら結構サクラが残っている。他にユキヤナギやモモの花も。

その後、山間のバイパスのような道も通る。巨大な大塚製薬の工場がある。

途中、「藍染庵」というのがある。戦時中藍染めを保護するため禁止されていた藍を密かに栽培し、今に伝えた岩田ツヤコさんを顕彰した施設と石碑である。徳島の藍染めは地元の特産物になっている。

藍染庵を過ぎると、道はあぜ道や山道となり、徳島自動車道の高架を潜ると、とてものどかな田舎の風景となる。そしてまもなく大日寺に着く。

約2キロで5番地蔵寺参拝。

参拝は一箇所当たり30分くらい。手を洗い口をすすいで鐘を付き、本堂と大師堂で般若心経を唱えてから納経所で印をもらうのである。

ここには樹齢800年の大銀杏がある。例に漏れず、触れさせてもらう。

ここではバイク遍路を見た。ホンダスーパーカブで、ザックや杖、笠を結わえて走り去った。回り方は色々ですね。

へんろ道にはいろんな道しるべがある。また後日、道しるべ特集を書きますが、江戸時代末期から昭和あたりまでの者が多いようで、昨今は電柱や標識中にステッカータイプの物がはってあります。

また、このような休憩所が時たまあります。とても有りがたいです。

この日最後は地蔵寺より5.3キロの6番安楽寺、お参りをして本日の行程は終わり。Sさん、Kさん、そして私も元気に歩けました。

宿泊は安楽寺宿坊である。ここは温泉山というくらいで温泉がある。温泉に入り、夕食を頂いてからお務めがある。事前に別室で説明を聞いてから、御札や護摩木などに名前や祈願主旨を書き、本堂で読経、その後本堂の奥にある川にロウソクを浮かべ、おふだを楠の小枝に結わえ付けたものを砂に挿して祈る。その後護摩木を火に焚べ、黄金色をした観音様の周りを3回まわってお努めは終了である。
本堂では御本尊に触らせてもらい、回遊してきた大師堂では弘法大師の像に触れさせてもらえる。ある意味大サービスなのである。まあそれがために宿泊費も高いのかも知れないが。
ちなみに夕食は精進料理である。徳島名物の「そば飯汁」とのこと。
(2019年4月8日(月)1日目の行程)
6:50 徳島駅前のアパホテル出発
7:00 JR徳島駅
7:09 JR徳島駅発
JR高徳線(高松行き)
7:38 板東駅着
徒歩(850m 15分)
7:53 1番霊山寺到着
(門前のお店で遍路グッズを購入します)
(お遍路スタート!)
8:06 1番霊山寺参拝
8:35 1番霊山寺出発
徒歩(1Km 15分)
8:50 2番極楽寺参拝
9:20 2番極楽寺出発
徒歩(2.7Km 50分)
10:07 3番金泉寺参拝
10:37 3番金泉寺出発
徒歩(5.1Km 1時間40分)
(11:53 藍染庵)
12:15 4番大日寺参拝
(非常食補給)
12:45 4番大日寺出発
徒歩(2.0Km 30分)
13:17 5番地蔵寺参拝
14:00 5番地蔵寺出発
徒歩(5.3Km 1時間47分)
(14:50 だいせん食堂で昼食)
15:47 6番安楽寺参拝
16:15 6番安楽寺参拝終了
(安楽寺宿坊で宿泊)
〒771-1311 徳島県板野郡上板町引野字寺の西北8
088-694-2046
(1泊2食付き7200円 夕食18時)
1日目全歩行距離16.1Km
前泊した徳島駅前のアパホテルを6時50分に出発。JR高徳線にのり、板東駅までゆく。ここがスタートとなる。

高徳線はローカルな雰囲気で二両編成。私達三人の他に夫婦連れ、そして山伏の姿の若者が一人、若い女性一人、遍路旅と思われる人はこれだけであった。

JR高徳線板東駅到着、「お遍路を世界遺産に」という幟が翻っている。

約850メートルで1番霊山寺、道しるべやグリーンロードがある。

門前右のお遍路グッズ売場でまず、参拝用品の買い物。袖無しの白衣、輪袈裟、納経帳などを購入、納経札は北川さんからいただく。ちなみにロウソク、線香、数珠などは自宅から持参した。ここの売場ではミカンを二ついただいた。お接待とのこと。

その後1番目の霊山寺に参る。境内にはまだサクラが残り、電車で一緒だった山伏の法螺貝の音がひびき渡っていた。

鐘もつきました。

山伏の人は兎に角ペースが速い!

所々にこんな案内板があります。

沿道には桃の花。このあたりは産地とのこと。

霊山寺の次は約1キロで2番極楽寺、

4月8日、折しもこの日はお釈迦様の花祭りの日。ちさなお釈迦様の像に甘茶をかけて供養するのだ。本堂前には美しい花で祭壇が飾り付けられ、甘茶の容器が置いてある。若いお坊さんが、どうぞいくらでもペットボトルなどに詰めて持っていってくださいと巨大な薬缶で甘茶を振る舞ってくれた。
もうひとつ、ここには「長命杉」と言われる巨大な杉の木がある。自分は巨木の生命力を信仰しているので、巨木が有れば必ず触り、その精気を感じるようにしている。まあ、そう思い込んでいるだけなのかも知れないが、生命力がいくらかでもいただけるのではないかとの思いからなのだ。

その後、2.7キロで3番金泉寺、ここには立派な八角堂があった。また、金泉寺の名前の元となる井戸(泉)があり、上からのぞき込んではっきりと自分の顔が映ると長寿とのこと。私も荘司さんもはっきりと映っていましたね。(憎まれ者何とやら?)

次は少々距離がある。5.1キロで4番大日寺。道すがら結構サクラが残っている。他にユキヤナギやモモの花も。

その後、山間のバイパスのような道も通る。巨大な大塚製薬の工場がある。

途中、「藍染庵」というのがある。戦時中藍染めを保護するため禁止されていた藍を密かに栽培し、今に伝えた岩田ツヤコさんを顕彰した施設と石碑である。徳島の藍染めは地元の特産物になっている。

藍染庵を過ぎると、道はあぜ道や山道となり、徳島自動車道の高架を潜ると、とてものどかな田舎の風景となる。そしてまもなく大日寺に着く。

約2キロで5番地蔵寺参拝。

参拝は一箇所当たり30分くらい。手を洗い口をすすいで鐘を付き、本堂と大師堂で般若心経を唱えてから納経所で印をもらうのである。

ここには樹齢800年の大銀杏がある。例に漏れず、触れさせてもらう。

ここではバイク遍路を見た。ホンダスーパーカブで、ザックや杖、笠を結わえて走り去った。回り方は色々ですね。

へんろ道にはいろんな道しるべがある。また後日、道しるべ特集を書きますが、江戸時代末期から昭和あたりまでの者が多いようで、昨今は電柱や標識中にステッカータイプの物がはってあります。

また、このような休憩所が時たまあります。とても有りがたいです。

この日最後は地蔵寺より5.3キロの6番安楽寺、お参りをして本日の行程は終わり。Sさん、Kさん、そして私も元気に歩けました。

宿泊は安楽寺宿坊である。ここは温泉山というくらいで温泉がある。温泉に入り、夕食を頂いてからお務めがある。事前に別室で説明を聞いてから、御札や護摩木などに名前や祈願主旨を書き、本堂で読経、その後本堂の奥にある川にロウソクを浮かべ、おふだを楠の小枝に結わえ付けたものを砂に挿して祈る。その後護摩木を火に焚べ、黄金色をした観音様の周りを3回まわってお努めは終了である。
本堂では御本尊に触らせてもらい、回遊してきた大師堂では弘法大師の像に触れさせてもらえる。ある意味大サービスなのである。まあそれがために宿泊費も高いのかも知れないが。
ちなみに夕食は精進料理である。徳島名物の「そば飯汁」とのこと。
(2019年4月8日(月)1日目の行程)
6:50 徳島駅前のアパホテル出発
7:00 JR徳島駅
7:09 JR徳島駅発
JR高徳線(高松行き)
7:38 板東駅着
徒歩(850m 15分)
7:53 1番霊山寺到着
(門前のお店で遍路グッズを購入します)
(お遍路スタート!)
8:06 1番霊山寺参拝
8:35 1番霊山寺出発
徒歩(1Km 15分)
8:50 2番極楽寺参拝
9:20 2番極楽寺出発
徒歩(2.7Km 50分)
10:07 3番金泉寺参拝
10:37 3番金泉寺出発
徒歩(5.1Km 1時間40分)
(11:53 藍染庵)
12:15 4番大日寺参拝
(非常食補給)
12:45 4番大日寺出発
徒歩(2.0Km 30分)
13:17 5番地蔵寺参拝
14:00 5番地蔵寺出発
徒歩(5.3Km 1時間47分)
(14:50 だいせん食堂で昼食)
15:47 6番安楽寺参拝
16:15 6番安楽寺参拝終了
(安楽寺宿坊で宿泊)
〒771-1311 徳島県板野郡上板町引野字寺の西北8
088-694-2046
(1泊2食付き7200円 夕食18時)
1日目全歩行距離16.1Km
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