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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

SSGについて

 前の記事ではいきなり蓋を開けている写真を載せてしまったので、少し戻って前面パネルなど。
電源部はすでに撤去している状況です。
前面パネル
結構大きいです。
銘板
これが銘板。1980年製。もう38年前の機械だ。右には電電公社の印が。
稼動時間
稼動時間はわずか1時間?
ユニット方式
内部は全てユニット方式です。
接続は同軸ケーブル
ユニット間の接続はシールドケーブルか同軸ケーブル。
同軸管
場所によっては同軸管も使われていますね。
同軸コネクタ
これは同軸のコネクタ。
贅沢な作り
N型コネクタの内側も同軸管で配線(配管?)されている。真ん中の丸いのは出力信号のインピーダンス切り替えのための同軸リレー。その左は出力レベル粗調整のロータリースイッチ。ベベルギア駆動である。右上の銘板が貼ってあるのが出力微調整のポテンショメータ。更にその横はN型コネクタの内側についているインピーダンス整合器ですね。なんとも贅沢な作りです。
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コメントコメント


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プロとアマ

過去の商売柄も有りますがアドバンテストのスペアナやらYHPのSSG等が有りますがもうアマチュア無線機とは比較にならない手の込んだ贅沢な作りになってますね、まあ測定器なので当たり前かと受信機に目を移すと??手許には何故かジャンクながら海外航路等で活躍したJRCのNRD72が有りますがやはりアマチュア無線機とは全然違う。
プロ用の受信機はその当時随一陸との連絡手段であり大袈裟では無く命がかかっている訳ですから「壊れましたけど」では済まされないのでこれも当たり前と言えば当たり前。
 ただそんな世界を見ちゃうとアマチュア無線機に興味が無くなってしまいます。

うんちく | URL | 2018年11月18日(Sun)10:41 [EDIT]


うんちくさん
 もう40年ほど前の事ですが、某外国航路の船舶の無線室を見学した事があります。JRCのNRDシリーズだと思われる受信機がありました。1台はメインの受信機で同調はモータードライブでメインダイヤルがグルグルまわるもの。もう一台はサブの受信機で同じくJRCのやつでした。私がまだ外国航路の通信士を目指していた頃です。
 しかしながら、私が就職する年は海運業の大不況で大手海運会社が潰れた年でした。外国航路の船舶通信士の求人は皆無で、唯一マグロ漁船が1名求人しているのみでしたね。
 結局仕方がないので今の職場に就職したわけなんですが、なかなか人生って思うように行かないものです。

四方山果無 | URL | 2018年11月18日(Sun)15:34 [EDIT]