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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

やし酒飲み(エイモス・チュツオーラ)

 作家“西かなこ”さんもオススメのアフリカ文学です。10歳からやし酒を飲む事しかしなかった主人公が自分専属のやし酒作りが死んだ事から死者の国まで探しに行くというストーリー。
やし酒飲み

 延々と続く旅の過程で出会う色々な精霊、悪魔、動植物、魑魅魍魎、もう何でもありの想像の世界。主人公自身もジュジュという魔法を使う事により、鳥になったり、石になったりと自由自在に変身が出来る。ある時は大変な資産持ちになり、また別の場面では一文無しになり食べる物もままならない状況になったり、森の精霊に苦しめられたり、赤ん坊の死者の霊に苦しめられたりという過酷な旅を続けるのである。まあ、はっきり言って物語り自体は破綻していると思うが、恐らく民話伝承を集めたものも創作の中にくっつけて有るのではないかと思う、その想像力は自由自在で素晴らしいものがあると思う。
 アフリカ一番の名作と言われているこの作品はどこかその永遠性においてはかのガルシア・マルケスの「百年の孤独」に通じる所がある。

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