
樋門の管理も今年の最終日となった。

当番の日は適度にゲートを開けて、上流に溜まった泥を流している。
少し気になるのが普通の樋門では常時は全開状態で人為的に放流量を変えることはない。しかし、曇川樋門はずっと昔から農業用水の調節を兼ねているために流量変更を行っている。樋門の試験日などには最大3.7t/sの取水量をいきなり本川に放流することになる。警報装置など何もなく、監視カメラはあるが、上屋の中では見ることが出来ない。また、ゲート直下流も見えない。放送装置や回転灯など放流時に注意喚起する設備を設けるべきだと思う。ちなみに県管理の曇川排水機場の放水路には放送装置があり注意喚起をしている。

放水路にはいつもアオサギが居る。もう白い大きなサギの姿が見えなくなったので渡っていったのだろう。

こちらは内水側の河川である曇川。加古川大堰で取水した農業用水はこの曇川に合流させ樋門に至る。

曇川樋門に隣接して五ヶ井用水のゲートが4門。こちらも五ヶ井土地改良区からの受託で管理している。

4つの水路により、灌漑期には加古川市内の水田を潤している。今の時期は維持用水のみ。

こちらは樋門上屋の中。ゲートの巻き上げ機や内外水位表示、予備発電機などがある。電話応答通報装置は現在機能休止中?

樋門管理をするうえで重宝させてもらっているのがこれ。
少し上流にある兵庫県管理の曇川排水機場に設置されたウェブカメラ。スマホで閲覧している。上段の水位より約1.15m引いたものが曇川樋門地点の内水位となる。排水機場の保守業者様のご厚意により閲覧させてもらっているのだ。

実は曇川樋門の内外水位表示も樋門上屋の中にあるのだ。これが直接見れるウェブカメラを設置してほしいものです。上記の換算では流量やポンプ稼働によっては誤差が結構出るし、何も県の設備(しかも保守業者さんの設備)を閲覧させてもらわなくてもいいのにと思う。

樋門の機側操作盤内の開度表示。この樋門では農業用水路へ送る流量をこの樋門のゲート開度を調節して管理している。
目標水位が時期ごとに定められており、1センチ単位の結構シビアな操作を行っているのだ。
(なのに開度表示はとても見えにくいところに設置されているのだ。)

幸い今年も大きな出水はなく、平和な樋門管理でした。
樋門操作員を受託して3年目になる。今までにも必要最小限の事は管理者である姫路河川国道事務所には伝えてきたけど、前記した水位が見れるウェブカメラの設置や見やすい位置への開度表示の移設とか、放流警報装置の設置など、操作遅れや事故が起きる前に対策してほしいと思っている。”話そうはりま”をスローガンにしておられるのだから話しましょ。

当番の日は適度にゲートを開けて、上流に溜まった泥を流している。
少し気になるのが普通の樋門では常時は全開状態で人為的に放流量を変えることはない。しかし、曇川樋門はずっと昔から農業用水の調節を兼ねているために流量変更を行っている。樋門の試験日などには最大3.7t/sの取水量をいきなり本川に放流することになる。警報装置など何もなく、監視カメラはあるが、上屋の中では見ることが出来ない。また、ゲート直下流も見えない。放送装置や回転灯など放流時に注意喚起する設備を設けるべきだと思う。ちなみに県管理の曇川排水機場の放水路には放送装置があり注意喚起をしている。

放水路にはいつもアオサギが居る。もう白い大きなサギの姿が見えなくなったので渡っていったのだろう。

こちらは内水側の河川である曇川。加古川大堰で取水した農業用水はこの曇川に合流させ樋門に至る。

曇川樋門に隣接して五ヶ井用水のゲートが4門。こちらも五ヶ井土地改良区からの受託で管理している。

4つの水路により、灌漑期には加古川市内の水田を潤している。今の時期は維持用水のみ。

こちらは樋門上屋の中。ゲートの巻き上げ機や内外水位表示、予備発電機などがある。電話応答通報装置は現在機能休止中?

樋門管理をするうえで重宝させてもらっているのがこれ。
少し上流にある兵庫県管理の曇川排水機場に設置されたウェブカメラ。スマホで閲覧している。上段の水位より約1.15m引いたものが曇川樋門地点の内水位となる。排水機場の保守業者様のご厚意により閲覧させてもらっているのだ。

実は曇川樋門の内外水位表示も樋門上屋の中にあるのだ。これが直接見れるウェブカメラを設置してほしいものです。上記の換算では流量やポンプ稼働によっては誤差が結構出るし、何も県の設備(しかも保守業者さんの設備)を閲覧させてもらわなくてもいいのにと思う。

樋門の機側操作盤内の開度表示。この樋門では農業用水路へ送る流量をこの樋門のゲート開度を調節して管理している。
目標水位が時期ごとに定められており、1センチ単位の結構シビアな操作を行っているのだ。
(なのに開度表示はとても見えにくいところに設置されているのだ。)

幸い今年も大きな出水はなく、平和な樋門管理でした。
樋門操作員を受託して3年目になる。今までにも必要最小限の事は管理者である姫路河川国道事務所には伝えてきたけど、前記した水位が見れるウェブカメラの設置や見やすい位置への開度表示の移設とか、放流警報装置の設置など、操作遅れや事故が起きる前に対策してほしいと思っている。”話そうはりま”をスローガンにしておられるのだから話しましょ。
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