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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

エンジン再々稼働

雨だし、コロナ禍だし、一番安全なのはガレージでレストア作業でしょうね。
再々組み立て
先日、友人の協力を得て(大半はやってもらって)押し込んだ2番シリンダー、その後、ヘッドを組み付け、タペット調整をし、三度目の補機を装着した。
コンプ測定
今回ピストンリングを交換した2番シリンダーのコンプレッションを測ると8.2kgf/m2。以前は8.5あったが、とりあえずは規定値をクリアしているので良しとしましょう。
その後、エンジン再々稼働。前回は稼働するも、1分ほどで止まってしまったのだが、今回は友人のアドバイスも受け、ボリュームコントロールバルブを3回転、バイパスバルブを4回転開いて連続稼働に至りました!
シュラウドをつけていないのと、ダイナモも未装着なので適当に止めると、以前は右バンクから油煙のようなものがあがっていたのが、今回は左バンクから出る。シリンダやヒートエクスチェンジャにこぼれたオイルが原因のようです。
見なかったことに・・・と思いつつも、エンジンの下回りを見ると・・・
ああっ・・・・一か所オイル漏れを発見してしまいました(涙)
オイル漏れ発見
右バンクのクランクケース中央下のボルトからです。
またまた課題がでてきてしまいました。

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五ヶ井農業用水路清掃

今日は雨の中農業用水路の清掃を実施した。
軽トラ軍団
農家の足、軽トラが集まる。
参集したのは水利委員、農会役員の総勢約8名(ちょっと不正確)
清掃前
場所はJR加古川線神野駅の近く。
加古川大堰で取水した水が流れてくる、五ヶ井土地改良区の農業用水路、”ごうのがわ”という呼び名らしい。
清掃後
水路は五ヶ井用水を利用している加古川市内の各集落で清掃する場所が決められており、コンクリート杭で示されている。
清掃前2
今年は土砂もあまり無く、垂れ下がってきている樹木の枝や、灌木の撤去を行った。
清掃後2
”雨天決行”とのことだったのでカッパ、長靴で作業したが、雨の中の作業はなかなかつらいですね。
草刈り前
こちらは隣接する五ヶ井用水の記念碑。この周りも草刈りする。ここは大野水利組合ではなく、五ヶ井土地改良区の管理エリアだけど、何んでだかやっているよう?
草刈り後
約1時間の作業で結構すっきりしました。
でも、いつも思います・・・
”今はまだいい、しかしこの先、誰が担ってくれるのか?”

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種籾の発芽促進

(これは4月27日のことです)
今年も種籾を浸ける時期になりました。
種籾
過去のブログを見ていると毎年おんなじ事を書いている。くる年もくる年も同じことをしているんだなと思う。
種籾2
そして気が付けば、我が家の周辺では稲作りを種まきからやっているのは自分のほかに1軒だけとなっているようだ。
ポリバケツ
手間のかかる苗代作り、毎日の水管理、もうそんな面倒な作業はすっとばして、農協から苗を購入する方が手っ取り早い。
水投入
まあそうなんですけどね。機械植えではあるけど、苗代作りも一つの文化かと・・・。
放置
今年もまた種まきまでの間、気温を気にする日々が続きます。

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ピストンリング装着

(4月25日の記事です)
先日、クランクケースのスタッドボルト穴がなめてしまい、その修復が出来たと思ったら今度はオイルリングを折損してしまった。
ピストンリングセットを購入したので気を取り直してリング交換から再開。今日も高校の同級生の整備士学校教諭にフォロー(実際は大半やってもらった)を頼む。
まずは先日苦労してはめ込んだコンプレッションリングの取り外し。専用工具が無いのでスナップリングプライヤで外す。
取り外し1
無事外れましたー。
外した
そしてリング溝の清掃、折れたオイルリングでスラッジを掻き落とす。
リング溝清掃
これが買ったピストンリング。4気筒分の3種類のリングがセットになっている。ボア83ミリ用。
新リング
リングにはヘッド側を示す”TOP”の印刷あり。
購入したリング
装着前に合い口隙間を測る。新品は0.007~0.09mmとのことだが、かなり狭い。狭ければリングを削れと説明書には書いてある。
合い口隙間測定
この合い口隙間とはピストンリングがシリンダーの中で摺動するときに、リングの端部同士の隙間が規定の間隔を持っていないとまずいのだ。広すぎると圧縮漏れが起こり、狭すぎると熱膨張により、端部が当たり、シリンダ摺動の摩擦が大きくなる。
この黄色い矢印の隙間がそれ。
合い口隙間2
新旧のリングを測定していてリング幅の違いに気付いた。新たに購入したコンプレッションリングは既存のものより薄いのだ。ピストンリングとリング溝の隙間も基準値があり、新しいものはその基準値より大幅に隙間が広いのだ。1500ccエンジンのリングはこれしか販売リストに無かったのに??
薄い
幸い壊してしまったオイルリングは新しいものとの幅が同じだったので新しいものを使用し、コンプレッションリング2本は以前のものを使用する。念のためにこちらも合い口隙間を測ってみると、TOPは0.08mm、2ndは0.06mmで摩耗限度値0.12mmより小さかった。
リング装着
リング装着は慎重にやる(やってもらう)
装着完了
無事装着出来ました。
さてこれでようやく先日のリングを折った時点に戻りました。
これからが一番難しい(と自分が思う)作業です。シリンダ挿入です。
前回使用したトタン板を今回も使用してピストンリングを押さえます。ピストンやリングに十分にオイルを塗り、今回はトタン板をバイスクリップで固定して、シリンダに木片を当て、均等にプラハンで優しく叩き込みます。コンプレッションリング2枚は意外と簡単なんですが、オイルリングが難しいですね。
今回は無事挿入できました。(作業に没頭したため写真はありません)
シリンダ挿入
これで、ヘッドの装着になるのですが、先日ヘッドを外した時に気になっていた1番シリンダの縦傷を再確認。結構深い傷です。傷は燃焼室にも入っているので、ピストン摺動により付いたものではないと考えられます。幸いな事に傷はピストンリングの2番目あたりではほぼ消失しているのでコンプレッションは正常だったと思われます。
シリンダの傷
さて、今回、ピストンリングと共に購入した消耗品があります。オイル口の紙ガスケット、インマニのアルミガスケット、そしてロッカーアーム取り付けスタッドボルトの根元に挿入するオイルシールです。先日ロッカーアームを取り付ける時には全く気付かなかったのですが、このスタッドボルトの根元にはゴム製のオイルシールを入れることになっていました。
消耗品
ということで今回はオイルシールを挿入しました。これがはいっていない左バンクも再度外して入れることになります。初めての作業ですので手戻りばかりですが、組み付け作業やタペット調整の速度はずいぶん早くなりました(苦笑)
ヘッドのオイルシール
ヘッド装着完了です!
ヘッド装着完了
前回、気になっていたプッシュロッドパイプの継ぎ目もすべてシリンダ側に向けました。
あと一息で再々稼働です!
パイプ

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シリンダガスケットの切り出しをした

先日、不幸にも2番シリンダのオイルリングを折ってしまったという事は正直に白状したのだが・・・実はもう一つ、失敗をやらかしていたのだ。
ガスケット切り出し
そう、これです。細心の注意を払ってシリンダのベースにあるガスケットを傷つけないように作業をしていたのですがねー。
ガスケット装着
でもまあ、破ってしまったものは仕方がない。(いつの場合も責任をとらねばならない)
いつもの”平四”のカタログからガスケットを探すが見つからず。
仕方がないので、ガスケットの紙から切り出しました。
明日は、ピストンリングを交換し、シリンダー内に収める予定です。

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ジャガイモに追肥

ジャガイモに追肥した。
追肥1
今年は結構成長が早くて、追肥がしづらい。
こんな風に黒マルチを片方ずつめくりあげ、ピンで反対側に固定して手前の畝の肩に追肥するのである。
白く見えているのが肥料です。
「ジャガイモはアホやから硫安やるだけで芋が大きく成るねん」と昔の人は言っていたようだけど、本を読んでみると、芋が大きくなるためにはカリウムが必要とのこと。硫安は「硫酸アンモニウム」で窒素の肥料なのである。
追肥2
という事で今年は例年とは趣を変えて、別の肥料を投入する。え?何を入れたって?収穫の量を見てから回答させていただきます。
回答が無い場合は収穫が芳しく無かったということですので・・・(苦笑)

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葉山椒を購入

(これは4月18日の事です)
葉山椒
葉山椒がホームセンターにあったので買ってきた。
その昔、うちにも山椒の木があったのだが、いつの間にか消滅してしまった。
とても残念に思っていて、どこかで苗木を見かけたら購入しようとおもっていたのだった。
本当は実山椒が欲しかったのだが、まあ、葉山椒だけでもとりあえずあれば・・・。
あとはどこかからタケノコがやって来るのを待つばかり。

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草刈り機の保守

(昨日の記事です)
ピストンリングを折ってしまったし、ワーゲンエンジンは置いといて、気分を変えて別の作業を・・・
草刈り機
一緒に樋門操作員をしているYさんより、草刈り機の調子がいまいちなので見てくれとのことだったので2台預かって来た。
はは、あんまり気分転換にはならないかも(苦笑)
清掃・注油
1台目はまだ新しい、混合油10:1のもの。かかるけど、すぐ止まってしまうとのこと。難なくエンジンはかかり、長く回しても止まらないよ。
グリスアップ
キャブをばらす必要もなさそうなので、エアクリーナー、スロットル周りの清掃・注油、プラグ点検、ベベルギヤへのグリスアップを実施。排気口のつまりは無し。エアクリーナーは結構な泥やゴミが付いていたのできれいに清掃した。
2台目
2台目はエアクリーナーが付いていなかったので、手持ちのスポンジを切って挿入。
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こちらも清掃、注油、グリスアップ、プラグ清掃、マフラーの清掃を行い、稼働試験。止まることもないのでたぶんエアクリーナーが無かったため、でゴミでもかんだのかも。
 出来る事はこれくらいなので完了です。

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スタッドボルトの修復

(昨日の記事です)
以前、右バンクのシリンダヘッド交換の際に2番シリンダの下手前のスタッドボルトのナットにトルクが掛からないと言ったが、よく見るとスタッドボルトの根元にねじ山が見える。そしてそれが徐々に増えてきた。クランクケースはアルミであるので、必要トルクに耐えられなかったのでなめてしまったのだろう。フォルクスワーゲンの部品を多く取り扱っているかの”平四”という業者のカタログを見ていると、まるで標準品のように修復キットが売られている。そもそも強度的に弱い部分なのだろう。
スタッド抜け
ナットを締め続け、スタッドボルトを抜き出す。
ねじ山には破壊されたクランクケースのアルミ片が残っています。
スタッド
修復方法としてはヘリサート(商品名?)と言うものを使います。
これは元々のねじ山より大きい穴を開け、ねじ山を切って、そこにステンレス製の針金をコイル状にしたものを挿入し、その内径が元のねじ径と同じになるというものです。これを施工しようとすると、空冷フィンが付いたシリンダーが邪魔になるため一旦外す必要があるのです。
シリンダ抜き取り
まさかシリンダーまで外すことになろうとは・・・
ということで、シリンダーを外し、じゃまになるピストンも釣り上げ、クランク室へ切りくずが入らないように養生してと、
ヘリサートキット
こいつが、ヘリサートのキット。8000円余りもしました。
ドリル、タップ、挿入器具、先端部の折り取り工具、そしてヘリサート本体が10個。今回のねじはM10です。
削孔
まずは削孔。ヘリサートの外径ねじが切れる大きさです。11ミリほどのドリルです。
タップ立て
そして開けた穴に付属のタップでねじ切り。注油しながら慎重にやります。
ねじ切り完了
ねじ切り完了。きれいなねじが切れました。でも奥に残った切りくずはクランク室に入ってしまうなー。
ヘリサート挿入
ヘリサート挿入。ねじロックを併用します。
完了
挿入器具を噛ませる部分を磁石付きの器具で折り取って修復完了!うまく行きましたー。初めてにしては上出来!
スタッド復帰
スタッドボルトをダブルナットを噛ませて元通りねじ込みます。こちらにもねじロックを塗っておきます。
シリンダ組み付け
そしてシリンダーを元に戻すのですが・・・・
トタン板で作ったピストンリング押さえで順番にリングを押さえつつ、シリンダーを押し込んで行く。
コンプレッションリングは2本入りました。しかしオイルリングがなかなか入らない。うんうんと苦労しているうちに・・・・
やっちまいましたー!
やっちまった
今日の作業はこれで終了。
一つ課題を解決すればまた一つ課題を作ってしまう・・・
素人の作業ってそんなもんなんでしょうね。

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ボタンが開花

ボタンが咲いた。
ボタン1
父親が生前丹精していたボタン、あんまりお世話はしなくて、ずっと放置状態だったので8株ほどあったのが減ってしまって現在4~5株。
ボタン2
今年は結構元気で沢山のつぼみをつけていた。
とても華やかな雰囲気です。
(梅の木のために投入した”寒肥”が効いたのかも知れない)

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シリンダヘッド交換(その2左バンク)

今日は昨日の続きで左バンクのシリンダヘッドの交換をした。
左バンク
こちらも3番シリンダに若干のオイル漏れが・・・。
3番が濡れてる
3番シリンダはオイル上がりか?
オイル上がり?
4番は健在です。
4番健全?
こちらはシリンダ下のプッシュロッドが通る穴。
プッシュロッドの穴
新しいチューブをシリンダとクランク室間に入れる。
芯チューブ
組みあがりました。昨日反対側の交換を実施したので、今日は楽勝。
組みあがり
組みあがった後、コンプレッションを図る。
1番
1番プレッシャーは良好!(7.5)
2番
2番目も問題なし。(8.5)
3番
3番です。(8.5)
4番
4番も良好でした.(9.5)
すべてのシリンダーのコンプレッションが規定値である7.5kgf/m2を上まわっていました。
補機類を元に戻し、稼働させてみる。気のせいかもしれないが、以前より若干音が太く力強くなったような。
プッシュロッドチューブからのオイル漏れは現時点では無く、オイルポンプからの滲みもクランクケースのボルトを締め付けたことにより止まっているように思える。
左バンクについてはヘッド取り付けのナットはすべて規定のトルクで締め付けることが出来た。残る問題は先日交換した右バンクの2番シリンダー手前下スタッドボルトのゆるみである。スタッドボルトが抜け出てきているようであれば、シリンダーまで外して当該スタッドボルトを抜き取り、ねじを切りなおしてヘリサート挿入となる。少々大変だ。
 このエンジンは今までどのような扱いを受けてきたのか?今までばらして修復しているうちに少し見えてきたような気がする。
まず、かつて一度以上ミッションから分離されていることが、ミッション側エンジン取り付けボルトにヘリサートが入っていることによりわかる。そして、エンジン自体もばらされているかも知れない。それはクランクケースの締め付けがとても緩かったからである。プラグホールが2か所も壊されているところを見ると、かなり、ラフな整備士がこのエンジンをさわっていた、もしくは、オーナーがラフ
だったのかも知れない。いずれにせよ、あまり大事にされていなかったことは先日発見した、トランクオープナーのコインを見てもわかる。

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シリンダヘッド交換(その1右バンク)

(4月10日の記事です)
今日は高校の同級生N君指導の下、エンジンのシリンダヘッドの交換を行った。
プッシュロッドチューブからのオイル漏れ、コンプレッション低下、プラグホール変形等の対応のため、健全そうな中古ヘッドをヤフオクで購入し交換するのだ。
今日までに、邪魔になる補機類はすべて外しておいた。またまた、ミッションにエンジンのみが載った状態に戻ってしまった。何か問題が見つかる都度、解決に必要な段階まで戻ることは必然であり、その過程が重要なのだ。(・・・と言いつつも少々自虐的ではありますが)
さて、最初に右側バンクの1番、2番ヘッドを外すことにする。
まずはカムカバーを外し、アジャストナットを念のために緩める。
アジャストナット緩め
ロッカーアームを留めているナットを二つ外すとロッカーアームが外れてくる。あれっ!緩い!
ロッカーアーム外し
なんだかずいぶん緩いのだ?とりあえずロッカーアームを外し、プッシュロッドを抜き取る。
外しました
次にシリンダヘッドを留めているナット8個を外す。へ?めちゃめちゃ緩いやん!これも全部外す。
プラスチックハンマーでヘッドをシリンダー側からコンコンと叩くとヘッドとシリンダーの間に隙間が開いてくる。
ヘッド外し
4本のプッシュロッドチューブと共にヘッドが外れてきた。何だかあっという間にシリンダヘッドは外れてしまった。OHVのエンジンってばらすの簡単やね。
外したついでに、クランクケースのボルトの増し締めをする。(ロッカーアームやヘッドを留めているナットが異様に緩かったので・・・)ヘインズの解説書に書いてある締め付けトルクどおり、トルクレンチですべてのボルト、ナットを締めこむのだが、なんだかほとんどすべてが規定トルク以下だった。何でやろ?
ヘッド取れた
外したヘッドやシリンダ内部、ピストンの状況を子細に確認する。
1番、2番共にシリンダの下側がオイルで湿っている。
オイル上がり?
特に1番はヘッド内側も湿っているように見える。
クランクプーリーを回し、ピストンを下げてみると、1番シリンダには摺動方向に細い傷のようなものが少し。
クランク室からシリンダへのオイル上がりがあるかも知れない。しかし試験稼働時には白煙などは吹いていなかった。
1番のヘッドにオイル
とりあえずこのことは闇に埋もれさせ・・・・いや、記憶に留めて、新しいヘッドを組む。ヘッドは軽くカーボンを落としておいた。カーボンが付いているとノッキングの原因になるとのことだ。
プッシュロッドチューブもブッシュと共に新しいものを購入した。金で出来ているので高価だった(うそ、クロメートメッキだと思う)
新しいプッシュロッドチューブ
ヘッドをスタッドボルトに挿入し、クランクケースとヘッドの間にプッシュロッドチューブを当てがい、プッシュロッドをチューブ支持のため仮に入れる。チューブが具合よく入っているかを確認しつつ、徐々にヘッドを押し込んで行く。チューブは4本あるので一人で組み付けるのはちょっと厳しいかも。一人がチューブの挿入状態を管理しつつ、一人が押し込むような感じだ。特にチューブは接合部をシリンダ側にして・・・なんて説明書に書いてあるので、取り付ける向きも気にする必要がある。プロはどうして取り付けているのだろうか?
ヘッド装着
ヘッドがとりあえず収まったら、ナットとワッシャーを取り付け締めこんで行く。締めこみ方には大切なルールがある。締め付けトルクは2段階で管理する。最初は1kgf・m。エンジン下側(カムカバー内の4本)のナットを内から外へ締める。恐らくこれは伸縮性のある(蛇腹でクランクケースとシリンダヘッド間に密着させる)プッシュロッドチューブを押さえつけるためだろう。
続いて上側の4本を締める。
続いて、2段階目、3.2kgf・m、トルクレンチで管理しつつ、内クロス、外クロスの順番で絞めていく。
ここで大きな問題が発覚!
2番シリンダ、エクゾースト側の下のナットが締まらない。1kgf/mは締まったが、そのあといくらでも回る??
スタッドボルト
ナットから出ているスタッドボルトの先がこのボルトだけ長い・・・ということは・・スタッドボルトがクランクケースより抜け出てきている?
仕方がない。これも記憶に留めて、とりあえず次に進むこととする。レストアは前進あるのみだ!
(一歩進んで3歩下がるというK氏やM氏の言葉が恨めしい)
多くの新たな問題を見つけつつ、とりあえず右バンクのヘッド交換は完了。
明日は左バンクの交換をやり、タペット調整、コンプレッション測定、補機を組んで試験稼働まで行きたい。

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レンゲ鋤き込み

(4月9日の記事です、昨夜は早々に寝てしまったので)
緑肥として蒔いていたレンゲがずいぶん繁茂したのでトラクタで鋤き込んだ。
レンゲ他
まずは水路やあぜ道の除草。
草刈り
これが耕うん前。
土手耕うん前
きれいになりました。少々鋤き際が曲がっているのはお愛嬌。
土手耕うん後
こちらは自宅前。
耕うん中2
レンゲを植えたときは2度耕うんする。粉砕して土とよく撹拌するため。これは1回目が終わった状態。
前耕うん中
トラクタに肥料ホッパを付けてアヅミン(活性腐植酸)を蒔く。鋤き込んだレンゲや藁の分解を促進するため。
アヅミン
レンゲを鋤き込む場合、トラクタのロータリーに結構絡みつく。3往復したら一度絡みついた草を撤去する。少々めんどくさい作業なのである。(最近の機種は絡まないように器具が取り付けてあるがうちの機械は38年前の奴だからそんなのは無い。)
絡まる
6月上旬の田植え前までにはあと2回、耕うんすることになるだろう。

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タマネギとソラマメの掘り出し

(4月8日の記事です)
 ここ2週間ほどの間に結構世間は暖かくなり、雨もそれなりに降ったので、水田に蒔いたレンゲがとても良く繁茂してきた。
緑肥として蒔いたのだから繁茂してくれる事は望むべきことではあるのだが・・・
草取り前のタマネギ
水田に植えていたタマネギや、
草取り前のソラマメ
ソラマメが完全に埋まってしまった。
そこで意を決してタマネギとソラマメの周りのレンゲやその他の草を撤去することにした。
掘り出したタマネギ
タマネギとソラマメを掘り出すのに約2時間半。結構な労働でした。
ソラマメ掘り出し
無事助け出すことが出来たソラマメには垣を立て、さらなる成長を期待して肥料を蒔きました。

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トランクオープナーは貯金箱か?

今日、久しぶりにカルマンギア”クロ”のフロントフードを開けた。
エンジンのめどはまだ立って居ないのだが、次のステップとしてフロント周りのステアリングやブレーキに手を付けようと思ったからだ。
クロが初めて我が家に来た8年ほど前、なかなかフロントフードが開かなかった。
フロントフードを開けるにはダッシュボードにあるポケットの中のレバーを引いてロックを外すのであるが、このレバーがなかなか動かなかったのだ。結局、ボール紙で出来たポケット本体は破壊され、レバーだけになったものを触っているとロックが外れたのだが、
今日久しぶりにこのレバーを見ると、何やら中に薄いい金属片が何枚か入っていることが分かった。そしてこの金属片がレバーの動きを邪魔していたのだ。
 レバーを振ってみるとその隙間から出てきたものは・・・・
コインが出てきた
合衆国の5セント硬貨1枚と1セント硬貨3枚!あのー、フロントフードオープナーは貯金箱じゃないんですけど。
旧車をレストアしていると色んなものを発見するし、いろんなことが見えてくる。中には想像もできないようなこともね。
そんな出来事はまた別の機会にまとめて書くとして、今回のこれも特異な部類に入るのではないかと思います。
 ちなみにカルマンギア(空冷ワーゲンは全般的に)はフロントフードの中にスペアタイヤが入っているので、フードがあかないとタイヤ交換が出来ないのにねー。
 後、もう一つ心配ごとがあったのでそれも確認した。
クロ
こちらは現在レストア中の”クロ”(1968年式)の前後ミッションマウント間の距離、(約509ミリ)
タマ
 そしてこちらはレストアを諦めた”タマ”(1966年式)のその距離。(こちらも約509ミリ)
ほぼ同じでホッとした。ワーゲンはみんなおんなじ距離なのかどうかは知らないけれど、実は心配していた部分だったのである。

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メレルのモアブ2ワイドが来た!

先日の遍路リタイヤで帰宅した後、早々にネットで買ったのがトレッキングシューズ。
モアブが来た
今まで履いていたのと同じものだが、幅が少し広いもの。(グレーのやつが新しいのです)
タグ
タグを見て何がわかるわけでもないが、型番に”W”がついているので幅広なんだろう。
早速履いてみると、おおっ!ゆったりしている。先日の遍路では左足かかとの内側に水泡が出来たので、これは靴が合っていないのではと思った次第。
比較
左が従来履いていたもので、右が今回購入したものなのだが、土踏まずの部分が若干広く見えるでしょ。
これで次回の歩きの心配事が一つ減りました。
明日から少しずつでも馴らしてみようと思う。

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農業用水路の清掃

(4月7日の記事です)
毎年恒例の農業用水路の清掃と土砂上げをする。歩き遍路をリタイヤしているので何かしないと時間がもったいない。
自宅の水田へ水を引くための水路だからすべて自分でしなければならない。しかし、県道沿いにあるのでゴミだらけだ。
清掃前1
何でカップラーメンや納豆のパックが捨てられているのかわからない。困ったものです。
清掃前2
水路の土砂の堆積にも結構驚く。1シーズン水を流しただけでバケツ12杯の土砂がたまるのだ。ちなみに上流側はすべてコンクリート3面張りの水路なのに。
清掃後1
ゴミを拾って草取りをし、土砂を撤去する。ずいぶんきれいになった。
清掃後2
今はまだ元気だけど、これから先、この作業はだんだんと辛くなるだろうな。

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夏野菜植えその他

(4月7日の記事です)
昨日起こした畑に夏野菜を植えた。トマト、キュウリ、ピーマン、ナス、シシトウといういつもの種類。
野菜苗
種まきからはとてもできないのでいつも苗を購入して植えている。
植えた
まだ寒い日があるかもしれないので苗にはビニールをかぶせる。
帽子
今年は梅の実が沢山付いている。
梅の実
サクランボは毎年たくさん。
サクランボ
遍路に同行していただいている四国徳島のSさんが”タラの芽”を送ってくれた。歩きながらタラの芽の話をしていたのだ。
タラの芽
早速天ぷらにしていただく。春の味覚です!Sさん感謝です。
天ぷら

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四国歩き遍路(ステージ6ラスト)三日目リタイヤ

(4月4日の記事です)
昨日宿に着き、靴下を脱いでみると、左足のかかとが内出血。
痛みを押してあるいたためなのだろう。
足
マメの水泡だけならまだしも、内出血とは・・・
明日は雨予報、あさっては横峯へ登山、うーん行けるのか?
瀬戸大橋
と、一晩考えた結果・・・瀬戸大橋を渡っていたのでした。
遍路で歩いた時はいつも最初はマメが出来る。豆を処理して我慢して歩いているとそのうちに固くなりそのあとは快適に歩けるのだが、出血までしたのは初めてだった。同行のSさんには大変申し訳ないが、今回はリタイヤさせてもらった。

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畑の整理やその他いろいろ

(4月6日の記事です)
遍路をリタイヤして自宅で何もしないのもどうかと思い、今日は足を引きずりながら畑の整理をする。
夏野菜植付のために整理するのだ。
畑の状況
畑は大根の残ったのやらブロッコリーの株や、キャベツの切株からの若芽で花盛りである。
全部引っこ抜き、雑草もきれいに抜き取ってからセルカ(石灰)、堆肥、もみ殻を投入し耕うんする。
畑耕うん前
最後に畝立てして準備完了。
畑整理後
昨年夏に頂いたイチゴ、ぼちぼち成りだしたのだが、鳥なのか虫なのかにすぐに食べられてしまうので網を張る。
イチゴ網掛け前
苗代用の網をしばし借用。
イチゴ網掛け後
ジャガイモの芽も出そろった。ずいぶん成長に差がある。大きいものは芽掻きをする。
ジャガイモ芽掻き
そうそう、忘れていたが、昨年秋に和歌山県古座川町へ仕事で行った時に買っておいた”隼人瓜”をひとつ保管していた。発泡スチロールの箱にもみ殻を詰め、翌春まで保管しておくと、芽が出るのでそれを植えたらいいと、地元のおばちゃんに教えてもらったのだ。
隼人瓜
箱から出してみると果たして小さな芽(のようなもの)が出ていました。
隼人瓜の芽

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四国歩き遍路(ステージ6ラスト)二日目

(4月3日の記事です)
 遍路二日目、今日はNo.54延命寺、No.55南光坊を打って、今治駅前に宿泊予定。
 昨夜、宿について足を見ると、みごとに左右共に指の付け根に複数の水泡、そして左足かかとにも大きいのが。
そりゃ痛いはずだわ。でも、今まで5回、毎度のように豆は出来ていたので、今回も縫い針と糸でマメ処理をする。
水泡に縫い針をとおし、糸の部分で中に溜まった液体を出すのである。そうすることにより浮いた皮膚が再び真皮に張り付き、ばい菌などから皮膚が守られるとのこと。昔から行われていた方法のようでなかなか素晴らしい。
 処置をして早々に休んだので多少は痛みはましになった。しかし、左足のかかとに出来た水泡のため庇ってあるくので、左足のふくらはぎが張ってしまっていた。朝は幾分ましにはなっていたけど。
a二日目スタート
そこここに咲く、桜が美しい。
特異な地形
四国特有の特異な地形、平地の中に結構急峻な山がある。
瀬戸内海春霞
歩く道は大半が瀬戸内べりの国道や県道。旧来の遍路道も並行して走っているところはあるのだが、特にこだわっているわけでもないので歩きやすい方を選ぶ。ただ、1か所だけ峠越えもあった。
予讃線アンパンマン
予讃線の踏切でアンパンマン列車に遭遇!あれ?アンパンマン列車は土讃線じゃなかったっけ?
瀬戸内海
瀬戸内は春霞(黄砂?)美しい水と白砂。
今治市
今治市に入りました。旧菊間町は瓦の産地とのことで、瓦屋さんの看板が沢山出ている。そして工場の入り口には干支瓦や鬼瓦が飾ってある。
瓦の産地
巨大なプラントの横も通る。太陽石油(現SORATO)の製油所でした。
太陽石油のプラント
今日は歩行予定が約30キロ。翌日、翌々日の行程を睨むとそうなってしまうのだ。少々足のマメが痛いが気にせずに歩く。
54番延命寺
54番延命寺到着。広い境内がマメ持ちには恨めしい(苦笑)
55番
延命寺より約4キロ、もう今治駅のすぐ近くとなる55番、南光坊。こちらもまた広大なお寺。となりには神社があり、かつて神仏混淆だった時代には一体であったようだ。信仰は人それぞれ自由に信ずればいいもの。神仏混淆とか廃仏毀釈など、当時の為政者が勝手にくっつけたり、潰したり。そんなことはしてはいけない事だと思うね。
今治駅前
南光坊を出ると、もう今治駅。本日の宿は駅前の今治アーバンホテル。しかし、この二日で出会った歩き遍路はわずか1名のみ。車で回られている方はそれなりに見かけたのだけど。少々寂しい。

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日岡山のサクラ

(これは昨日4月5日の記事です)
四国歩き遍路をリタイヤして帰ってきた。足が復活するまで2~3日休む事にして出来る範囲で家事をすることにする。
今日は奥さんと買い物や廃品出し、先日ご近所のタカモクさんに外構リフォームをしてもらったのでその支払いなどをした。
古紙を集積場に持って行ったついでに、日岡山のサクラを見に行く(といっても駐車場から見るだけですが)。
日岡山の桜1
結構な桜吹雪ではありますが、まだ見れないことは無い。
日岡山の桜2
 平日月曜日ということもあり、コロナ禍のなかでもあるので歩いている人も少ない。
例年設置されている”ぼんぼり”も今年は無いですね。
 兵庫県下や大阪府下の感染者は急激に増えているようで日々の通勤が恐ろしい。
はやく収まる事を願いたい。

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レンゲ花盛り

(少々前後しますが、これは4月5日の記事です)
緑肥として水田に蒔いていたレンゲがようやく繁茂してきた。何度かの雨と陽気で成長してきたのだろう。
前大レンゲ
レンゲだけではなく白い花を咲かせる草とか、黄色い菜の花のようなのとかも咲いているが、種を蒔いたレンゲが圧倒的に繁茂していて、もう畝の姿が見えなくなっている。
前小レンゲ
近々、トラクタで鋤き込んでやる予定。
土手レンゲ
レンゲの鋤き込みは少々大変。トラクタのロータリーに絡まって、結構頻繁にとってやらねばならないからだ。更には2度、耕うんして砕いてやるのだ。
実はそれほど収量が増えるわけでもないのだが、多少なりとも地力の回復を願って2年に一度はレンゲの種を蒔いているのである。

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四国歩き遍路(ステージ6ラスト)出発

(これは4月2日の記事です)
 四国歩き遍路を始めて今年で3年目になる。スタートした2年前は、ステージ1からステージ4までで徳島県の1番から高知県宿毛市の40番観自在寺寺までと、飛んで香川県の80番から87番まで48ヶ寺。昨年は宿毛市から51番愛媛県松山市の石手寺まで12ヶ寺。そして今年残りの28ヶ寺を終え、結願の運びである(はずであったのだが・・・)。
 2日、早朝に自宅を後にして、JRにて岡山経由で松山まで。昼前に松山駅で同行のSさんと落合い出発。
スタート
快調にとばしていく。
本日の最初のお寺、52番太山寺。
52番
沿道にもそこここに桜が残っているが境内の桜も美しい。
桜
この日は歩くのは半日だが、明後日の行程を考え、20キロ弱を歩く。
53番円明寺の手前、和気の公民館で呼び止められ、甘酒のお接待を受ける。
和気公民館
53番円明寺にはキリシタン灯篭というものがある。何だか五輪塔の順番を入れ替えたような石塔である。
53番
53番を出た後は瀬戸内をひたすら伊予北条に向かって歩く。(このころから左足に違和感を感じる)
瀬戸内
お天気はいいし、海辺を歩くのは気持ちがいい。
本日の泊まりは伊予北条駅の少し先の太田屋さん。

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福井出張

(3月31日の記事です)
 年度末最後の日に福井へ出張だった。
最後の案件の検査を受けるためだ。
宿泊した駅前のビジホから見える福井城跡の桜。きれいに咲いています。
足羽川の堤防のさくらもまさに今見ごろ。
花見をしたいけど、コロナがねー。
福井状の桜
帰りの車窓からは新幹線の高架がずいぶん伸びているのが見えた。
新幹線
魅力的な北陸への旅がさらに近くなるのだろうな。楽しみである。

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ジャガイモ発芽とイチゴ

(3月27日の記事です)
毎年年度末はとても忙しい。悲惨なくらい忙しい。客先の納期が集中するからだ。
今年も例にもれず土日も無く仕事した。
そんな状況だったのでブログもあまりアップできずにいた。
月が替わって新年度、今度は逆に仕事が無いので暇である。ようやくここ1週間ほどの日記を書くことが出来るようになった。
ということで、まずは家庭菜園ネタ。
ジャガイモj発芽
ジャガイモが先日よりぼちぼち芽を出し始めた。
昨年夏の終わりにご近所さんからいただいたイチゴが無事、冬を越し、果実を付け出した。目ざとい小鳥たちが食べにきているようなので、早々に網をかぶせる必要がある。7~8年ぶりのイチゴ栽培だが、どうにかなったようだ。
イチゴ
少々マルチに土をかぶせすぎたので今度少し落とそうと思う。

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