曇川と五ヶ井農業用水の調整委員のほかに地元の水利委員も受託している。
というか地元の水利委員の方が先だったのだが、水防や水利に関わるこれらの仕事に携わる人がいかに少ないのかということが分かる。サラリーマンやっていて水関係の仕事をまともにすることは本当に難しい。(はっきり言って不可能)
日常的な事はまだしも、何か問題が起こったり、降雨が続き、水防体制に入った時など、勤め先から帰り、出動するまでに時間を要し、役に立たないのである。かくしてそんな役割を引き受けるのは高齢の方々にならざるを得ないのである。
昨年は幸い大きな出水は無かったので良かったが、果たして今年はどうなるのか、不安である。
ちょっと話がタイトルからズレてしまったが、昨日、農会長に呼ばれて水路の不具合箇所を確認しに行った。
止水がうまく出来ず、田に入る水が多すぎるとの苦情だった。現地を検分するに施設の状況と農業従事者の方が勝手に幹線水路のゲートを動かしてしまうという問題が分かった。
昔々から延々とここで農業をやってきて何を今更そんな問題がでてくるのだ!と思われる方もおられるかも知れないが、その原因はここ2年で幹線水路が改修され大きく流況が変わったからなのだ。
大きな問題はこの新たな流況に対して水門ゲートの操作ルールを新たに決める事が重要であると思った。
またまたタイトルからズレてしまったが、会合を開く事は考えるとして、施設の不具合を一つ改善した。
それはこの老朽化した止水板だ。

随分老朽化して壊れている。止水のために肥料袋がかぶせてある。
ここの止水がうまくゆかず、水路に水があふれているのである。

ということで、新たな止水板を作成。

取水の管もずいぶんラフな作りである。

とりあえず完成。うまく止水できればいいのだが。