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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

四国歩き遍路(ステージ2の9日目)とうとう高知まで来た!

(5月21日(火)の記事です)
 ステージ2も本日が最終日です。今回もいろんな人達と知り合いになり、お話が出来て本当に良かったです。
まだまだ先は長いですが、とりあえず一旦帰宅します。来月の早い内にステージ3、そして6月中旬からはステージ4と進めて行きたいと思っています。
 さて、最終日の今日は、当初28番の大日寺まで行って、土佐山田駅から帰ろうかとおもっていたのですが、同行のSさんの意向もあり、時間的余裕もあったので30番善楽寺までいくことにしました。
1住吉荘
昨日の雨で左足が浸水したため、途中の休憩所で左足のみ靴下を履き替えたのでした。住吉荘の女将さんに濡れた衣類の洗濯をお願いしていたのですが、靴下が片方見つからないので、随分探してくれたのでした。女将さんには本当に申し訳ない事をしてしまいました。昨日、洗濯を頼む時にちゃんと言っておけばよかった。ゴメンナサイ。
2まだまだ続くサイクリング道
昨日に引き続き、今日もサイクリングロードを歩きます。
3こんなトンネルって
それにしても真っ直ぐな道です。途中にはこんなに内空の高いトンネルも??
4使われていない碍子
トンネルの側壁には今は使われていない特殊な碍子が¥・・・??これって、今は横を走っている”土佐くろしお鉄道”の”ごめん・なはり線”だったのでは?
5道の駅夜須
南国情緒溢れる”道の駅”夜須です。鉄道の夜須駅とも隣接です。
6国道へ爽やかな朝
そこからは国道へ戻っていきます。昨日とは打って変わって本当に爽やかな朝です。
7遍路小屋
旧道に入り、しばらく歩いていると遍路小屋発見。少し休憩していきます。
8安政地震の碑
岸本小学校の近くには”安政地震の碑”がありました。
9伊能忠敬測量地点
これはかの伊能忠敬が”日本沿海予知図”だったかを作る時に測量しに全国を回った時の測量ポイントです。
10絵金蔵
ここ、香南市赤岡町はこんな史跡を大切に残し保存しているのですね。改めてゆっくりと歩いてみたい場所です。
11高知はすぐそく
いよいよ高知が近づいてきました。高知市内はかつて一度訪れた事がありますが、これまで徳島から歩いて来た道は全て初めての道です。かつて車で来た高知市内を見る事ができれば感激ひとしおだと今から期待している所なのです。
12車が突っ込んだ
なかなかセンセーショナルな居酒屋ですね。
13四国自動車博物館
こんな博物館もありました。興味があります。
14大日寺
大日寺に到着しました。
15超カーブ?
今日は予定変更してもう2ヶ寺回ろうと言うことになりましたので先を急ぎます。”超カーブ”もあるので気をつけて行きます。
16物部川
一級河川物部川を越えて・・・
17韮畑
広大なニラ畑の中を歩く。そういえば高知の特産物はナスだけでなくニラも有名。
18飛行機
先ほどから頻繁に飛行機が飛んでいます。高知竜馬空港が近そうです。
19水田の中
爽やかな水田の道。
20たばこ畑
こちらは”たばこ”の栽培です。
21高知の空
気持ちいい空の下を歩いていると幸せを感じます。
22へんろ石饅頭
Sさんがここは有名な饅頭屋だと。名前は”へんろ石饅頭”
このあと、松本大師堂という所で接待を受けました。そう、今日21日はお大師さまの命日なので、ご近所の方が法要をし、遍路をもてなしていたのでした。親切な方々に、そうめんやお菓子をごちそうになりました。また、手作りのお札もいただきました。
23国分寺はもうすぐ
国分寺はもうすぐです。
24国分寺
到着しました。29番国分寺。前回も国分寺がありました。四国88箇所で一番多いお寺の名前だったと思います。
25千社札がいっぱい
山門には千社札が一杯貼ってありました。最近はどことも禁止されているところが多いようなのですがね。
26高知大学医学部
国分寺の参拝が終わり、今回最後の善楽寺へ向かいます。ここは高知大学医学部前。
27蒲原遍路小屋
最後の峠を越えます。その前に遍路小屋で休憩。先に休んでおられたのは福岡から来られた80歳の方。どうか無理をしないように。
28善楽寺
善楽寺到着は15時過ぎ。早々にお参りするも、もうすでにこの時間では自宅まで帰る事が厳しい時間でした。徳島まで帰り、一泊してから明日自宅へ帰ることとしました。
29土佐一宮駅
こちらは最寄り駅の”土佐一宮駅”電車でも帰れますが、今回は高速バスで。
30一宮バス営業所
しばし歩いて、バスの営業所です。17:30発の徳島行きにて一旦帰ります。次回はこの一宮(いっく)バス営業所がスタートとなります。

(2019年5月21日(火)9日目の行程)

 7:00 住吉荘出発
    徒歩(10Km 2.5時間)
7:30 夜須駅通過
 7:50 香我美遍路小屋で休憩
9:40  28番 大日寺参拝
10:10  28番 大日寺出発
    徒歩(9.2Km 2.3時間)
10:47 物部川を渡り香美市に入る
11:20 松本大師堂でお接待を受ける
12:40  29番 国分寺参拝
13:10  29番 国分寺出発
    徒歩(6.9Km 2時間10分)
14:06 高知大学医学部通過
14:34 蒲原遍路小屋で休憩 
15:20  30番 善楽寺参拝
16:20  30番 善楽寺出発
    徒歩(2Km 1時間(道に迷う))
17:20  一宮 バス営業所着
    (高速バスにて徳島まで帰る)

 この後、山田は徳島駅東横イン眉山口で宿泊し、翌日帰宅。


9日目全歩行距離 28.1Km

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四国歩き遍路(ステージ2の8日目)いちばん過酷だった日

(5月20日(月)の記事です)
 今日は朝から雨、晴れの日には一生懸命歩くと汗だくになるが、雨の日はカッパの中が蒸れてやはり汗だくになる、いずれにしても宿に着いた後は全部脱いで即洗濯なのだけどね。また別の場面で書くけど、今回の歩き遍路は装備の面でも色々と検討する事項が多かった。特にカッパは蒸れない高級品にした方がよさそうだ。
 さて、本日お参りするのは27番神峯寺(こうのみねじ)のみ。次のお寺へのルート上に無く、昨夜泊まった宿に荷物を預けて往復することになる。山道でもあり、参拝グッズのみの携行なので少しは楽なのだがいずれにしても山登りには変わりはない。
 宿を出てビニルハウスの中を歩いて行くと、ここにも巨大な津波避難タワーがある。
1避難タワー
土佐くろしお鉄道ごめんなはり線の高架を潜り、山道が始まる。
2ごめんなはり線
カッパの中に頭陀袋を下げ、ストックを持って登る。
3雨の中
遍路道は所々、車道を離れ山の中に入って行く。延長の長い車道をショートカットしているのだが、それなりに勾配が急であり、どちらを歩く方が楽なのか考えてしまう。
4遍路道
車道を歩いているとワゴン2台とタクシーに追い抜かれた。いずれも中にはお遍路さんが一杯乗っていた。
5遍路タクシー
1時間10分で神峯寺に到着。
6神峯寺
タクシーのお客さんが沢山お参りしている。話していると、地元高知のみなさんで今日は足摺まで行くとのことだった。
7タクシーのお客さん
高知といえば”ナス”そう、気が付かなかったのだが、回り中にあるビニルハウスは全てナスのハウスだったのだ。宿に荷物を引き取りに帰り着いたとき、向かいにあるビニルハウスへ軽トラックが集荷しにきていた。
8ナスのハウス
さて、これからは約24キロ、雨の中を歩き続けなければならない。街角ウォッチングでも楽しみながら頑張ろう!
9現役ポスト
昨夜は久しぶりに日本酒”土佐鶴”をいただいた。宿のご主人もこの酒はうまい!と勧めていた。多くの商店には土佐鶴の名前が書いてある。それから円筒形の郵便ポストが今だ現役なんですね。23番薬王寺の門前でも見ましたが、とても堅牢そうで100年や200年はもちそうですものね。
10場外車券売場
立派な建物だと思ったらなんと、場外車券売場です。朝なのに次々と軽トラが入っている。仕事しなくていいのかな?
11移動販売車
おお、ここにも移動販売車が来ていました。軽トラで音楽を流しているのは同じでしたね。
12安芸市に入る
10時半頃安芸市に入る。今日は安芸市を抜け、芸西村も通過して香南市まで行くのです。
13恋人の聖地
ここにもありましたね、”恋人の聖地”が。道の駅”大山”の近くです。もしかして、四国恋人の聖地○○ヶ所巡礼なんてのがあるのかな?少々お昼には早かったけどここで昼食にしました。久々にリッチにシラス丼を食べましたよ。本日一番幸せを感じた場面でした。
14しらす丼
道の駅”大山”を出てからは延々と防波堤の上を歩きます。
15防波堤歩道
雨にけぶる土佐湾を左手に見ながら本当に延々と・・・
16雨にけぶる土佐湾
うち寄せる荒波が岩に当たって砕けるさまは東映のオープニングか、東山魁夷の絵画の世界です。
17東山魁の世界
右手にはごめんなはり線が続いています。幸運な事にデッキのついた列車を見る事ができました。
18ごめんなはり線が行く
しかし、過疎化が進んでいるのか朽ちかけた住居や公営住宅が結構あります。
19荒れ果てた公営住宅?
町中に出た時、潰れた店舗の前でSさんが”117クーペ”を発見!PA96最終形のXE、オートマチックでした。ほしい方が居られれば所在場所を教えますので勝手に交渉してください。
20クーペ発見
伊尾木川の手前に四阿があったので、しばし休憩。雨の中を延々と歩くのはなかなか辛い。
21四阿
キロポストの千鳥も傘をさしていますよ。
23傘さし千鳥
そうそう、昨日からこんなお接待を見るようになりました。実の成る木が植えられており、成った実はお接待してくれるという。何が成るんでしょうね?
24お接待木
おう、また列車と出会いました。今度はクジラのカラーリングのようですね。
25ごめんなはり線
ようやく休憩所がありましたよ。しばし休憩、ついでに本日の宿に電話を入れておきます。少々遅くなりそうだったので。
26赤野休憩所
実は少し前から左足が浸水しだしました。ゴアテックスなのに・・・と思い、よく見てみると、つま先の所にヒビが・・・。どうやら当たりが悪かったようです。シャツも蒸れてグショ濡れだったので、全部脱いで着替えました。靴下も左足のみ(これが明朝事件になるとは?)多少は快適になったので元気をだして歩行再開!
27カメレオン浸水
それにしてもこの自転車道は延々と続きます。もしかして、これはかつてのごめんなはり線の線路跡?
28延々と続く
松林に入っても延々と続きます。
29まだまだ続く
琴ヶ浜と言うところに出ました。お天気がよければ沢山の人が来て、展望台から太平洋を見るのでしょうね。場合によってはクジラの潮吹きも?
30琴ヶ浜
自転車道脇の高架下にはこんなものが。泊まるには少々怖そう。
31無料宿泊所
延々と歩き、夜須町に、ようやく本日の宿の看板が出てきました。
32住吉荘看板
ようやくゴール!17:30着でした。
33住吉荘ゴール
早速、着替えて濡れた衣類はすべて洗濯をたのみ、早々にお風呂へ。はー生き返りました。今回の歩行距離の最長は三日前の32キロでしたが、今回が一番疲れました。一日雨の中を歩くのはかなり辛かったですよ。明日はステージ2の最終日。お天気が良くなることを期待したいものです。

(2019年5月20日(月)8日目の行程)
  
 6:40 民宿浜吉屋出発(荷物預け)
     徒歩(3.5Km 1時間10分)
 7:50 27番 神峰寺参拝
 8:20 27番 神峰寺出発
     徒歩(3.5Km 1時間15分)
9:35 民宿浜吉屋(荷物受け取り) 
      徒歩(23.5Km 8時間)雨の中
10:24 安芸市に入る
11:20 道の駅大山で昼食
11:50 道の駅大山出発
12:00 防波堤歩道にはいる
12:50 伊尾木川手前の四阿で休憩
13:25 安芸市役所通過
13:45 ローソンで休憩
14:30 自転車道に入る
15:25 赤野休憩所で休憩
16:30 琴ヶ浜展望台でトイレ休憩
17:20 香南市にはいる
17:30 住吉荘到着(宿泊)


  住吉荘 〒781-5622 香南市野須町手結山1557-7
 TEL:0857-55-2945
      宿泊(1泊2食 6500円)2名同室

8日目全歩行距離 30.5Km雨の中

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じゃがいもの収穫

(5月26日の記事です)
1ジャガイモの成育
ジャガイモがぼちぼち収穫時期のようなので・・・・
2茎をひっこぬく
奥さんと息子に手伝ってもらって収穫をした。
4掘っていく
茎を引っこ抜いて、マルチを剥がし、掘ってゆく。
5メークイン
こちらはメークイン。今年は2キロ植えた。
6これだけ
そしてブルーシートの手前が男爵、1キロ植えました。収穫は例年並。
ちなみに今年の男爵はとても美味しかった。来年も同じ品種を植えよう。

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四国歩き遍路(ステージ2の7日目)今日はいくつの岬を越えたか

(5月19日(日)の記事です)

 7日目、朝7時にビジネスホテル富士を出た。
1ホテル富士
 昨日参拝した25番津照寺の前を通り・・・
2津照寺前
室津港のある浮津の街は古風な雰囲気がある。
3オードリー
私の大好きなオードリー・ヘップバーンのポスターもセピア色。
4タイルの看板
タイルの看板もいい雰囲気だ。
5セシボン
”セシボン”なんて店の名前は昭和30年代だろうか?
6津波タワー
しかし、それに反して来るべき(来て欲しくないが)南海トラフ巨大地震に対する巨大な津波タワーが共存?している。
7無人販売
地元産の”小夏”の無人販売がある。
8ウミガメバス停
ウミガメが俺も忘れるなとバス停の上で頑張っている。
9自転車遍路が追い抜いていく
我々、古風?な歩き遍路の横をスマートな自転車遍路が颯爽と飛ばしてゆく。
10危機管理型水位計
おおっ!これはその筋ではお馴染みの(その道の職域に居たものは随分苦労をさせられた)危機管理型水位計じゃないか?
11心を洗えよ
 めまぐるしい時代の”るつぼ”のようなこの地域、その中で唯一はっとさせられたのはこの言葉か。
煩悩を捨てて、心を洗えよ!自分に言われた戒めの言葉としてここ数十歩、歩く内は覚えておこう。(たった数十歩かい?)
  ようやくあと、約4キロで26番金剛頂寺。国道の途中から山の中へ入る。石段と石畳の連続である。何故四国のお寺はこんな山奥が多いのか?かなり恨みたらしくなってくる。高知は“修行の道場”と言われる所以か?
12金剛頂寺
 下山はルートが途中で別れており、一つは岬の先の不動岩へ降りる道、もうひとつは”道の駅キラメッセ”へ降りる道である。雰囲気の良い、遍路道らしい山の細い道を慎重に降りていく。後ろから2名の遍路が追い越していった。
13遍路達
 下山してすぐの”道の駅キラメッセ”は結構賑わっていた。多くの車遍路もここで休憩している。鯨の博物館もあった。行きたかったが今日歩くコースは結構長く時間がない。昼食の鯛寿司と白身の魚フライを仕入れ、道の駅を後にする。
 あとは延々24キロを歩き、次の神峯寺の麓の民宿へ向かうのみ。
14キラメッセ
この地域は枇杷の産地のようで、道の駅には沢山並んでいた。また、無人販売でも沢山だされていたし、道端にも実は小さいが鈴なりの枇杷の木があった。
15びわ
また、南の地域らしく、国道の植栽はハイビスカスだった。
16ハイビスカス
吉良川町は古い街並みの保存に力を入れている。なまこ壁や切り妻の壁保護の庇、それらが街道のかなり長い延長で保存されている。
17古い街並み
見るべき所も数多くありそうで、改めてゆっくりと来たい街である。
18案内図
 遠く見える岬の突端、そこを超えて行くのである、遠いなと思いながらも、一歩一歩歩いてゆくといつかは超えられるという、まるで人生訓のような歩きである。
19昼食
でも、現実はなかなか厳しく、休憩場所も見あたらない。そのために防波堤の上でさきほど道の駅で買ったお寿司で昼食。
20自転車道
奈半利町まで8キロ、自転車道の表示もあります。
21羽根岬
またひとつ岬を越えました。
22大敷網
そこは”大敷網”という特殊な漁法で知られているところ。その漁港では網の修復が行われていました。
23タイガースキャンプ場
そう言えば室戸は阪神タイガースのキャンプ場だったね。
24紀貫之の歌碑
紀貫之さんの句碑も・・・。
25奈半利町に入った
なんだかんだと興味を持って見ている内に奈半利市へ入って来ました。奈半利市からは再び鉄道が高知方面へ延びている最初の地域。そう、かの”ごめんなはり線”である。
26骨董屋
おー!道端に骨董品屋がありました。
27ダットサン?
これはダットサン?Sさんは8年前に来た時にも同じ状態だったとの事でした。このようにして旧車は徐々に土へと帰ってゆく。うう、うちのカルマンギアを思い出してしまう。
28材木市場
奈半利は材木の産出でも有名。奈半利町だけでなく、北部の北川村や馬路村も。
そうだ、馬路村も改めて行ってみたい。かの有川ひろさんの小説”県庁おもてなし課”に出てくる”ゆず”で村おこしをした場所である。
29なはり駅前
ここがなはり駅前。
30ごめんなはり線
”北川村”の”モネの庭”を全面的にラッピングした列車が走っている。
31田野駅
奈半利駅の次の田野駅には”道の駅”も併設。このような場所が町おこし、村起こしの拠点となれば良いと思う。
32レストラン岬
 今日の行程はある意味単調でしんどい行程である。田野町と安田町の境の峠にある“レストラン岬”にさしかかり、あれ?“レストラン岬”って少し前にもあったんじゃないかとSさんが言う。いやいやそれは“ドライブンなぎさ”ですよと私、似たような雰囲気のレストランである。何だかもう区別が付いていない。そういえば”岬めぐり”という歌があったね。ということで元気付けのために歌いながらレストラン岬を行き過ぎると、突然後ろから「二人で歌いながら楽しそうだね」とレストラン岬からおばちゃんが出てきて言った。まさか人が出てくるとは思わなかったので大いに驚いた。「気をつけてね」おばちゃんは言う。出てきたのが若いお姉ちゃんだったら元気が出たのに。とSさんがおばちゃんに聞こえないように言った。
33なぜだか元気なSさん
あと少しで本日の宿、遅れ気味の私に対して何故だか元気なSさん。
34岩に砕ける波
私は高知の海を見て、ここは東映の映画のオープニングに出てくる岩に砕ける波の撮影場所?と思ったりしていた。
35土佐鶴本社
本日の極め付きはこれ!銘酒”土佐鶴の本社醸造所です。土佐鶴は私のお薦めのお酒です。(よし!今晩は土佐鶴呑むぞ!)
(お前にはおねいちゃんか、酒か、物欲しか無いのか!と言われそうですが、お寺でお参りしているときは決してそんなことは少ししか思っていませんので・・・)

(2019年5月19日(日)7日目の行程)

7:00 ビジネスホテル富士出発
  徒歩(3.8Km 1時間10分)
8:10 26番 金剛頂寺参拝
8:50 26番 金剛頂寺出発
    徒歩(24Km 8時間) 
 9:30 道の駅キラメッセで休憩
10:30 吉良川の街並みをぬける
11:00 立石の休憩所で休憩
12:10 羽根川手前の防波堤で昼食
13:20 紀貫之の歌碑のある遍路小屋で休憩
13:30 羽根岬通過
13:35 奈半利町に入る
13:55 バス停で休憩(カッパを着る)
15:20 なはり駅前
15:25 国土交通省奈半利国道出張所前の休憩所で休憩
16:20 レストラン岬通過
16:55 民宿浜吉屋着(宿泊)

  民宿浜吉屋 
〒781-6422 安芸郡安田町唐浜1226
TEL:0887-38-6589
      宿泊(1泊2食 7000円)2名同室

7日目全歩行距離 27.8Km

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苗代への導水を試してみる

(5月26日の記事です)
 我が家の苗代は今まで、自然導水がうまく行かず、しかたなしに用水路に水中ポンプを投入し、朝夕水を入れていた。
別府川という洪水防御の排水路開削工事に伴い、付け替えていた農業用水路が今年の稲作シーズン前に完成したので、試しに導水してみることにした。
0導水路
幹線水路のゲートの開度は従前のまま、昨年はこの4本の幹線水路のうち3本が一体化していたため下流のゲートを閉めても堰上げが期待できなかったのだ。
1主水門
ということで、4本の水路のうちの七つ杭水路のゲートを絞る。
2分流ゲート
水位は分流ゲートの呑口まで上がってきた!
3水路に水が来た
分岐水路に水が流れ出した。
4我が家への水路
我が家の苗代への水路にも。
5苗代に水が来た
おおっ!無事に我が家の苗代にも水が入りました!
これで来年からは自然導水が可能になる!
しかし、今年作成した水中ポンプの24時間タイマーは僅か1シーズン足らずでお役ご免になるはめに・・・。水がきたのはうれしかったけど、タイマーは悲しい。

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四国歩き遍路(ステージ2の6日目)ついに来ました室戸岬!

(これは5月18日(土)の記事です。)
 1額
ロッジ尾崎はこじんまりした宿である。事前にその宿の話は同行のSさんからは色々とは聞いていた。それは、とても気がつく美しい女将さんがいるということであった。お店の無いエリアなので、昔は翌日の昼食としてオニギリを持たせてくれた。それにはバナナと手書きのメッセージがついていた。Sさんはそれに痛く感動したようである。
2ロッジおざきの前で
 今回の宿泊者は6名、そのうちレピーターが何と半分の3名!まあ辺鄙な場所柄、選択肢が少ないということもあるが、他に宿泊施設が全く無いわけではない。それでレピーターが半分とは凄い。
3尾崎橋
 確かに控えめではあるが、翌日荷物を岬まで運ぼうかとか、とても細かい配慮をしてくれる女将さんであった。もし、もう一度来るのであれば私もレピーターになるだろう。
4夫婦岩
 さて、今日は高知県内で最初のお寺である最御崎寺、そして津照寺へお参りする。途中、御蔵洞(みくろど)という、弘法大師が修行をした洞窟にも寄る。
5距離標96
歩くのに勇気づけてくれるのは室戸のイメージ”クジラ”さんです。
6くじら
 そして道端に咲く名も知らない花。(実はSさんが調べてくれたのだが忘れた(汗))
7花
 また、沿道には色々と考えさせられる施設が・・・
8室戸廃校水族館
また、クジラに関するものもある。
9捕鯨見張り台
 一昨日からずっと室戸岬に向かって歩いているが、太平洋の荒々しい波が荒磯に砕けるのは見ていて飽きない。また、前方に見える岬を越えるとまた岬という歩く者にとっては少々辛い景色でもあるが、超える都度その姿が変わるのも楽しいことではある。
11荒海
室戸岬に至る高知東海岸は地質的にも興味深いところで、各所にジオパークの説明看板がある。また、こんな博物館も。
10ジオパークセンターと遍路小屋
 そしてまた、海洋深層水でも有名な所で、自販機で買っている”MIU”という飲料にはそれが使われている。
12海洋深層水
 いよいよ室戸岬に近づいてきた!
14いよいよ室戸岬
こんな巨大なお大師さんの像も。
13青年大師の像
 11時半頃、御蔵洞到着。案内所の前には大きなコンテナがおいてあり、開けるとヘルメットが入っている。ひとつ借りて洞窟に入る。洞窟の入り口は2つあり中で繋がっていると思ったが別々であり、意外と短い。いずれも奥に何かが祀ってあるのだが、一昨日、生本旅館の女将さんに接待でもらったライトで照らしても奥は無かった。なーんだ。と期待はずれな場所であった。
15みくろど
 その後、岬を回る国道55号を外れ、山道に入る。
16山道
久しぶりの山道、あえぎながら登る。
17山道
 お昼頃、最御崎寺に到着、お参りする。予定より1時間遅れ。
18最御崎寺
 近くにある灯台は”恋人たちの聖地”らしいが、オッサン二人には縁がないのでパス。
19恋人の聖地
 下りはつづら折れの車道を下る。とても高い所に作られた高架橋で、なかなかスリルがある。下の町中がよく見え、結構都会に見えたのであるが、実際は本当に何もない通りなのであった。昼過ぎ、うどんが食べたいと思い、期待していたのだが、高架橋を降りたすぐそこにあったお店は休み。あとは行けども行けども何もない。休憩する場所すらない。
20スカイラインを下る
 途中、室津だったかの漁港で”とくし丸”という軽トラの移動販売車が来ていた。徳島から来ているという。音楽を流しながら人寄せしており、近所のおばあさんが2名ほど来ていた。販売品目は非常に多く、いずれも少量である。何もない地域で、老人相手の商売ならこれが妥当なのだろう。私達もお弁当を買うことができて幸いだった。
21とくしまる
 お弁当を食べながら歩いてゆく。どこにもベンチがないので、適当な所で休もうと言っていると、前から見慣れた人が?なんとKさん。津照寺のお参りを終え、海の駅のバスターミナルまで行ってそこからバスで帰るとのことであった。次は秋に来るとのことなので、もう会えないかも知れない。
22Kさんと再会
 記念に写真も撮ってもらった。
23写真を撮ってもらう
 やがて津照寺に到着。結構長い石段がある。114段あった。途中に鐘楼がありそこで鐘を撞く。本堂からは結構眺めがよい。上では自動車で回っている6名ほどの遍路に会った。今日はもう1ヵ寺を参って泊まりとのこと。楽しそうであった。
24津照寺
そこから3分で本日の宿、ビジネスホテル富士に着く。
25お疲れさま
 津照寺の長い石段からは太平洋の波浪と下っていくSさんの背中の疲労が見えていた。

(2019年5月18日(土)6日目の行程)

7:20 ロッジおざき出発
   徒歩(15.4Km 4時間)
 9:20 ジオパーク遍路小屋で休憩
10:00 三津漁港通過
10:50 高岡漁港通過
11:10 御蔵洞
11:54 24番 最御崎寺参拝
12:30 24番 最御崎寺出発
   徒歩(6.5Km 2時間15分)
13:40 室戸三崎港通過
14:00 道端で休憩

14:45 25番 津照寺参拝
15:25 25番 津照寺出発
    徒歩(すぐ 3分)
15:30 ビジネスホテル藤到着(宿泊)

ビジネスホテル富士 〒781-7102 室戸市室津2577
TEL:0887-22-0205
          宿泊(1泊2食 6500円)2名同室
            

6日目全歩行距離 21.9Km

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四国歩き遍路(ステージ2の5日目)室戸岬への道2

(5月17日(金)の行程です)
 延々と室戸岬の先端まで歩き続けるのも2日目に入った。
今日はステージ2で一番長い距離を歩く日だ。高知県に入り、延々と海岸べりを歩く。
幸い天気も良く、爽やかな気候。雄大な太平洋の荒波を楽しみながら・・・
と、思っていたが・・・・
1海部駅
宿を出てすぐに海部駅を通過する。この駅はJR牟礼線と第3セクターの阿佐海岸鉄道阿佐東線との境の駅だ。
2室戸まで52キロ
室戸まで52キロまだまだ先は長い。
3那佐湾
波の静かな那佐湾、超長い陸繋島が横たわっている。
4宍喰の海岸線
天気も良いし、景色も最高!
5遍路バスが行く
バスに乗れればもっと最高?お遍路さんバスのようです。
6阿佐海岸鉄道阿佐東線
阿佐海岸鉄道が国道55号と並行に走っています。電車はめったに来ないけど。
7ロッジ尾崎看板
本日泊まるロッジ尾崎の看板がありました。まだまだ先です。ちなみに今日は今回のステージ2で一番長い距離を歩く日です。
8阿佐東線
阿佐海岸鉄道は地元の大切な”足”であることが伝わってきます。昨日から歩いている道すがら、多くの廃屋や放棄農地を見てきました。そして廃校も・・・。地方が振興できるような施策は無いものでしょうかね?
9道の駅宍喰温泉
立派な道の駅です。手前のコンビニで休憩したのでここは通過。先を急がねば!
10県境の水床トンネル
いよいよ、徳島県と高知県の県境、水床トンネルをくぐります。
11高知県に入った
やったー!高知県に入りました!室戸岬への道は車でも来たことはなく、今回が初めて!もちろん室戸岬も初めてです。徒歩で来た事は感動ものです。
12三谷組み遍路小屋
建設業者提供の遍路小屋です。
13携帯充電器
太陽光発電と携帯電話用の充電コンセントが装備されていました。これはいいですね。
14東洋町甲浦
高知県東洋町甲浦(かんのうら)に入りました。阿佐海岸鉄道、阿佐東線の終点がここ甲浦です。これから先は鉄道がありません。国道を走るバスのみが公共交通機関となります。
15津波避難タワー
海岸縁にある集落には非常に多くのこのような津波避難タワーが設置されていました。南海トラフに起因する巨大地震、それに伴う津波対策でしょう。
16高知まで117キロ
”117”の数値に反応!高知まで”117”キロです。
17東洋大師分岐点
東洋大師への分岐点、遍路道は旧道を通りますが、我々はそのまま国道を行きました。
18太平洋
海岸縁が美しいからです。(うそ、実は国道の方が安楽だから?)
19給水ポイント無し
これから先、暫くは飲み物の自販機が無いようです。ちなみに歩行中は常に飲み物を持っていて、適宜補給する必要があります。そうでないと身体に悪いので。飲み物の自動販売機の存在は常に気にしています。
20バス停
国道を走るバスの便は2時間に1本くらいのようです。
21延々と続く海岸線
私たちの左側には延々と海岸線が続きます。向こうに岬がみえる、そしてまだその先にも、遠くに霞んでまだ次の岬も・・・美しい景色なのですが、この先どれだけ歩かねばならないのかという多少の絶望感に似た感情も湧き出す風景です。
22ゴロゴロ休憩所
ゴロゴロ休憩所で休憩。道を歩いているときには滅多に出会わないお遍路さんですが、休憩所では出会います。
23ただただ距離を稼ぎます
国道の距離標を励みにただただ歩きます。
24異様なモノが
時たま異様なモノも見かけます。他にもオモチャが数点。なんなんでしょうね?
25法海上人堂
法海上人堂も通過。
26ヨーロッパ系のご夫婦
先ほどのゴロゴロ休憩所で休憩されていたヨーロッパ系のご夫婦。奥様の方はかなりばてていましたね。
27鯨ウオッチングの看板
ホエール・ウオッチングの看板発見!さすが室戸です。
28太平洋
といって海に目をむけると・・・鯨が・・・見えるはずないか。
29あの岬の向こうまで
見えるのはただただ遙かな岬だけ。
30ロッジ尾崎
てな事を思いながら歩いているとようやく本日のお宿に到着しました。まる1日歩きつづけていた日でした。32キロお疲れさまでした。

2019年5月17日(金)5日目

7:10 生本旅館出発
 徒歩(32Km 8時間40分)
7:15 海部駅通過
 9:10 高知県に入る!
 9:18 三谷組の遍路小屋で休憩
10:13 遍路小屋で休憩
10:42 東洋大師分岐点
11:45 ゴロゴロ遍路小屋で休憩(昼食)
12:45 法海上人堂通過
13:20 室戸市へ入る
13:20 遍路小屋で休憩
14:00 沸海上人庵通過
15:00 佐喜浜川通過
15:50 ロッジおざき到着(宿泊)


ロッジおざき 〒781-7220 室戸市佐喜浜町708-3
          TEL:0887-27-2065
        宿泊(1泊2食 7000円)2名同室

5日目全歩行距離 32Km

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硫安投入

(5月26日の記事です)
 苗代の苗が随分大きくなってきた。
鳥よけと保温のためにかけていた網を外す。
1苗代
成育促進のために硫安水溶液をかけてやる。その後、葉の焼けを防止するために清水をかけて洗浄する。
2硫安投入
田植えは6月10日以降16日までの間。
3苗
田植機にかかるのは精々20センチまで。うまくスケジュールに合うかどうかが気になるところ。

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農家の溝掃除

(これは5月26日(日)の記事です)
田植え前のこの時期、延々と各種団体が取り組む溝掃除が続いている。
何でまとめてしないのか?という疑問もあろうかと思うが、
溝掃除1
町内会は雑排水には責任はあるが、農業水利は関係無い。
溝掃除2
水利関係は幹線農業用水路のみ。
まあ、担当が明確でないとトラブルの元になるのでしょうね。
溝掃除3
ということで、全てに係わっている私は当然の事ながら全ての溝掃除に参加しなければならないのであった。
溝掃除4
こうして視点を替えて見ると、我が地域にもまだ農地は残っていますね。

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四国歩き遍路(ステージ2の4日目)

(5月16日(木)の記事です)
昨日は徳島県最後のお寺、薬王寺を参拝した。
いよいよ今日からはお寺の無いエリアを延々と歩く。
1道しるべには90キロ
そう、次の24番は高知県の室戸岬先端にある最御崎寺(ほつみさきじ)なのだ。
薬王寺があるのは徳島県美波町、そこから牟岐町、海洋町、高知県に入り、東洋町、室戸市と歩くのだ。
道しるべには室戸市まで90キロの表示が出ている。
3遍路小屋
他の日もそうなのだが、大体、1時間歩けば10分ほど休憩というのが先達(リーダー)のSさんのパターン。
自分も1時間以上連続して歩くのは軟弱者だから辛い。
ちなみに、国道沿いであれば100メートル毎に表示があり、また、1キロ毎にも主要ポイントまでの距離を表した標識がある。キロポストと呼ばれているものだ。
目標物が無い時はこれを励みに歩いている。だいたい1キロ15分、つまり時速4キロというところか。
4古い家
沿道にあった古い家、二階建ての屋根の上にトタンで作られた小さな屋根が出ている。昨日から何軒か同じような屋根を見たのだが、何をするためのものだろう?
5じもと言葉
道路標識は地元言葉?で書いてある。語尾に”け”が付くのは自分の住んでいる播州地方と大阪の河内南部。
何か共通点があるのだろうか?
なんて色んな事を考えながら歩いている。
6またお会いしました
おー!!またお会いしましたね、Kさん、我々は歩みが遅いのでいつも追い抜かれて行かれます。明日は同じ宿です。
7トンネルグッズ
こんな看板がありました。トンネル内を歩く時に、安全確保のために装着するたすきやリストバンドが入っているようです。お遍路さんにはとても親切な徳島県ですね。
8自動点灯
そして更に・・・国土交通省もこんな配慮を。何だかわかりますか?トンネル内の歩道を歩いて行くと、超音波だかのセンサーが感知して行く先の歩道照明を自動点灯してくれます。かつて居た職場がこんな配慮をしているなんて少々驚きです。ありがたいことです。
9鈴がゆれる
Sさんの付けた鈴の音が歩きのリズムを取ってくれています。
10キロポスト
これが先ほど書いた国道のキロポスト。室戸まで74キロ。
11グリーンライン
このグリーンラインは1番霊山寺へ行く途中にもありましたね。お遍路さんの通る道を示しているようで・・・
12グリーン説明
ちゃんとこんな説明板もありました。四国には遍路文化が根付いていますね。
13横断表示
こんな横断標識も。しかし、国道の歩道部分は上り側になったり下り側になったりで、その都度国道を横断しなければならないので結構危険を感じている。できれば極力長い区間、同じ方向に歩道を設置して欲しいものだ。
14うえるかめ
日和佐で行ったウミガメ博物館、確か昔底を背景にした連続テレビドラマがあったとSさん。なかなか思い出せなかった題名がここにありました。
15遍路小屋
適当な所に遍路小屋があれば休憩する。結構立派な小屋もあります。
16牟岐川沿い
薬王寺から約14キロ、牟岐川べりに出ました。ここからは暫く国道を離れて牟岐川沿いに進みます。
17昼食場所
牟岐駅近くで昼食が出来る場所がありました。歩き遍路をしていると、適当なところに食事を出来る場所があるのは希です。
今回は幸運。
18牟岐駅
昼食後は牟岐駅前より再び国道55号を歩きます。
19サーファー
ここは内妻(うちつま)久しぶりの海辺、サーファーが気持ちよさそうですね。
20鯖大師
鯖大師前で少し休憩。
21室戸阿南海岸国定公園
鯖大師を過ぎると海が見え隠れしています、この辺りは室戸阿南海岸国定公園の中のようですね。
22美しい海
美しい海(太平洋)です。
23ヨハネスクヌッセンの碑
こんな碑を発見しました。デンマーク人ヨハネス・クヌッセンを称える碑です。1957年紀伊水道で起きた地元浅川の船の遭難時、救助しようと海に飛び込み亡くなった方でした。この話は小説にもなっているとのことです。
24海部川
海部川を渡るともうすぐ、今日の目的地である海陽町の旅館です。

(2019年5月16日(木)4日目)

7:10 きよ美旅館出発
  徒歩(28Km 8時間50分)
7:35 道の駅
8:25 国道55号沿いの遍路小屋で休憩
9:12 水車のある遍路小屋で休憩
10:40 沙羅の木のある遍路小屋で休憩
12:00 牟岐駅前のショッピングモールで昼食
13:40 鯖大師近傍で休憩
14:50 まぜのさと近くの遍路小屋で休憩
16:00 生本旅館到着(宿泊)

生本旅館 〒775-0302 海部郡海陽町奥浦町内171-1
        TEL:0884-73-1350
        宿泊(1泊2食 7560円)2名同室


4日目全歩行距離 28Km平坦

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樋門操作訓練

(5月24日の記事です)
 この日は年に一度の樋門操作訓練があった。
河川管理者から台風等の災害を想定して樋門水位観測員に出動命令が出される。
樋門水位観測員は担当の樋門に駆けつけ、水位の確認や樋門操作を実施するのである。
パネル
午前10時25分、姫路河川国道事務所、小野出張所より自宅の電話に出動命令がかかってくる。
今回は月に二回の樋門点検も兼ねて実施するという。
あ、そうだ、そもそも”樋門”ってどんな役割をするのか書いたっけ?
ごく簡単に説明すると、梅雨や台風で雨が沢山降る、町中に降った雨は河川や用水路に流れ込み、それが集まって大きな河川に流れ込み、海に出ていくのである。この流れが滞ると洪水になる。町中の小さな河川が大きな河川と合流するところに”樋門”がある。通常は開いたままで、そのエリアに降った雨を大きな川に流しているのだが、大きな河川は広いエリアの水を集めるため大きな河川の水位が上がれば、小さな河川へ水が逆流する。それを防ぐのが”樋門”なのです。樋門操作というのは、大きな川とそれに流入する小さな川、両方の水位を見ながら町中に降った雨をうまく大きな川へ流すという仕事なのです。ならば、大きな川も小さな川もどちらも一杯になったらどうするの?という疑問が出てくるかも知れない。そう、そんなときはポンプ場が近くにあって、樋門を閉めて町中に溜まりだした水を大きな川に強制的に排出するのだ。だからポンプ場が無い地域は浸水してしまうのである。
・・・ということで、まず樋門を全閉にする。水の流れが止まりました。
全閉
次は全開の操作。町中に溜まった水が排出されます。
放流
曇川樋門には大きな川側と小さな川側両方に樋門があり日頃は電動の大きな川側の開閉のみで事足りるのだが、今回は点検も兼ねているので小さい川側も動かしてみる。
エンジンかからない
エンジンのついた小型のゲートが4門もあり、紐を引っ張ってかけなければならないので少々大変です。
量水板清掃
後は一番重要な量水板の清掃です。ゲート室内にはディジタル表示もあるのですが、この量水板を読むことが一番の基本なのです。
 訓練は午前中には終わりましたが、この後、予備発電機や投光器の確認、農業用水確保のため、所定の水位の維持を確認してからの撤収となりました。

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四国歩き遍路(ステージ2の3日目)

(5月15日(水)の記事です)
 昨夜は飲み物を買いに宿を出ると、隣の平等寺上空で異様な音と光が!ドローンを飛ばしてお寺を上空から撮影しているようだ。後で山茶花のおばさんに聞くと、副住職が新しいモノ好きなのでやっているのだろうとのことであった。以前もヘルメットにつけたカメラでお寺探訪をしてテレビに出ていたとのこと。
2山茶花の前で
 朝食後、昨夜一緒だった8名は一人ずつ出発していく。7時過ぎに私達も出発。山茶花ではすごいお接待の山!それにも増してオニギリまでお接待とのこと。頭が下がります。
1お接待
大阪のKさんは少し後で出たようで、私達を抜いて行く。
4KさんとSさん
途中、山道で向かいから来た軽トラに呼び止められる。トラックのおじさんからゆで卵と塩飴をお接待としていただく。わざわざ作って頂いているようで、中にはお塩も。徳島の方は遍路に対するもてなしの心が篤い。今日は徳島県では最後のお寺である23番薬王寺に行く。行程は約23キロ。
3薬王寺まで22キロ
 ちなみに昨夜泊まった平等寺あたりは新野(あらたの)といい、竹材や筍の産地で、ここで作られた竹箒は遠く北海道の除雪にも使われているという。また、筍も昨日の道すがらも非常に美しく整備された竹林があり、食用の筍を作っているとのことであった。
 5竹林
道は県道284号線から国道55号に合流し、鉦打(かねうち)トンネルを抜けた所の休憩所で少し休む。Kさんとは入れ違いだ。私達はそこから少し寄り道をして徳島県の福井ダムを見学に行く。
6遍路小屋
その後、県道25号線に入り、
7竹の見張り番
由岐坂峠を超えて海辺に出る。 
8すがすがしい
由岐の街中は避けて“田井の浜”という美しい海水浴場に出た。今回の遍路で初めて見る海だ。数名のサーファーが波と戯れていた。牟岐線はこの海水浴場のある駅には夏場のみしか停まらないとのこと。
9田井の浜
 ”田井の浜”の休憩所で、山茶花で作ってもらったオニギリで昼食。目一杯締まったオニギリで、2つ食べるともうお腹いっぱい。
10柏餅
 木岐の町中ではSさんの鈴の音を聞きつけておばさんがお接待させてくださいと出てきてくれた。野ぶどうを煎じたお茶と、サンキライという葉に包まれた柏餅を頂いた。また、庭に来ているアサギマダラという蝶を見せてくれた。長距離を飛翔するこの蝶は、特定の植物の蜜しか吸わないのだそうだ。
11句碑
 その後は山道となる。途中、車道からも離れ、遊歩道を歩く。昭和南海地震で被災した、灯籠の跡がある。この遊歩道には多くの俳句の碑がある。毎年募集して優秀なものが木柱に書かれてここに建てられているらしい。
県道から海辺までは山道である、
12女性遍路
県道べりの休憩所で休んでいると妙齢の女性遍路が来た。煩悩深いのでそんなことばかり気になるのである。88箇所全て回っても多分変わっていないだろうな。
13白い灯台
 そこを超えるとやがて海になり、えびす洞を過ぎて!台風中継で有名なホテル“白い灯台”が見えて来た。
美しい海に白いホテルは映えていた。
14海
そこから日和佐の町中はすぐそこであった。
16海岸
日和佐の街についたのが15時、若干時間があったのでウミガメ博物館カレッタを見学する。色々なカメが飼育されており、もちろんウミガメも居る。
17ウミガメカレッタ
じっくりと見ると興味深いのであるが、今回は余り時間もないので駆け足で見て回る。
18薬王寺
15:30 カレッタ出発、本日の旅館は薬王寺の手前にあるので、一旦旅館に荷物を預け薬王寺を参拝する。
19現役
ここではこんなレトロな郵便ポストも現役なのです。

(2019年5月15日(水) 3日目)

  7:20 山茶花出発
     徒歩(22.4Km 7.5時間)
  8:56 国道55号沿いの遍路小屋で休憩
  9:30 福井ダムへ寄る
  9:47 県道200号線へ入る
 10:15 沿道の遍路小屋で休憩
 11:26 田井の浜(昼食)
 12:37 木岐の町中で柏餅のお接待を受ける
 14:30 白い灯台通過
 14:36 恋人岬で休憩
 15:00 ウミガメ博物館カレッタ見学
 15:30 カレッタ出発
    徒歩(少し)途中きよ美旅館に荷物を預ける
 16:00 23番 薬王寺参拝
 16:25 23番 薬王寺出発
     徒歩(200m 10分)
 16:35 きよ美旅館到着(宿泊)・・・・薬王寺の近く

  
きよ美旅館 〒779-2305 海部郡美波町奥河内字寺前112
          TEL:0884-77-0550
        宿泊(1泊2食 7500円)2名同室

                    3日目全歩行距離22.6Km 

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靴がトラブル

 四国歩き遍路のために買ったメレルのカメレオン、
1カメレオン
ステージ2では喜々として履いていたのだが、思わぬトラブルが・・・
3左足ヒビ2
7日目、延々と1日雨の中を歩いていた時、左足が浸水しだした。靴を確認すると左足のみつま先を覆うソールの延長部分に細かいヒビが。
4右足は正常
右足は全く支障なくもちろんヒビも無い。
帰宅後、早速購入したお店へ持ち込み確認してもらう。
どうやら長年展示?しぱなっしだった左足が店内の照明の影響なのか劣化していたようだ。
新しいモノに交換してくれると言うが、入荷するのに数日かかるので返金するとのこと。
ならば、と返金されたお金で徳島のSさんオススメのモアブ2を購入する。今度は展示品でなく新しいものを出してもらった。
11モアブ2
ソールはビブラムだがカメレオンとは若干パターンが異なっている。
12ソール
ついでに中敷きも分厚い物を購入。連日長距離を歩いていると結構かかとへの負担が気になっていたのだ。
14ソルボライト
ソルボライトという商品名だか材質名だかのもの。
15結構厚い
オリジナルに比べると結構分厚くていい感じである。ステージ3で歩くのが楽しみだ。

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四国歩き遍路(ステージ2の2日目)

(5月14日(火)の記事です)
 朝、朝食後、宿の方に昨日ピックアップされた道の駅”雛の里”まで車で送ってもらう。昨日奇跡的な再会をした大阪のKさんも一緒である。
1かくりんじ案内板
道の駅から本日最初の目的地である20番鶴林寺の登り口まではすぐだ。
2歩いているとこ
民家と川の間の細い道を登って行く。Kさんは健脚で我々はすぐに離されてしまう。
3歩き遍路道
民家の窓にはレトロそうな歩き遍路道のポスターが・・・。地元の方やボランティアの方々により保存されているとのこと。有りがたい事です。
4山茶花の看板
おお!早々に本日宿泊する宿の看板が!平等寺から徒歩8歩とのこと。
5急な坂
しかし、今現在の道はとても厳しい!
6この急さが伝わるか?
この急さがわかりますか?恐らく車は上れないでしょうね。
7だいぶ上がってきた。
だいぶ上がってきました。雛の里の集落が見えています。本日の予定は20番鶴林寺、21番太龍寺、22番平等寺の3ヶ寺です。
8茅葺きの遍路小屋
途中に茅葺きの遍路小屋がありました。茅葺きの文化を伝えるため、文化庁の助成を受けて作られたものとか。なかなか立派な小屋です。
9階段
山道を歩くのはなかなか大変です。石畳があっても結構疲れます。しかし、ここは親切にも道の脇に階段が作られていました。これはとっても楽でしたね。
10杉林
やがて道は杉林のなかへ。
11一気に下りてまた登る
20番鶴林寺は平地から山の上まで登りますが、その次の太龍寺は一旦下まで下りて、再び山を登る事になります。写真中央少し右に橋が見えていますが、そこまで下ってから再び写真右上の山の上まで行かなければなりません。なかなか厳しいです。
12鶴林寺
9時前にようやく鶴林寺に着きました。
13急な下り
参拝の後、境内途中から急な下りの道を下って行きます。
14荒れた山
この道は台風の被害なのか結構多くの倒木があったようで、山道を開けるため、倒れた大木が切ってありました。これも地元や遍路道を守る方々によって作業されているのでしょうね。頭が下がります。
16太融寺はあの山の上
少し下ってきました。太龍寺は前方少し右に見える山の上です。
17立派な遍路小屋
未kんかや小学校のあるところまで下ってきました。ここには立派な遍路小屋がありました。
18一番低い点
そしてここ、この橋が先ほど山の上から見えていた橋、一番低いポイントです。後は登るばっかり。この後は披露困憊のためあまり写真がありません。
19太融寺山門
ようやく太龍寺に到着。予定よりは若干早かったです。今回は優秀です。
20天井に龍の絵
このお寺の庫裏の天井には素晴らしい龍が描かれています。一見の価値ありですよ。
21本堂前の石畳
本堂前の石畳は同行のSさんがかつて施工されたものだとのこと。素晴らしいです。
22水田
太龍寺を後にして本日の三番目の平等寺へ。山間の水田や・・・
23手書き地図
微笑ましい手書き地図・・・
24シャガが花盛り
シャガの群落などを楽しみながら歩いて行きます。
25遍路石
これは珍しい、訂正された?遍路石。
26再び山の中
平等寺までは全て下り道だと思っていたのだけど、そうは甘くは無かった。途中に大根峠という峠があったのです。またまた道は山の中へ。
27平等寺
峠を越せば水田や花畑の続く道。そして本日の最終予定地平等寺が見えました。16時半頃到着。納経所の閉店時間がせまっているので先に納経帳に書いてもらい、後でゆっくり参拝する。
28山茶花の宿
本日の宿、”山茶花”は確かに平等寺のすぐとなりでした。

(2019年5月14日(火)2日目の行程)

7:00 ふれあいの里さかもと出発
7:15 道の駅 雛の里へ送り込み
7:20 道の駅 雛の里出発
      徒歩(3.8Km 1.5時間)
7:40 茅葺き遍路小屋で休憩
8:45 20番 鶴林寺参拝
9:20 20番 鶴林寺出発(雨模様となる)
     徒歩(6.5Km 2時間30分)
 10:06 遍路小屋で休憩
10:36 水井橋通過
 11:00 若杉山辰砂採掘遺跡
12:07 21番 太龍寺参拝
12:50 21番 太龍寺出発
     徒歩(11.7Km 3時間)
 14:25 遍路小屋で休憩
 16:30 22番 平等寺参拝
 17:00 22番 平等寺出発
徒歩(すぐとなり)
 17:00 山茶花(宿泊)

  山茶花  阿南市新野町秋山188-1
         TEL:0884-36-3701
          宿泊(1泊2食 6500円)2名同室

                    2日目全歩行距離 22Km 

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キーボード新調

 パソコンのキーボードを新調した。
旧キーボード
これは以前に使っていたマイクロソフト社の有線キーボードと無線マウス。
マウスは支障は無いのであるが、キーボードは10年選手(10年以上使っている)ちなみに今まで使ってきたパソコンは4台、ホスト的に使っているのはずっとデスクトップ型である。その2台目からはずっとこのキーボードだったのだが、長年の使用により一番良く使うと思われるEnterキーにガタが来て、まともに打てなくなってしまった。
そのためにこの度無線キーボードを新調した。それがこれ。
新キーボード
コードも無くなりスッキリした。キー配列は前のものとほぼ同じ、Fnキーのみが前のには無かったくらいだ。
昨日、大阪へ行く予定があったのでヨドバシカメラで夥しいキーボードを全て触ってから決めた。有線キーボードは1000円以下なんですね!驚きましたよ。超高級キーボードなんてのもあったけど何処が良いのか全く分からなかった。この安価なキーボードで十分満足している状況です。

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四国歩き遍路(ステージ2の1日目)前回のリカバリー

(5月13日(月)の行程です)
 今日は前回のリカバリーの日。前回12番焼山寺の山道を歩いた後、足が腫れてしまい歩いていないルートがあるのだ。これをとばすと、歩き遍路を名乗れない、だから意地でも歩くのだ。
1徳島駅バスターミナル
 前回と同じくJR舞子より高速バスで徳島駅前まで。そこから路線バスに乗り早渕まで行く。前回はそこからバスで帰ったからだ。バスを降りると黒い服を着たおばちゃんが声を掛けてくる。遍路に行くというと暑い中頑張ってと言ってくれる。井戸寺の方向を聞くと親切に教えてくれた。
3田植えの済んだ田
 きれいに田植が終わった水田や懐かしいノコギリ屋根の工場の横を歩いて行く。
4のこぎり屋根
井戸寺までは約20分ほど。大きな山門の立派なお寺だ。
5井戸寺
 いつものように手水鉢の前のベンチにザックを置きお参りをする。西洋の女性お遍路さんがお参りしていた。納経所の女性の方は親切で気さくな方だった。
6井戸
 お参りを終わってザックの所に帰ると何だか人だかりが。若い女性が「今お接待しています」と、冷やしたゼリーを保冷バックから出してひとつくれた。近隣の老人福祉施設の方のようで、おばあちゃんとおじいちゃん、付き添いで若い男女が一緒に来ていた。人だかりがあったのは先ほどの西洋人のグループで付き添いの男の子が通訳して、おばあちゃんと西洋の女性が楽しそうに話していた。お婆ちゃんはとても嬉しそうにはしゃいでいた。高齢者を活性化させるにはこれはとても良い活動だと思った。
7上鮎喰橋
 井戸寺を出て、徳島駅前方向に歩いて行く。約8キロ。朝、バスで通ってきた国道55号を逆に歩く。
 鮎喰川(あくいがわ)を渡る上鮎喰橋で信号待ちしていると、横に停まったバイクの人がヘルメットのシールドを上げて話しかけてくる。自分も歩き遍路を回り、先日結願したのだと。信号待ちのほんの短い時間ではあったが、声をかけていただけるのは励ましになる。
8国道を徳島駅まで
 途中、ガストで昼食をとり予定時間より1時前に徳島駅に到着。時刻表を見ると牟岐線は30分毎でちょうど13時の列車があったのでそれに乗る。牟岐線は単線ののどかな列車。約30分で目的地の立江駅に着いた。
10立江駅まで
 前回行った立江寺に一旦行く。先月に来たときは桜が満開だったが、今回はボタンとシャクヤクが花盛りであった。
11立江寺通過
 前回はそこから道の駅までタクシーで行ったので歩かなかったため、そのルートを歩く。お寺を出るとすぐに白鷺橋を渡る。この橋は“積悪邪見”の者は渡れないと言われているが品行方正な私は無事渡れた。
12白鷺橋
 田植えの終わった水田や、バイパス工事のカルバートなどが見える。
13古道
 途中、“櫛渕真念古道”への分岐があった。篤志家が、旧道を復活させたとのことであるが、少々遠回りのようで、“マムシ注意”の看板があったのでそのまま遍路地図の道を行く。酒屋の自動販売機の所で飲み物を買っていると、先ほど立江寺にいた若い人が追いついて来た。暫く休憩をかねて話す。
14東京のSさん
 一緒に出発したが、いつの間にか離れてしまい、自分は櫛渕の八幡神社の巨大クスノキと巨大フウ(カエデの仲間)の写真を撮ったりしていたので随分離れてしまった。
15巨大楠
 次に会ったのが、沼江のコミュニティセンター前であった。実はここで驚くべき事が…!コミセン前でおばちゃんがお接待しているからおいでと呼んでくれる。先ほどの若者ともう一人、背の高い遍路が。まずトイレを借りて、その後おばちゃんのところへ行く。おばちゃんは手作りのティッシュケースを配っていた。もう28000個を配ったという。コミセン向かいにある「ユウユウ」という美容院のオーナーとのこと。そこで先ほどのもうひとりの遍路、私がそこに行くまでに出発されたのだが、何だか見たことのある風貌。向こうもこちらを暫く見ていた。その日泊まる宿でわかったのだがそれが、前回、立江寺で別れた大阪のKさんだったのだ。なんという偶然!まるで奇跡です!
16案内看板
 コミセンを出発するとすぐに沼江のローソン、そして道の駅雛の里だ。途中、同行していただいているSさんの乗ったバスに追い抜かれる。道の駅ではSさん、そして本日の宿(前回の最終日と同じ)「ふれあいの里さかもと」の快活な女性の職員がご本人はお休みにも係わらず迎えに来てくれていた。一緒に歩いてきた若い方、東京から来たSさんは道の駅にある遍路小屋に宿泊とのことで別れる。
 とりあえずこれで前回歩けなかった分のリカバリーは出来た。明日からは新たなルートだ!!

(2019年5月13日(月)の行程 前回行けなかった所のリカバリー)
  6:50 自宅出発
  7:02 JR日岡駅
    JR加古川線
  7:05 JR加古川
    JR神戸新快速
  7:26 舞子
    (徒歩 7分)
  7:45 高速舞子
    高速バス(徳島行き)
  9:07 徳島駅前 ④番乗り場 徳島バス 鴨島線(浦庄経由)
  9:30発 (バス 8Km 20分)
  9:50 早渕バス停出発
    徒歩(3Km 23分)
 10:13 17番 井戸寺参拝
 11:40 17番 井戸寺出発
    徒歩(8Km 1時間)途中昼食ガスト
 12:50 JR徳島駅着
 13:00 JR徳島駅発
    JR牟岐線 (阿南行き)
 13:25 JR立江駅着
    徒歩(10Km 2時間半)
 (14:20櫛縁神社,14:50沼江コミセンで休憩)
 16:10 道の駅 雛の里到着
  ふれあいの里さかもとへ迎えを依頼
  送迎依頼(12.4 Km )
 16:30 ふれあいの里さかもと到着
   Sさんと合流(宿泊)
   ふれあいの里さかもと TEL:088-544-2110
    宿泊(1泊2食)2名同室16畳
                                   全歩行距離 21Km

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帰還しました

 5月13日より行っていました第二回の四国歩き遍路、22日に帰宅しました。
今回は徳島県の後半4ヶ寺、そして延々と歩いて高知県室戸岬まで。
岬先端の最御崎寺から30番の善楽寺まで行って来ました。
 途中では色んな出来事があり、また多くの暖かい心に触れられた気がします。
これから順次紀行を掲載させていただきます。
りん横

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カメレオンでお試しウォーキング

来週はじめに出発する四国遍路ステージ2に向けて、先日買ったメレルのカメレオンを試して見た。
コースはご近所を10キロほど。
1新井緑道
まずは新井(しんゆ)用水路沿いにある新井緑道を歩きます。
2看板
加古川の河岸段丘に沿って掘られた農業用水路です。
木漏れ日の中を歩くのはなかなか気持ちが良い。
3木漏れ日
これは灌漑エリアの説明板。結構広いエリアです。
4説明板
河岸段丘ですから結構見晴らしが良い。遠くに見えるのは加古川中央ジャンクション。加古川バイパスと東播磨南北道路との接続部。
5田舎
緑は豊かですね。
その後、おなじみ水管橋を渡り加古川右岸へ。
6水管端
カメレオンはなかなか快適です。
7カメレオン
水管橋を渡ってから上流方向へ。
そして工業用水のため池である平荘湖へ登って行く。白い藤がまだ残っています。
8藤の花
これが平荘湖。結構広い工業用水のため池です。
9平荘湖
湖岸は一周出来るのですが、今回はタッチのみ。帰途に入ります。
池尻橋で加古川を渡り、再び左岸へ。2両編成の加古川線が来ました。
10加古川線
用水路や樋門などを見回り、帰宅。
カメレオンのソールは小石を咬み安い。
11石
 それから以前、Yさんより指摘のあった、濡れた場所ではすべり安いというのも今回試してみたら確かに持っている他の靴に比べて若干すべりやすいのではないかと思った次第。まあ、まだ靴底が馴染んでいないのでこれからかな・・・と。

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カルマンギア復活に向けて

 久しぶりのカルマンネタです。

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ソラマメ初収穫

(5月9日の事です)
畑の水やりをしていると、もうぼちぼち食べ頃かな?と思うソラマメがあったので初収穫した。
初収穫のソラマメ
オーブントースターで鞘ごと焼いて、中身を出して塩をふりかける。・・・これが一番手っ取り早い食べ方。あー初夏の味!
(おまけ)
和シャクヤクが咲きました。
和シャクヤク
本来のシャクヤクよりは花弁が少ないけどこれはこれで控えめな美しさ。

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たまねぎ吊り

(5月8日の事です)
先日引き抜いたタマネギを吊した。
引き抜いたタマネギは畑で2日ほど放置したあと葉と根を切る。
葉切り
物干しの風よけを・・・・
物干しの囲い
撤去した方が風通しが良いということで取り外す。
外した所
5個ほどずつ縛って二組を振り分け荷物風にする、こんな感じで吊るして保管します。
吊りました
(おまけ)
ジャガイモの花が咲き出しました。
ジャガイモの花
シャクナゲの蕾がふくらんできました。
シャクナゲの蕾

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植木の予防

 庭木の予防に来てくれた。
植木の予防1
 昨年から頼んでいるのだが、それまでは毎年自分でやっていた。
植木の予防2
これをする事で害虫は随分少なくなる。(あまり望ましくはないけれど)
(おまけ)
グラジオラスが咲きました。
グラジオラス
草に埋もれていたミョウガを発掘。
ミョウガ
和シャクヤクがもうすぐ咲きそうです。
ワシャクヤクの蕾

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サツマイモ植え付け準備

 サツマイモの植え付け準備をした。
・・・と行っても、随分前にもうやっていたのだが、また草が生えて来ていたので・・・
堆肥投入
いつもの牛糞堆肥を投入して・・・
耕耘・整斉
耕耘とならしをします。このとき極力草の球根とかも排除します。
シラン
(おまけ)
シランが花盛り。
シラン拡大
白いのも咲いています。
白シラン
ウキツリボクっていう変な花も咲いています。
ウキツリボク
ボタンはもう終わり、これからはショウブが咲くでしょう。

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加古川中学同窓会

(5月5日の記録です)
From March,1974 to 5th,May,2019
We are Time Travelers-43.
Kakogawa-J.H.S

加古川中学校 昭和49年(1974年)卒業生の第7回同窓会があった。
1995年より4年に1回のペースで今回が第7回。今回で最終とのこと。
お世話していただいた幹事の皆さん、本当にありがとうございました。
今回は77名の出席、恩師は3方に来ていただきました。
同窓会看板
幹事代表のT君。
恩師
3年生の時の担任だった理科のI先生。71歳、とてもお世話になった先生です。
私の遠い親戚に当たるH先生からは処世訓を集めた”雑学”ペーパーをいただいた。88歳?ぼけることもなくとてもお元気!
二次会
二次会にも出席。
アトラクションも
アトラクションもありました。
この後、三次会、四次会と続き、結局家に帰り着いたのは2時でした。


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野菜の垣・早生タマネギの収穫など

(5月5日の記録です)
夏野菜が大きくなってきたので垣を施す。
ししとう
こちらはししとう、キュウリ、トマトの列。
なす
こちらはナス、ピーマン、ゴーヤ。
垣1
トマトとキュウリは背の高いものを。
垣2
それ以外は適当に。
タマネギ状況
早生タマネギが倒れて来ました。
晩生
晩生の方はまだまだです。
収穫
早生の収穫をしました。過去二年続きで不作だったので、今回はちゃんと除草もし、追肥も二回実施しました。
良い出来です
その結果、ほぼ100%の収穫率、濤立ちもわずか3本のみ。手をかけてやればちゃんと出来るんだという見本みたいなものですね。

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苗代作り

(5月4日の記録です)
苗代作りです。
1年に半日しか活躍しない播種機械。
播種精度が余り良くないので入っていないポットや一粒しか入っていないポットに補填しています。
種まき
今年は81枚作成。
出来上がり
昨日、整地した苗代に水を張る。
水張り
この後、畝を平面に均し、根切り網を畝の上に張る。
そして作成した苗箱を並べる。
並べて
そして、体重を利用して上から転圧。苗箱の下面を土に密着させるため。
添圧
保温のために不織布をかける。
不織布
更に保温と鳥よけのためにフレームを挿し、網を張る。
寒冷紗
これで完成です。
完成
何度も泥田を歩き、細かい仕事も多く、また、精度を求められるので結構苦痛な作業なのです。
苗を買えば楽なのですが、経済的に考えると一体何をやっているのか益々分からなくなってくるのであえて労力をかけてやっています。
 息子達が帰ってきて手伝ってくれ、完了後には一緒に飲めるのが究極的目的かも?

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苗代準備と耕耘など

(これは5月3日の記事です)
用水路に水が来た。苗代準備を始める。
水路
息子に手伝ってもらい、畦シート入れ、そして耕耘、畝立て。
苗代準備
水中ポンプを水路に投入し、配管、配線をする。先日作成したポンプ制御盤が役立つ♪
水中ポンプ
水田には随分草が伸びて来たので畦草刈りをした後、3度目の耕耘。昨秋に稲刈りをした後、次の田植えまでの間に我が家の場合は4回耕耘する。(何回が妥当かはよくわからないのだが・・・)今年は1回少なくしようと密かに思っていたのだが、草が段々目立つようになってくるとどうも落ち着かない。
耕耘前
スッキリしました。
耕耘後
水田の西の端、れんこんエリアには牛ふん堆肥を投入して・・・
レンコン畑
水田エリア共に耕耘しておきます。ちなみにタマネギは田植えまでには収穫します。
耕耘2
タマネギの回りだけは草が残ります。
種籾
先日、浸けた種籾は・・・
水切り
水切りして明日の種まきに備えます。下に敷いているのは”むしろ”、稲藁で編んだ敷物です。昔はいろんな農作業に使っていましたが、今は種籾の水切りにしか使う事はなくなりました。
イチジク
カミキリムシに食われて、大半が枯れ、唯一1本残っていたイチジクが若葉を出しました。良かった。
そらまめ
ソラマメが大きくなってきましたね。
ボタン
ボタンが咲きました。

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キャストのサス改造

今日は久しぶりに車をさわった。
1対象車
と言っても自分のではなく友人の車。
2マクファーソン
マクファーソンストラットのサスを取り外し・・・
3取り出し
スプリングを外して・・・・
4スプリング外し
カット。写真には半巻き分ですが、この後もう少しカットする。
5切断
5/6巻きカットで約1センチ車高ダウン。サイドスリップを測定する。
6サイドスリップ測定
果たして期待どおりのフィーリングになったかは、暫く走って確認するとのこと。
でも、マクファーソンストラットのバネカットってなんて楽なんでしょう!117クーペのはとても大変だったのに。

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端材ストッカーの製作

(これは5月1日の記事です)
 昨日の倉庫の棚の整理に引き続き、そのしたに積んである材木(端材)
を整理すべく、端材ストッカーを作った。
整理前
整理前はこんな状況。
作成中
端材ストッカーを端材を使って作成中。寸法なんて適当、極力切断の作業が少ないようにする。
完成
これが完成品。まあ適当に作った割にはまともな姿か?
入れたところ
端材を入れるとこんな感じ。キャスターを付けたのでゴロゴロと押して行ける。
多少はスッキリ
元の所に押し込んだ状況。あんまり変わらないか?

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