
(これは4月3日の記事です)
地元の農業の水利委員長から樋門操作員になって欲しいと依頼された。定年退職はしたが、まだ年金が返ってこないので、働きに出なければならないと思っている事を伝えたが、なり手がいないから常に出動できなくても他のメンバー(合計4名)でフォローするので何とかやってほしいとのことだった。

加古川の曇川樋門である。曇川は雨水の排水のための河川だけではなく、上流にある加古川大堰から取水された農業用水の水路の一部でもある。

農繁期には下流に適切に農業用水が配水されるように調整もする。

当然だが主たる目的は洪水防御(内水被害の軽減)のためなのだ。

年度末に以前携わっておられた方がご高齢のため引退され、その後任となった。とは言え他に3名居る操作員の方全てが70歳を越えている。先日の水路掃除の記事でも書かせていただいたが、いかに高齢化が進んでいるか、(若い農業従事者がいないのと同時に若い方々は社会的な活動を担い得る余裕もないのだ)要するに農業では生きて行けないから勤めに出る、そうすると、社会的な事、消防団とか水防団とか町内会の役員とかその他の役割を担え無いのである。(まあ、農業従事者のみがそれらをやるのも偏っているとは思うが)

ということでご高齢の水利委員長から樋門操作の手順やノウハウを伺ったのだ。

先にも書いたが、ここの樋門は五ヶ井土地改良区の農業用水の調整も行っているそのためにはゲートの開度の調整がシビアだとのことで、こんな開度表示を作られていた。本来の樋門だと、全開か全閉しかないのですがね。

こちらは、樋門上屋の窓から見た放水路、加古川本川の中である。穏やかな日々が続く事を祈りたい。
地元の農業の水利委員長から樋門操作員になって欲しいと依頼された。定年退職はしたが、まだ年金が返ってこないので、働きに出なければならないと思っている事を伝えたが、なり手がいないから常に出動できなくても他のメンバー(合計4名)でフォローするので何とかやってほしいとのことだった。

加古川の曇川樋門である。曇川は雨水の排水のための河川だけではなく、上流にある加古川大堰から取水された農業用水の水路の一部でもある。

農繁期には下流に適切に農業用水が配水されるように調整もする。

当然だが主たる目的は洪水防御(内水被害の軽減)のためなのだ。

年度末に以前携わっておられた方がご高齢のため引退され、その後任となった。とは言え他に3名居る操作員の方全てが70歳を越えている。先日の水路掃除の記事でも書かせていただいたが、いかに高齢化が進んでいるか、(若い農業従事者がいないのと同時に若い方々は社会的な活動を担い得る余裕もないのだ)要するに農業では生きて行けないから勤めに出る、そうすると、社会的な事、消防団とか水防団とか町内会の役員とかその他の役割を担え無いのである。(まあ、農業従事者のみがそれらをやるのも偏っているとは思うが)

ということでご高齢の水利委員長から樋門操作の手順やノウハウを伺ったのだ。

先にも書いたが、ここの樋門は五ヶ井土地改良区の農業用水の調整も行っているそのためにはゲートの開度の調整がシビアだとのことで、こんな開度表示を作られていた。本来の樋門だと、全開か全閉しかないのですがね。

こちらは、樋門上屋の窓から見た放水路、加古川本川の中である。穏やかな日々が続く事を祈りたい。


