(これは3月25日の記事です)
ここ最近なかなか記事の更新が出来なくて、随分ネタが古くなってしまいましたが一応ログですので・・・
車検切れ7ヶ月から復帰した我が117クーペきつね号を久しぶりに引き出してきた。途中で止まらないかと少々不安を感じつつ、徳島のSさんにお誘いいただいた神山町へツーリングに出かけました。

出発した後、ETCカードを忘れた事に気づき、取りに戻ったため少々遅れ気味に。明石海峡大橋を渡り、

大鳴門橋もクリヤして昼食予定の食堂へ急ぐ。

「びんび屋」という瀬戸内沿いのこのお店、

とても有名な所のようで、お店の前にはこの行列!SさんとFさんに先にならんでいただいていたので店に着くなり早々に注文出来ました。(遅れて来て申し訳ない事です)

海縁なので海産物の料理がとても沢山ある。定番と思わしき「さしみ定食」を注文。とてもでかい切り方のおさしみ10種、そして特においしかったのがこのワカメ汁!ウェブで事前に評判は見ていたのだが、とても秀逸。鳴門はワカメの産地でもあるのだが、磯の香りが素晴らしい逸品でした。

神山町は徳島市内の南西、山間部の町。町内には6000本の枝垂れ桜が植えられており咲く時期には素晴らしい光景で多くの観光客が来るという。佳境(3月末頃)の時に「サクラまつり」が開催され、会場には地場産の農作物や加工品の店が沢山出るという。今年は遅くまで寒かったので、サクラはまだ咲いていなかった。
ということで、サクラと共に有名な滝を今回は見に行った。

山間部であるので棚田もある。ここ江田集落の棚田も結構広い範囲に広がっている。

感動したのは水田や住居建築のために急峻な山間部に平地を作るために築かれたこの石垣。見上げれば何段にも石垣が積まれている。かなり昔に築かれたものだろうし、全て人力で作られたと思うと、昔の人の大変な苦労が偲ばれる。

江田集落の棚田や石垣を見てから本日の宿泊場所の民宿へ。民宿の隣には町営の温泉があり楽しんで来ました。
翌日はまず最初に「スピーカ鳥居」なる物を見に行く。スピーカをくっつけて鳥居型にしたもので、スマホからブルーツースで音楽を送ると鳥居から音楽が流れるらしい。よく見るとJBLやローランドなどもあり、なんとも勿体ないような気がする。

その後、近隣にある四国88箇所の12番目、焼山寺に行く。山の上にあるこのお寺、下から登るにはとても大変だろうな。最近は多くの方は車で来られるようですね。

神山町で一番最初に咲くサクラがここ明王寺のしだれ桜とのこと。毎年、明王寺の近くの川べりでサクラ祭りは開催されるとのこと。蕾は少し膨らんでいたが、まだ1週間は先になるだろう。

と言うことで、二日目も滝巡りをする。この「雨乞いの滝」も結構有名らしいが、徒歩で山道を800m歩かなければならない。谷間には次々と滝が現れ、滝壺の水は底まで澄んでいる。谷水はそのまま飲めるようで、多くの取水管が滝壺に突っ込んである。

歩くこと約20分、谷間の一番植えにある「雨乞いの滝」につく。多くのアマチュアカメラマンが滝の写真を撮っていた。滝の上には空しか見えないのでまるで天から水が流れて来るように見えるのだ。

神山町の「道の駅」に寄ると、こんな看板が。今朝方行った例のスピーカも原点はこれのようだ。

枝垂れ桜6000本の神山町を支えているのがこの苗畑。接ぎ木をして2年目に移植するとのこと。

旅行の最後はSさんに無理を言って徳島市の「博物館」に連れて行ってもらった。実は博物館大好き人間で、観光に行っても近隣に博物館があれば行くタイプなのです。
この度はSさんには随分お世話に成ってしまい本当にありがとうございました。とても充実した二日間でした。次はサクラが見れる時に是非とも来たいと思っています。