
昨日、久しぶりに市内の図書館へ行ってきた。隔週の週末には基本的に借りた本の返却もあるので行くのだが、たまたまいつも行く所が蔵書整理のため今月初めまで閉館だったのだ。おかげで約1ヶ月間10冊が借りれるので、目一杯借りたのだが、結局半分近くは読むことが出来ずそのまま返してしまった。
読めもしないのに借りるなよ!と言われそうだがもう何十年も続いている習慣みたいなものだから・・・。
実は友人からも20冊近く借りっぱなしでまだ1冊しか読んでいないのもある。さらに、昨年度末だったか近くの古本屋が閉店するとのことで在庫を投げ売りしていたので、そこでも大量の文庫本を買って置いてある。そりゃ1冊10円なんて言われたら買いあさるわな。
基本的には、本の類は10数年前からは絶対に保有したいものと雑誌以外は買わない事にしている。理由は置く場所が無いからだ。ただ、安売りしているとついつい手を出してしまうのが一貫性のない自分の悪いところかもしれないけど。
本が読めない理由は、最近通勤を自家用車ですることになり、電車に乗る時間がなくなったからなのだ。以前は片道2時間近くの通勤時間が結構有効であった。通勤時間は特に何が出来るわけでもなく、スマホを持っているわけでも無いので、小説を読む事くらいしか時間つぶしは無かったので、そうしていたんだけど。通勤が近くなったのは喜ばしい事だが、家に早く帰っても、時間的余裕が出来てもあらためて読書の時間を作らないからほんとに読まなくなってしまった。
ま、別に読書は仕事でも義務でもなんでもないのだけど、なんだか今まで得られてきた”何か”が欠落してしまったようで少々寂しい気がしている。
今後は一日の生活の中で、そのための時間を意識的に割く必要があるんだろうな。