2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

福井県大野市を訪れる(その3)

 朝早くから起き出すのは年齢的な変化もあるかもしれないが、単に時間に吝嗇な部分もあるような気がする。”可処分時間”要するに自分の自由になる時間、これが多いことはことのほか幸せな事だと思う、その昔、時間泥棒をテーマにした童話ミヒャエルエンデの”モモ”というのがあったが、(余談ですが、こんな小難しいテーマがガキにわかるのか?とおもいましたけど・・・)自分の大切な時間を他人に左右させてはいけない・・・ということが書いてあったと自分では解釈しているのですが。
 話は多少それて恐縮なのですが、”時間”ということに関して、実は今(といってもずいぶん前から)職場の携帯電話を持たされている。時たま思うのだが、これって最大限の拘束ではないかと思うのです。基本的には四六時中携帯電話に出られるようにしておくこと!と言われている。しかし、職場を離れれば自分自身の可処分時間の世界になるわけであり、その間は誰からも報酬を受けているわけではない。電話に出る義務もないのである。なのに、当然のように携帯電話を配布しているのだから常に・・・・と上司から言われているのですよ。おかしいと思いませんか?管理をしている者にとっては、いつでも、どこにいても相手を呼び出せるという大きなメリットがあるのだけど、呼び出される者にとってはたまったもんじゃない。電車のなかでも運転中でも、夜中でも、電話がかかってくるのですよね。そして、出られなければ後日叱責される。私たちは職場を離れたあとはなんの報酬も得ていないのですよ!理不尽だと思っている昨今の現象の一つです。
 話はそれてしまいましたが、朝、早起きすると、こんなにも有意義な時間が過ごせるのだ・・・・ということと、じぶんの時間は大切にしないと・・・・ということが言いたかったのです。
 さて、”おしょうず”を見学したあとは近くにある朝倉さんの墓所へ行く。
41.道しるべ 42.朝倉さんのお墓 43.朝倉氏看板 44.水琴窟1
あ、朝倉さんといっても別に親戚でもなく、昔このあたりで有名な人だったようですが、その墓所にとなりに水事窟があるんですね。水琴窟とは、地中に瓶(カメ)が仕込んであり、水滴を垂らすことにより、その水の滴り落ちる音が、瓶の空洞に反響して妙なる響となって聞こえるというものなのです。
45.水琴窟2
こちらの水琴窟の音色はまさに妙なるものだと思います。本当に素晴らしく美しい!!聞いていると時間を忘れるほどなのです。もし、皆さん越前大野へ行かれる機会がありましたら、是非ともここの水琴窟だけは訪れてみてください。
46.水琴窟3
そう、この石のしたから聞こえてくるのですよ。美しい音色が。
47.湧水
ここにもありました!湧水が。用水路の中に組まれた石の井戸のなかから、豊富な地下水が湧き出ています。冷たくて中性的な味、さらに冷やしてウィスキーなぞを割ったらさぞや美味しかろうと・・・・。もし、この地に住めるのであれば、住居のそばにこんな泉を穿って、この美味しい水でお茶やコーヒーやお酒をいただきたいものです。
48.湧水

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福井県大野市を訪れる(その2)

 亀山のてっぺんにある越前大野城を見学した後、朝食にはまだ時間があったので、ついでに「清水」(”しょうず”と読む)を見にいくことにした。
 大野城をおりてすぐのところ、亀山の一番南の端にある「新掘清水」です。先の記事では、このすぐ横にある神社の境内の池の中からも水が湧いていた。
21.新掘清水1 22.新掘清水2 23.新掘清水3
真新しい石を穿った中からこんこんと水が湧き出てきています。飲んでみるとまろやかな風味です。
24.新掘清水4
さて、お次は大野市の観光パンフレットにも掲載されている「御清水」。”おしょうず”と読みます。
25.御清水1 26.御清水2 27.御清水3 28.御清水4
こちらは、有名なだけあり、水が飲めるようにたくさんの柄杓が置いてあります。
29.御清水5
”おしょうず”の水は金属の丸い淵から盛り上がるようにあふれてきています。下流の方では、長い石のベンチが続いていますが、一体なにをするものなのでしょうね?
30.御清水6
銘水百選というのにえらばれているようです。
31.御清水7 32.ちりめん伝承地1
 おしょうずのすぐそばには羽二重伝承地というのがあり、こちらにも湧水がありました。山間部に開けた盆地という地形なのでしょうか、山から出てくる伏流水がこの盆地に自噴泉として湧き出すんでしょうね。きれいに濾過された清水で作られたお酒はさぞ美味しかろうと思うのでした。
次回に続きます。

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マフラー補修ほか

 カルマンギアの補修ですが、暑い中、細々とやっています。場当たり的な感はいなめませんが、エンジン周りの取り外しに伴い、外した部品を順次清掃、塗装をおこなっています。今回はマフラーのレストアの続きです。先日なかなか外れず、破壊してようやく外れたテールパイプの片割れがありました。今回も前回と同じようにタガネで凹みを作り両側から圧縮してパイプの直径を縮め、パイプレンチで無理やり回す方法を試みました。
1.テールパイプ
 幸いこちらはすんなりと外れました。前回炙ったり冷やしたりしたのと、その後、たっぷりとラスペネを隙間にふりかけておいたからかもしれません。
  1.1テールパイプ抜けた
テールパイプが外れたあと、マフラーはカップワイヤーブラシで磨き、ホワイトガソリンで脱脂した後、耐熱シルバーで塗装しました。
2.マフラー塗装
マフラーには”西ドイツ製”という言葉が英語でかいてありましたよ。
3.西ドイツ製
 さて、お次の作業はオイルクーラーのレストアです。フォルクスワーゲンのエンジンは、空冷用のファンシュラウドを外すと、中から潤滑油オイルの冷却コアが出てくる。
4.オイルクーラーr="
ずいぶん汚れたオイルが入っていたため、このオイルクーラーにホワイトガソリンを入れ、シャッフルして洗浄する。その後、耐熱ブラック塗装で化粧直し。
5.オイルクーラー塗装
はい、新品みたいにきれいになりました。この部品が早く下のように組み付ける時が来ればいいのですが・・・・。レストアはこのような感じでゆっくりとですが、進んではいます。

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福井県大野市を訪れる(その1)

 いやー、毎日暑いですね。雨が降ると多少は涼しくはなりますが、昨今の雨は半端な降り方をしない。局地的に豪雨が襲い、一旦止んだかとおもっていても、また同じ場所に降る。ここ最近和歌山市南部、九州熊本・柳川や京都市北部、福井県えちぜん市など、各地で豪雨が降り住宅の浸水などが発生している。竜巻の発生といい、なんだか気候全体が変化してきているように見えるのだ。
 そんな状況もあり、また、日常的な仕事や家庭のこともあり、ここ、2〜3週間はなんだかすごく慌ただしい日々だった。
 いつの間にか、周囲は夏休みになり、通勤電車も若干空いてきた。座れるのが嬉しい半面、よくよく考えたらみなさんお休みの中、従前どおりあくせく働いている私は何?と少し遅れて虚しく思うこともある。早くお盆にならないかな・・・・とも思うが、先の期日を待ち焦がれるのも、先行き少なくなってきた中で日々がもったいない気がする。毎日精一杯生きねば!とも思う日々なのです。
 さて、某月某日、仕事で福井県大野市へ行った。泊まりの出張だったので、2日目は少々早く起きだして宿の近くを散歩することにした。大野市は今までも何度かいったことがある場所なんだけど、毎回慌ただしく仕事だけしては帰るという状況だった。今回初めて、大野市にある出先の事務所の近くの山の上にお城があることを発見し、これなら朝食前にでも登れる!と思ったのだ。
1.大野城
 このお城は大野市の西部にある標高20mほどの亀山の頂上に建っている。「大野城」という。宿泊地が亀山の南にあるバスターミナルの近くだったので、南登り口から亀山に登る。入口はこのほか、西側と北側にもある。
2.湧水
 民族博物館や、お宮さんの境内を抜けて行くと登り口があるのだが、その手前に池がある。ここ、大野市は湧水が豊富なところで「清水」(”しょうず”と読むらしい)がたくさんある。この水を使って昔から、酒や醤油作りがさかんだったとのこと。そしてこの池のなかからもこんこんと水が湧いていた。
3.道案内
 お宮さんの手前に道しるべがあり、その脇を抜けると・・・・。
4.門
こんな門がある。そこからは延々と遊歩道が頂上のお城まで続いている。
5.道
 それほど高い山ではないが、途中からの眺めは結構良い。こちらは西の方向、福井市方面の眺め。さすが福井!山が多いですね。
6.眺め
15分ほどでお城に到着。
7.到着
お城直下は結構急峻な石垣である。
8.高い石垣
入口に到着。開館は9時からのようで、当然ながらこんな早朝では入れない。
11.入口
亀山は市内至近であり、散歩やジョギングコースのようで多くの老若男女と出会う。お城直下では、複数人がラジオ体操もしていました。
12.お城ジョギング
亀山の遊歩道や階段はきれいに整備されていて歩きやすい。宿への戻りはのぼりとは別の道を歩く。
10.遊歩道
こちらの道は亀山の東側、大野市街が望めるのだ。
9.大野の町並み
遠くに見える山は荒島岳(・・・だと思う。)魅力的な山容だ。

・・・・次回に続きます。

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書評「シアター2」(有川 浩)

 「シアター」に続く2作目、どうやら次で終わりのようだ。あらすじは、借金を抱えた素人劇団が2年のうちに返済しないと解散させるという状態の中で、物品販売や宣伝に力を尽くし序々に返済していくがまだまだ予断を許さないという状況・・・そんなシチュエイション(これは第一話から同じであるが)の中、今回はこの劇団を脱退したかつてのメンバーからの中傷や劇団員の各々の生活面、そして恋愛の場面、主宰である巧の家出とか、スズと千歳のケンカとか、日常のいろんな場面がつぶさに書かれている。

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毛馬へ行ってきた

 先日、来客の案内で大阪市都島区にある淀川大堰へ行って来た。ここは、台風などの影響により大阪市内に雨が降ると同時に、河口部に高潮が予想される時、市内を流れる川の河口にある大きな水門を閉め、大阪市内の水を淀川にポンプで排出するための施設である。

 ここには巨大な発電機がある。7000キロワットのディーゼル発電機が3台。なかなかすごい設備だ。もし、停電してポンプが可動しなければ、大阪市内は水浸し状態になってしまう。経済的にはすごい損失となるため、例え停電しても、この発電所を可動させることで、ポンプが回せるのだ。

発電所

 稼動させるような事態が発生しないことを祈りたいものです。


 さて、ここ、毛馬には興味深い史跡がたくさんある。昔の閘門(水位差がある水路間で舟を通す施設)や洗堰(分岐する河川へ水量を調節しながら分水する施設)大阪城築城に間に合わなかった”残念石”など・・・


毛馬閘門

 毛馬閘門はレトロな煉瓦作り。今では歴史的な遺産として、周辺は公園整備されています。

毛馬洗堰

洗堰は昔10門あったが、現在3門のみ残されている。こちらも優雅な煉瓦造りのアーチになっており、ツタがからまっている。


残念石

ちなみに”残念石”っていうと小豆島が有名だけど、あ、それから、木津川の笠置の近くにもあったっけ。しかし、ここまで運んできたらあと少しで大阪城だったのにね。ホントに残念!


 淀川の堤防に出ると、沖野忠雄さんという方の胸像がある。なんだか河川改修に尽力した人のようだ。

像


沖野さん


あ、そう言えばこの近くに与謝蕪村の句碑もありました。詳しくは下記にて。


http://www12.plala.or.jp/HOUJI/shiseki/newpage456.htm


 

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連載小説「松風寮の四季」第二章夏は夜 第2話 ホルモンや”腹一杯”

 松風寮の賄いは平日のみしかない。土日には寮生は外食か、厨房で勝手に自炊をしなければならない。実家が近隣の者は休日は家にかえって食事ということもできるが、山口の実家は兵庫県の西でありここ滋賀県大津市からは結構遠かった。
 寮生の古株はたいがい土曜日の夜は石山の街中にあるホルモン屋へ行くことを常としていた。目一杯飲んで食っても一人二千円ほどで済むため、30から50を過ぎたロートル寮生にとっては”屁”でもなかった。

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マフラーの補修(途中で挫折)

もう梅雨は明けたのだろうか?今日もいい天気。昨日に引き続き先週外したクロの部品の補修をする。

今日はまずヒートエクスチェンジャの確認。

1.ヒートエクスチェンジャの穴


4.ヒートエクスチェンジャ劣化2

まーよく錆びて穴も開いている。この部品は以前にも書いたかも知れないけど、二重の管になっていて、外側に空気をとおして、内側に排気ガスを通す。そこで熱交換して室内の暖房やデフロスターに使うためのもので、空冷エンジンとしてのユニークな部品である。

 ま、外側が多少錆びたり、穴が開いていても鉄板を当てるなり、アルミテープを巻くなりして補修すればそれで済む。しか~し、内部の管が破れていたら・・・・暖房をかけながら走行しているうちに人生が終わってしまうかも?

 実は、以前”たま”に使おうと思ってヤフオクでゲットしたヒートエクスチェンジャがあるんですね。比べてみると・・・・

2.新旧比較


3.新旧比較2

おっ!ピッタリ同じじゃないですか!中古だけど、比較的程度も良く、補修もされているので、こっちを使う事にしました。ただ、操作用のリンク機構が無いため、これは撤去した方から移植することとします。

 さてお次はマフラー。これも、新品をスピードウエルのYさんより頂いているので早速比較。

5.マフラー比較

おー!こちらもよく似ていますね。しかしなんだか微妙に・・・・

6.微妙に合わない

違いました。合いません。左右のエキゾーストポートの幅より、マフラーの幅の方が狭いのです。頂いたのは1300CC用なのかな?ちなみに以前いただいた”たま”はF0エンジンで1300CC、”クロ”はH5エンジンで1500CC。でもボアは77ミリと83ミリで異なるが、ストロークはどちらも69ミリで同じ。水平対向ならストロークが同じなら、エキゾーストポート間の距離も同じかなーとおもったんですけど、もしかしたら頂いたマフラーは1200CC用かも知れません。

7.補修前

ということで、このサビサビのマフラーを復活させたいと思います。

作業はいつもやっているのと同じです。カップワイヤーブラシをグラインダーにつけ、錆落とし、カップが入らない所はワイヤーブラシでシコシコと錆を落とします。しかしよく錆びています。

8.錆落とし

 ほぼ錆落としが完了しました。塗装前に錆びて穴の開いたテールパイプを取り外します。・・・・と行っても実はこれ、以前から外そうとしてなかなか外れなかった物なのです。-ドライバーでへこませたり、タガネで切ったりしながらようやく片方外れました。

9.テールパイプ外れない

一番奥にテールパイプの内部の網を支える部分があり、これが邪魔をして、なかなか外れなかったのでした。

10.やっと取れた

ここまででもう疲労困憊、もう片方は、もっと合理的に・・・・と思い、テールパイプに水を含ませた雑巾を巻き、テールパイプをガストーチで炙って見る。でも、だめでした。また来週にでも再チャレンジしてみる事にしましょう。

11.炙ってみる
どなたか合理的な外し方ご存じでしたら教えてください。




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シュラウド清掃・補修及びインマニ化粧なおし

 昨夜はすごい雨だった。九州の方では床下浸水もあったようだ。昨今の雨は降り方がキツイ。昨年の台風12号によって、奈良県と和歌山県に出来た堰止め湖。仮りの排水路が出来て少しは安全になったが、こんな豪雨が降ると気になる。
 また、雷もすごかった。家の近くにも落ちた。幸い停電はなかったが、すごい音であった。雷と豪雨、梅雨末期なのかも知れない。

 一夜あけ、今日(7月7日)は素晴らしいお天気。青空白雲、すがすがしい。そりでは倉庫に籠もってカルマンの部品の補修でも・・・・

泥落とし

 先週外したアンダーガードやシュラウドの泥落としを行う。道具はいつものスクレーパー。古い車のレストアでは、スパナやドライバー以上によく使う道具だ。

 アンダーガードなどは積年の埃がオイル分とともに分厚く溜まり、これをスクレーパーではがしてゆくと、綺麗な塗装面が保護されている。削り取った後は、ホワイトガソリンで脱脂して塗装できるようにしておく。

全部

 カルマンギアのシュラウド関係部品は実はこんなにある。手前の綺麗な部分は以前錆止めを塗ったもの。奥の方が今回外したもので、シリンダーヘッドのカバーや、アンダーガードだ。結構錆びているものもある。そして、多くの物が、ネジ止めする穴の部分がちぎれていたり、へしゃげていたりしているのだ。見ていただければ分かるが、一番奥の部品、実はこれは、エンジンの一番前のカバーで、これにより、外部と遮蔽されているのだが、一番奥で手が入らない部分の部品であるにも関わらず、随分歪んでいる。本当は半円に近い形なのだが・・・・?

インマニ清掃前

お次はよく錆びたインテーク・マニホールド。これを錆落としして塗装するのだ。ワーゲンのインマニはセンターにキャブレターの接続部、そして、左右に振り分けられ、2気筒分が一括になったポートに接続される。写真の左右に振り分けられている太い方がそれ。では細い管はなにかというと、排気ガスの一部を左から入れ、右に通過させた後、マフラーへ導くのだ。そうすることによって、写真のほぼ真ん中の太い管と細い管が沿っている部分で排気ガスの熱で吸気を暖める働きをしているようなのだ。

 ついでに、センターにあるキャブレター接続部の横に出ている分岐管は、インマニより負圧を取り出し、スポルトマチックというセミオートマのクラッチを切ったりつないだりするためのもの。

部品番号

この部分が熱交換部分。2本の管を沿わせて、錫の様な柔らかい金属で固めてある。

清掃後

 清掃はスクレーパーで錆落としをした後、おなじみカップワイヤーブラシでこすって錆を落とす。その後、ホワイトガソリンで脱脂。・・・自動車のレストアの作業ってこの錆落とし作業の繰り返しなのよね。・・・でそこまで出来たのが上の写真です。これを丸ごと塗装しますが、その前に、キャブレター接続部横にある、負圧取り出し管の口と、インマニ接続部をマスキングしておきます。

塗装

塗装完了。エキパイからの排気ガスが通るので耐熱塗装としました。お化粧直しすると新品の様になりました。塗装は簡易で満足感が味わえる作業ですね♪





 

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書評「忘れられた日本人」(宮本常一)岩波文庫

1960年、未来社から出版された同名の本が底本となっている。日本全国を歩き、民話や伝承を集めてまわった記録である。
 対馬、瀬戸内、愛知県設楽町、周防大島、各所で集められた古老達の話しはとても興味深い。時代背景は江戸時代末期から昭和初期であるが、歴史教育の中では激動する政治、経済、国際関係がもっぱらの話題であり、庶民がそのころ何を思い、何をしていたのかということが実はあんまり耳目にふれることがなかった。そんな場面を収集されているところがとっても興味深いのだ。たとえば男だけでなく、多くの若い娘たちが、放浪の旅に出ていたとか、鉄道もまだ発達していない時代、徒歩で遠いところまで湯治に出ていたり、旅芸人や八卦見として糊口をしのぎながら旅に出ていた。旅に出る事が当時は世間を知る大切な行為であった。

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連載小説「松風寮の四季」第二章夏は夜  第1話 風流舟だまり

 就職すると月日の流れは速く感じる。いろんな現場に接する毎に新しい体験が出来る。用地境界の確認の立ち会い、測量、下請け業者の検尺、仮設足場の組立、玉掛けの手伝い(クレーンで鉄筋などをつり上げる時のワイヤーロープ掛け)、コンクリート打設時のバイブレーターなど・・・・。もっとも楽しい体験ばかりでないことも確かだし、二度としたくない体験も中にはある。たとえば、林道工事の丁張りの手伝い、木杭を山のように背負子にくくりつけ、道無き道を延々と登るのである。また、山中での測量助手。ポールを持って立っていると、すぐ横にマムシが・・・!驚いて飛び退くと、下の方から先輩が「バッキャロー!!動くな!」「(そんなこと言ったって、マムシがいるんだもん。)

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エンジン降ろし完了

朝から雨、梅雨ですねー。
カーポートの隙間ふさぎを先週やったのだが、まだ1カ所気になるところがあったので、雨の中、ホームセンターへポリカーボネートの波板を買いに行ったのである。幸い雨も小やみになり、波板を付け終わったとたんに土砂降りの雨。
 カーポートの下でボーッとしていると、今度は晴れ間が。忙しいお天気である。
 さて、昨日ファンシュラウドの秘密がわかり、多くの補機が外れたところで、後はボルト4本外すとエンジンが降りる状態にまできていることが判明した。(なんと場当たり)エンジンルーム内にて2本、下の左右から各1本である。後ろ側左右をジャッキアップし、タイヤを外す。
まず下側からボルト2本を外す。次に目一杯ジャッキを下げ、エンジンの下に台車を挿入。(この台車、もうボロボロだけど、随分役立っています。舞鶴へエンジンを引き取りに行った時、和歌山のエンジンを取り降ろした時、そして今回。もっぱらエンジン降ろし専用である。普段は倉庫で発動発電機を乗せている。)そしてエンジンルーム内のナット2個を外す。
車高を下げる 台車挿入 接合ボルト
 そして、マフラーのテールパイプを両手で持って、エイヤッ!と後ろへ引っこ抜く。
外れた1 外れた2 外れた3
外れました。そのまま引っ張りエンジンを台車の上へ落とす。
今度は目一杯ジャッキアップし、背の高いオイルクーラーを外してボディ下からエンジンを引き出す。
エンジン引きだし トルコンのようです
お出ましになりました。♪
水平対向エンジン
フラットフォー!!水平対向4気筒OHV、1300cc?この冷却フィンを見ていると、まるでバイクのエンジンですね。”感動的”
同時に大量のトルコンフルードと覚わしき液体がこぼれ出たので、これを拭き取り一段落。
引き続いて、エンジン下部のカバーを外すべく、チェインブロックでエンジンをつり上げる。カバーやシュラウド関係はひとまとめで、錆落としし、塗装しようと思っている。
つりあげ マフラー よく錆びたヘッド エキゾースト
エンジンしたのカバーを外そうと思うと、ヒートエクスチェンジャを外す必要があることが判明。エクスチェンジャとマフラーも外す。排気ポートには結構な量のカーボンが溜まっている。マフラーはまだ使えそうだが、ヒートエクスチェンジャは補修跡があり、更に、穴が開いてしまっている。外側の穴なら、まだ補修して使用出来るが、内側の穴ならば、室内に排気ガスが入ってきて人生がおしまいになる危険性があるのだ。
エンジン単体
何とか無事にマフラー周りも外れた。これから、ぼちぼち楽しみながら、エンジンの清掃をやっていきます。

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頭部MRIで”へたれ”度を検診

私は閉所恐怖症であり、窒息恐怖症だ。先日初めて頭部MRIという検診を受けた。予備知識は少ししかなく、身体の周囲で電磁石を回転させ、磁場を変化させながらスキャンする機械で、原理的には人体に何等接触するものは無い・・・・という程度だった。高をくくっていざ受けて見るとどうしようもなく苦痛を感じた。

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