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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

内装のレストアスタート

 農繁期であるこの時期、田植え前の荒起こしや肥料撒き、草刈りなどの合間に多少ではあるが、”クロ”をさわる。いつぞや書いたかもしれないが、1年間のうちで、気持ちよく車いじりが出来るのは春と秋の短い期間だけ。そして今、その春の時期なのだ。
 この日は、ドア内張の修復に手を着けた。既存の内張は20数年前に一度レストアされている。しかし、その後、乗られることもなく、置き古しとなり、内装には水がしみこみふにゃふにゃになっていた。
剥がす
まず、ボードと内装であるビニールレザーを分離する。間にはクッション材として、薄い綿のようなものがはいっている。
剥がし
 新しいボードは東京の佐久間木材と言うところで購入したもの。丁寧に梱包され、注意書きまで貼ってくれていました。
 購入したボードはハードボードという商品名で、まさに、車の内張に使っている材料そのものです。厚みが3.5ミリ、大きさは、910×1820ミリ、価格は¥1,260-でした。
保護
 このボードにビニールレザーを剥がしたボードを乗せ、型とりをする。
割付
 ボードには裏表があり、元々のボードはビニールレザーが当たる面はざらざらした裏?面となっていました。
左が表で、右が裏です。
表 裏
 1枚のボードから1車分の内装が取れるかと、いろいろ配置してみたのですが、裏表を意識するとどうしても取れません。今回は2枚購入したので、”クロ”用と”たま”用をそれぞれ1枚で取るのではなく、それぞれの右用を1枚から、それぞれの左用を1枚から取る用にすれば表裏も合ったパネルが取れます。
 さて、パネル取りのレイアウトが出来たらいよいよ切り出しです。材料のボードは分厚い紙のようなものなので、カッターナイフで切れると思いましたが、ちょっと無理。素直に鋸で切りました。また、ドアポケットの穴は、木工ドリルで丸穴を開け、ジグソウで切りました。いずれも端部は返りが出ますのでヤスリにて整えて置きます。
のこぎり ジグソウ
 ということで、切り出したのがこれ。まだドアノブ部、ウインドウレギュレータ部、周囲の内装止め金具取り付け穴がまだですが、この日は時間切れとなりました。また、次回続きをアップさせていただきます。
 さて、元々のボードは水で濡れて端部はボロボロと崩れてきます。新しく、しっかりしたボードになれば、強度的にも、精神衛生上も非常に良いですね。完成が楽しみです。
 うまく行けば、117クーペキツネ号の内装もやり直そうか・・・・と思っているところです。
カット  

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燃料キャップの修理

 今日はちょっとマニアックな修理をしました。(何言うてんねん!いつもマニアックやないか!と怒られるかもしれませんが)
クロの燃料タンクキャップの修理です。ボンネットを開け、その中にあるタンクキャップをネジって開けるタイプではなく、右フェンダー上に給油口が設けられているのがクロのタイプ。たった2年でこんなに進歩するのか?と少々不満?もあるのですが。(単純な方が良い)そのタンクキャップのツメが折れていて具合が悪い。キャップはキー付きなのだが、”クロ”の「キーでは開けられなかった。だから、無理矢理ごじって壊してしまったようなのだ。

キャップばらした

ほら、片方のツメ、バネでおされている部品ですが、それがおれていますでしょ。

左居れてる

これを複製するのですが、こんなアルミの棒の切れ端から・・・・

材料

 ヤスリで削りだします。

完成

組み立てて、動作状況をみます。ちなみにこちらは正常な方。

正常な方

こちらが製作した方。ラフなのは私の性格のせいです。

こんな感じ

これはケースにはめ込んだ状態です。

収まり

ま、なんとかそれなりに修復できました。

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カーポート2つ目の建築

 既設のカーポート下が”クロ”と”たま”で一杯になっているため、ウィザードたぬき号と117クーペキツネ号が雨ざらし状態になる。きつね号の方は今スピードウエルにて全塗装をしてもらっているので自宅には無いが、帰ってきた時に綺麗になったクーペを雨ざらしにするには忍びない。
 ということで、エクステリアの卸しの仕事をしている高校時代の友人にたのんで二つ目のカーポートを作ってもらった。
 既存のカーポートの手前に作るため、できるだけ柱間を開けて車の進入に支障のないように・・・・。トラクタが田圃に降りるときに通過するので、高さは十分にとって・・・・。配水管が埋設されているのでうまく避けて・・・・。等々、小難しい注文を色々とつけたが、とってもうまく収めてくれた(感謝です)。
 工事の最初は柱穴。コンクリートカッターを入れ、床面のコンクリートをはつり、ワイヤーメッシュを切り取り撤去。
柱穴
 お次は前の方の支柱をたてる。
支柱
 後は仕事のために写真はないが、わずか2日で完成だ。
完成2
 既設の物より1.2メートルほど幅が広い。そのため、コンクリート張りの部分は全てカーポートの屋根で覆うことが出来た。
完成
 奥行き方向に目一杯柱を広げたので、別途、支持材を両側面に入れ、補強してくれた。これで、奥のカーポートへの車の出し入れも問題ない。
 ひとつだけ宿題が残った。それは・・・・
すきま
 方向が90度ことなることにより出来たこの”すきま”また、そのうちに浪板でもつけようと思っている。

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衛星通信機材組立訓練

 私の職場には、災害対策機器のひとつとしてSNGがある。この機械、昨年の東北大震災でも9月の紀伊半島大水害でも非常に活躍した。
 そう言えば昨年の今頃は東北に応援にいっていたことを思い出す。
 そこで、今年の新規採用者に対して設営訓練を実施したのだ。
衛星車 新規採用者研修
新規採用者研修2
衛星通信車が打ち上げた画像を、新規採用者が組み立てている小型衛星通信機材(SNG)にて受信するのだ。新規採用者はみんなまじめに一生懸命組み立てている。
 設営時間の目標は40分、物理的な組立のみは15分。その後、衛星の自動通信が始まり、約20分ほどで回線が確立するのだ。
 今年の新規採用生は優秀だ、3班共に時間内での設営完了でした。(次は実戦か?)

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苗はどうなった?

 5月6日に種まきをした稲の苗床は・・・・?
苗床2
 見事に生えそろいました。
苗床1
 まだ、出たばかりですが、6月上旬の田植え時期までには15センチから20センチまで成長しているはずです。何卒今年は平和なお天気でありますように。

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私も日蝕を撮影してみました

 ”日蝕”めったに見られない天体ショウですね。私も観望ついでにデジカメで写真を撮ってみました。フィルターは”うんちく”さんのお教えどおり、溶接のお面。それも2枚重ねです!1枚ではとっても眩しかった。そこへデジカメを望遠にして外光を避けると・・・・・

日蝕1

こんな感じになります。

さらに時間がたつと・・・・

日蝕2

 本当は金環食になるまで見たかったんだけど、出勤しなければ・・・。アセアセ。何百年に一度の天体ショウも仕事には勝てませんでした。少々侘びしさを感じますね。

 写真はありませんが、駅のホームの植え込みからの木漏れ日は見事に”C”の文字が沢山現れていました。


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エンジンベイの修復

 牛歩の歩み、カルマンギアのレストアも、ほんの少しずつ進展している。今回は、先日取り外したエンジンベイの下の鉄板を修復した。
修復前全景  写真の右橋部分が少々へしゃげているのだ。何でこんな所がひん曲がるのか理解に苦しむのだが、つぶれていたのである。想像を巡らしてみると、エンジンベイと、ボディの隙間にバールでも差し込んで、無理やり剥がそうとしたかのようだ。
 まだ外していないが、エンジンルームと室内を隔てるファイヤーウォールも曲がっている。何でだろ?
 以下は修復前。
修復前1 修復前2
そして、叩き出した後がこれ。
修復後1 修復後2 修復後3
え、違いが分からない?端部のアールを見てみて下さい。ちょっとちがうでしょ。それにしてもよく錆びています。これから錆落としをして、黒色に塗装する予定です。

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もうすぐ15万アクセスです。

 あー、とりたてて言うのも恥ずかしい話しなんですけど、私のブログ、我が儘で、稚拙な内容で恐縮なのですが、なんと、近々15万アクセスを迎えようとしております。日頃、閲覧やコメント、拍手をいただいているみなさま、本当に有り難うございます。


 えっと、そういうことで、15万アクセスを記念しまして、ちょうど15万目にアクセスしていただいた方に粗品を進呈しようと考えております。


 この記事でも、その時点の最新記事でもかまいませんので15万目アクセスした!とコメントいただき、アクセス時の画面コピーなどお送りいただければ幸甚でございます。


 それではご連絡をお待ちしております。何卒15万アクセス以降につきましてもご支援のほどよろしくお願いいたします。

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まさに麦秋

 兵庫県中南部あたりでは、今、麦が取り入れ時を迎えようとしている。
麦畑1
稲美町、八幡町、小野市、三木市、姫路市などあちこちでこんな風景が見られる。まさに黄金色だ。
 我が家でも、私が小学生の頃までは、麦を作っていたが、麦の収穫と続けて、稲の田植えが連続となり、とっても大変だったのでやめたとのことであった。
 そりゃそうでしょう。田植えだけでも大変ですもんね。でも、聞くところによると、稲美町あたりでは、昨今、麦畑には田植えをしないらしい。稲は生産調整をしているので、そうしているのかも知れない。
実りの春
 それにしても素晴らしい光景であります。
萌える

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今日の1枚(No.48)お尻をかじられる

兵庫県丹波市市島町の白毫寺にて


ワニベンチ


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今度は少々遅かった

 当たりが悪ければ徹底的に悪いものがある。私にとっては”藤の花”がそうだ。今までなんどか見に行ったのだが、いずれの時も少々早くてまだ満開でなかったり、今回のように、すでに、見頃を過ぎていたり・・・・。
 まーこんなことが続くと、そのうちに、素晴らしいタイミングで藤の花が見れた時の感動はひとしおだろうな・・・と思って期待は膨らむのではあるが。
白毫寺
 この度訪れたのは兵庫県丹波市市島町にある天台宗白毫寺。”九尺ふじ”という、長く垂れ下がった花が特徴らしい。
白毫寺2
 今回は来るのが少し遅かった。ゴールデンウイークの頃、新聞に載っていたため、先週あたりが見時だったのだろう。
藤の花 藤の花2 藤の花3
 白毫寺の藤棚は結構広大である。その下にベンチやテーブルがおいてあり、花盛りの頃にはその下に潜り込んで、下から藤の花を観賞出来るのだ。さぞ、素晴らしい光景だっただろう。
 隣には、この白毫寺の九尺藤の元の株があり、そちらはまだ、花が残っていた。(一番右の写真)、敷地内で営業していた、ソフトクリーム屋さんは、先週はすごい人出だったこと、花が見られるのは今日で終わり、明日、全ての花は切られると言っていた。来年こそは今、盛りの藤を見たいものである。

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短編小説「9R59」

 春日 執雄(かすが とりお)は57歳。つい先日春日の会社では早期退社の募集があり、それまで35年間勤めてきた電子機器メーカーを退社した。

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エンジン降ろし

 5月、いい季節ですね。山々は若葉に溢れ、青い空、白い雲。、暑くもなく、寒くもなく、頬をなぜる風は心地よい。
 そんな春の週末、和歌山県海南市のいつものヤードに10名ほどのメンバーが集まり、古びた車に取り付いている。
 お弁当でも持って、近所の公園でハナミズキでも愛でていた方がよっぽど良いであろうと思うのだが、車に取り付いているその面々は、まるで何かに取り付かれたように、必死であった。(これを病気と言わずしてなんと言ったらよいのか・・・・)
よってたかって
 そう、この日は117クーペからエンジンを取り降ろしていたのである。
 強力なツールは、バッテリーフォークリフト、最近少々不調で充電がうまく出来なかったが、それも何とか前日には解消、この日も活躍してくれました。
 前日にエンジンに接続されている全ての配管類や配線類を外し、エンジンマウントも切り離しておきます。ミッションを外し、フォークリフトにてつり上げ、引っぱり出します。
 てな感じで書くにはいとも簡単なことなのですが、エンジン周りをクリヤにするのに半日、ミッションを外し、エンジンを釣り出すのに半日を要してしまいました。ストリングを掛けるのに色々と思考錯誤しないとバルクヘッドにエンジン後部の上端が当たったり、フロントアクスルのメンバにオイルパンが当たったり、まるで”知恵の輪”状態でした。
エンジン抜けた
 今回大きく活躍していただいたのは、我々クラブ員の車の主治医である伊丹の”スピードウエル”のYさん兄弟、そして参加の皆さんはそれぞれ、それなりに活躍されていました。
 紅一点、京都のFさんは、飲み物やお菓子を沢山用意してくれました。私は・・・・私の工具が活躍していました(汗)
つりあげ
 エンジンが降りると、皆さんこれで仕事はおわったとばかり、片づけ始めるのでした。(あ、あのー、まだ倉庫の整理が終わってないんですけど・・・)
 結局、倉庫にある部品整理は後日に回すことにして、作業ヤードを片づけ昼食へ。
 解体した車体はスピードウエルへ、エンジンは私の軽トラに積んでアクエリアスへそれぞれ輸送しました。解体車は走行距離が少なかったため、ボディも機構部も非常にしっかりしている印象を受けましたよ。カムカバーの中なんてこんなに綺麗でした。
綺麗なカム
 しかし、書類が無いだけで、こんな健全な車輌が部品取りにしかならないなんて、日本の車検制度はいったい・・・・?陸運事務所には申請された書類の控えがあるはずであり、申請者本人の申し出であれば、なんとかなりそうな気もするのですが・・・大きな不満です。
おまけがあります・・・・・

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苗代作り

 今年も米を作ります。
 昨年は多くの皆さんより問い合わせをいただき有り難うございました。父親も大病の後なので、今年はどうしようかと相談されたのですが、多くのみなさんから購入希望をお聞きしており、労働は自分がやるということで、今年も米作りをすることになりました。
 ということで、苗代の準備が終わりました。
1.20120506苗代準備 006 2.20120506苗代準備 010 3.20120506苗代準備 016 6.20120506苗代準備 023
幸い二人の息子達もてつだってくれて、13時過ぎには完了しました。これからの苗代の水管理は父親の仕事となります。
大手鞠も綺麗に咲いています。
5.20120506苗代準備 024
ここで一枚。
7.20120506苗代準備 029
我が工房です。

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苗代作りの準備

連休も最後の2日となった。本日やったことは・・・・
 水田の二度目の荒起こし。(午前中に完了)
  ちなみに、トラクタには肥料播き装置を取り付け、「アズミン」という商品名の土つくり肥料を耕起とともに撒く。
  荒起こし完了後、肥料播き装置は取り外し(1年にこの1回しか使用しない)
  ロータリーの爪を”平すき”用に配置換えする。爪の根本に白いペンキが塗ってある爪を外し、左右付け替える。各6本ずつ。
 苗代の二度目の耕起及び整地(午後実施)
 水中ポンプの設置(午後実施)
先週実施したのは・・・・
 水田の畦の草刈り。(始めたのが遅かったので、午後2時までかかる)
 ・・・その後、加古川堤防下の水田の排水路の清掃(父親が実施)
明日は種まき(苗代作り)だ。

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京都府立植物園

 京都は私にとって、とっても思い出深い所です。学生時代4年、その後学士入学で3年、仕事でも2年、都合9年間も京都の街に親しみました。
 但し、専ら親しんだのは木屋町と、十条と、北野白梅町でしたが・・・。
 昨日、ほんっっっとに久しぶりに京都府立植物園へ行きました。実は、その昔昔、あこがれの彼女が植物園の隣にある京都府立資料館に勤めていたんです。大した用事もないのに、資料館に行き、史料を調べているようなフリをしながらカウンターにいる彼女を盗み見ていたんですね。彼女とは、一度だけデートして、その後は元の憧れの人にもどってしまいましたけど。で、二人でいったのがお隣の植物園。なんと安直な・・・。と思われるでしょうが、当時はそんなに思慮深く立ち回り出来るわけでもなく、そんなもんだったのです。(今でもあんまり成長はしていませんが・・・)
 久々に行った植物園は昔とはあんまり変わりもなく、美しい花がさきみだれていました。
1.京都府立植物園 124 2.京都府立植物園 001 3.京都府立植物園 007
 昔からあったのかどうか記憶は定かではありませんが、温室もあり、こちらもなかなかすばらしかった。入園料200円でよく維持が出来るものだなと感心しますよ。
6.京都府立植物園 072 4.京都府立植物園 051 5.京都府立植物園 024
でも30年も前のことだから、歩いていても全然記憶にない。これは悲しいことですね。
 最近出来たのか、植物園の隣には「京都府立陶板名画の庭」というのがあり、植物園と共通入場券で¥250-こちらの方は結構お値打ちでした。
 かの有名な建築家安藤忠雄さんの設計とかで、前衛的な構造物です。陶板の絵画も雄大ですが、この庭のプロムナードも素晴らしい。
7.京都府立植物園 123 8.京都府立植物園 080 9.京都府立植物園 087 10.京都府立植物園 119
皆さん、何を見ているのかな?と思って、そばに行くと・・・・
14.京都府立植物園 092
 壁一面が滝になっていて、まるで吸い込まれそうな錯覚に陥ります。
15.京都府立植物園 093
 絵画の方も、中国の細密画や、ダビンチの最後の晩餐もあり、結構雄大でした。
16.京都府立植物園 098 17.京都府立植物園 099
18.京都府立植物園 110
 時間があったので、鴨川までぶらぶらと散歩。京都とはいえ、北山あたりまでくるとまだまだ自然が豊富です。鴨川べりには沢山のさくら並木があり、春にはさぞ綺麗だっただろうなと思いました。
12.京都府立植物園 128 11.京都府立植物園 127
13.京都府立植物園 131
連休の中の一日だけでしたが、懐かしい京都の風景と思い出を楽しんできました。

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下回りの清掃

 ゴールデンウイークも後半に入り、可処分時間がどんどん減っていく割には、やりたいことが進まない。
 この休みの間にやったことは・・・Gやんさんのところで筍掘り、ストーブの片づけと扇風機出し、網戸の装着、マニアック息子を刀剣博物館へ、畦の草刈り、高校時代の友人と懇親会、アマチュア無線再開に向け、少しだけ準備、ブルーレイレコーダの購入とセットアップ、ウィザードの洗車ワックス、スピードウェルに117クーペ全塗装の様子見、図書返却、奥さんの買い物のおつきあい、パソコンのデータバックアップ、117クーペオーナーズクラブの雑用を少し・・・・何だか色々とやっているうちに時間だけが過ぎていったという感じです。そして後、やることは、京都の友人に会いに行く、水田の荒起こし、苗代の準備・・・・と友人会いに行く意外は何故だか労働ばかりが残っているのだ。
 さて、今年の連休に入る前、連休中に”クロ”のエンジンを降ろそうと考えていた。”クロ”のレストアはまだまだ沢山の作業があり、少々重そうな仕事はある程度時間の余裕がある時に・・・と思っていたのだ。
 サラリーマンの私の1年間のうち、時間的余裕がある時期といえば、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆前後ぐらいであるが、夏は暑い、冬は寒い、一番車いじりに適しているのがこのゴールデンウイークなんですね。まー、夏が暑いだの冬が寒いだのと言っていると本当に作業する日にちなんて限られてしまうので、それなりにはやっていますが。
 前置きが長くなりましたが、昨日、あわよくばエンジン降ろしをと思いつつ、”クロ”を押し出し、ジャッキアップして馬を掛け、リヤの両タイヤを外しました。そしてボンネットフードも撤去。
 タイヤを外してまず、目に付いたのはシャーシに堆く積もった積年の泥。実はこれは先日、”たま”のタイヤを”クロ”に装着した時に気づきました。この泥は・・・・スピードウエルで20数年置かれていた時にはつくはずはなく、どちらかというと、落ちていくはず。すると、これは、カリフォルニアの土か・・・?とおもったりする。
1.下回り清掃 009
 まずは高圧洗浄機で下回りの清掃をする。
2.下回り清掃 011 3.下回り清掃 018 4.下回り清掃 032 5.下回り清掃 036
 一枚目はミッションとハブを接続するCVジョイント、二枚目は右のシリンダヘッドカバーとヒートエクスチェンジャ、3枚目はその左、4枚目は洗浄により取れた泥です。家庭用の高圧洗浄機の圧力はそれほどでも無いのか、なかなか思うようには取れません。(網戸洗いには重宝しますが・・・)
 その後、スクレーパーで、残っている泥や、剥がれかけているアンダーコートを取ります。
 思うんですが、レストア作業をやっている時に一番よく使う工具はこのスクレーパーではないかと思います。錆を落とす、油汚れを落とす、泥を落とす・・・・。かつて117クーペをレストアするときに買った3本セットのスクレーパーは随分年期が入ってきました。
6.下回り清掃 038
 だいぶスッキリとはしました。ショックアブソーバーが赤いけど、もしかしてコニーが付いているのかも知れません。
7.下回り清掃 042
 リヤハブは4穴、PCD130、ドラムブレーキです。
8.下回り清掃 051
スクレーパーで泥を落としていると、アンダーコートも剥がれてきます。後日、全面にアンダーコートは塗りますが、元の塗装はあんまり剥がさない方がいいのかも知れません。
9.下回り清掃 050
削り落とした泥です。今回は後ろの方だけしかやりませんでしたが、次回は前と中央部も洗浄せねばと思っています。
 結局この日はエンジン取り下ろしにまでは至りませんでしたが、エンジンやミッション、その他補機類の観察も出来、次の作業のシミュレーションが出来そうです。(しかし、連休のがしていつするのか・・・?)
 それともう一つ思ったのが、”クロ”のシャーシは”たま”に比べるとすごく程度が良いということ。タイヤハウス内に錆は無く、シャーシ端部も全く錆びていません。これは非常にありがたい状態だと思いました。
 

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”たま”のエンジン

昨日、伊丹のショップ「スピードウェル」へ我が117クーペキツネ号の全塗装の進捗状況を伺いに行った。すると、そこにあったものは・・・・!

1.VWエンジン他 001


”たま”のエンジンでした。あのボロボロのエンジンがまるで新品のようになっています。


2.VWエンジン他 005

ちなみに以前の姿はこちら・・・・。


以前の姿




これはいけない!早くボディの方もなんとかしなくては。


3.VWエンジン他 006

それにしてもここまで綺麗になるとは・・・・さすがプロ。



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岡山へ

 連休の最初、岡山方面へ日帰りで行ってきた。目的は「備前長船刀剣博物館」先日117クーペオーナーズクラブのメンバーのMさんを岡山に見舞った帰り、国道2号線を走っている時に見つけたのだ。折角だから、その近所にある、観光地も寄ってみる事にした。
 まず最初に和気神社へ。ここには”日本一の藤”があるという。
1.刀剣博物館 039
この方が和気清麻呂さんのようです。
2.刀剣博物館 042 3.刀剣博物館 047 4.刀剣博物館 050 6.刀剣博物館 060
和気神社では藤まつりがおこなわれており、たくさんの出店、そして、太鼓の演奏がおこなわれていました。
5.刀剣博物館 055
日本一の藤はまだ少々早かったようです。 
 お次が本命の”備前長船刀剣博物館”実は息子が武器(刀剣)マニアでして、どっかへ一緒に行こうと思えばなにか興味のあるもので釣らないと付いてきていただけない。
10.刀剣博物館 084 11.刀剣博物館 083 12.刀剣博物館 081 9.刀剣博物館 073
 撮影禁止の場所が多かったのであんまり写真はありませんが、展示館には日本刀や馬具、兜などが沢山展示されており、また、広い敷地の中の別棟には、工房があり、日本刀製作(泥塗り、磨きなど)の実演をしていました。刀剣を数多く展示している博物館は他にもあると思いますが、製作の実演をやっている所は少ないと思います。また、定期的に日本刀の研ぎの講習も行われているようです。
8.刀剣博物館 075
 工房にはレトロな万力が・・・・。昔からこんな道具があったんでしょうかねー?
最後に訪れたのが”牛窓”オリーブ園。ちょっとうらぶれていましたが、そこから眺める景色は素晴らしく、その昔は”日本のエーゲ海”と呼ばれていたそうな。
15.刀剣博物館 086
写真手前はオリーブ園です。向こうに見える島は一昨年行った小豆島。結構近くに見える。姫路港からは遠かったけどここからは近い。
14.刀剣博物館 090 13.刀剣博物館 085

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