
毎年1月末の日曜日に東京のお台場という埋め立て地にて開催される、JCCA主催の「ニューイヤーミーティング」に行ってきた。今回は伊丹のショップ「スピードウェル」が長年未登録で保管されていた「オーテック・ザガート・ステルビオ」という車両を登録され、また展示車両になったため、これに便乗させてもらったのだ。
途中、運転もさせてもらったが、さすがV6,3000ccインタークーラー付きターボ!!素晴らしい加速です。それに静か。強力なエンジンにアルミニュームとFRPの軽量ボディだからでしょうね。
ニューイヤーミーティングのことはまた後日書かせていただくとして、開催当日はとにかく寒かった。展示車両のため朝6時半には会場へ行き、準備をする。あさから結構かぜがふいており、(埋め立て地で海に近いから特に風がきついのか?)とにかく寒い!撤収の3時くらいになると、悪寒がしてきてぐったり。帰りは運転もせず、ずっと寝ていました。
で、翌日仕事を休んで病院へ行くと、インフルエンザと診断され、熱がさがって2日以上たたないとしごとにいってはダメといわれてしまいました。そんなわけで、現在タミフルをのみながら療養している最中です。
前置きが長くなってしまいました。先日我が家へ来た、カルマンギア第2号、愛称”クロ”を観察(あ、これはニューイヤーミーティングより前に観察したものですから・・・念のため)

クロはツーペダルです。そう、オートマチックなのですよ。スポルトマチックとよばれているものですね。オートといっても現在のオートマチックとは少々異なり、

シフトレバーに電極があり、少し押し込むことにより、負圧弁が動作し、ダイヤフラムが動作してクラッチが切れる。

ミッションは3速あり、速度に応じて手動で切り替えることになります。トルクコンバーターがついており、車速とエンジン回転数の整合をとっています。

ボンネットの中には大きなトルコン用オイルタンクがあります。
さて、エンジンは、1968年式なので、1300ccか?キャブレーターはソレックスのH30/31PICT、

かわいらしい燃料フィルターがついています。

そして、機械式燃料ポンプがついているにもかかわらず、電気式の燃料ポンプが装備されていました。

キャブレーターとインテークマニホールドの間から、負圧取り出しのホースが出ています。この負圧を前まで持って来れたら、ブレーキのマスターバックが使用できるのではないかと思うのですが?

お次はボディしたからエンジンを見た所、

マフラーはよくさびています。交換が必要でしょうね。

エンジンの熱を利用して、室内の暖房に使うヒートエクスチェンジャーと言う名前の熱交換器こちらもよくさびていますが、はたして復活は可能か?

オイル漏れでしょうか?パッキンを交換することでとまってくれればいいのですが・・・。

カルマンギアのエンジンは空冷水平対向4気筒OHV。見えている4本の円筒はプッシュロッドのケースですね。こちらも結構錆びています。
どんな車や、機械でもそうですが、構造や構成には非常に興味が湧きます。たとえプリミティブな構成であっても、その合理性等に触れた時には驚きを禁じ得ません。私のように機械関係が専門でない者だからそんな風に感じるのでしょうが、レストア前の観察は大きな楽しみのひとつです。
途中、運転もさせてもらったが、さすがV6,3000ccインタークーラー付きターボ!!素晴らしい加速です。それに静か。強力なエンジンにアルミニュームとFRPの軽量ボディだからでしょうね。
ニューイヤーミーティングのことはまた後日書かせていただくとして、開催当日はとにかく寒かった。展示車両のため朝6時半には会場へ行き、準備をする。あさから結構かぜがふいており、(埋め立て地で海に近いから特に風がきついのか?)とにかく寒い!撤収の3時くらいになると、悪寒がしてきてぐったり。帰りは運転もせず、ずっと寝ていました。
で、翌日仕事を休んで病院へ行くと、インフルエンザと診断され、熱がさがって2日以上たたないとしごとにいってはダメといわれてしまいました。そんなわけで、現在タミフルをのみながら療養している最中です。
前置きが長くなってしまいました。先日我が家へ来た、カルマンギア第2号、愛称”クロ”を観察(あ、これはニューイヤーミーティングより前に観察したものですから・・・念のため)

クロはツーペダルです。そう、オートマチックなのですよ。スポルトマチックとよばれているものですね。オートといっても現在のオートマチックとは少々異なり、

シフトレバーに電極があり、少し押し込むことにより、負圧弁が動作し、ダイヤフラムが動作してクラッチが切れる。

ミッションは3速あり、速度に応じて手動で切り替えることになります。トルクコンバーターがついており、車速とエンジン回転数の整合をとっています。

ボンネットの中には大きなトルコン用オイルタンクがあります。
さて、エンジンは、1968年式なので、1300ccか?キャブレーターはソレックスのH30/31PICT、

かわいらしい燃料フィルターがついています。

そして、機械式燃料ポンプがついているにもかかわらず、電気式の燃料ポンプが装備されていました。

キャブレーターとインテークマニホールドの間から、負圧取り出しのホースが出ています。この負圧を前まで持って来れたら、ブレーキのマスターバックが使用できるのではないかと思うのですが?

お次はボディしたからエンジンを見た所、

マフラーはよくさびています。交換が必要でしょうね。

エンジンの熱を利用して、室内の暖房に使うヒートエクスチェンジャーと言う名前の熱交換器こちらもよくさびていますが、はたして復活は可能か?

オイル漏れでしょうか?パッキンを交換することでとまってくれればいいのですが・・・。

カルマンギアのエンジンは空冷水平対向4気筒OHV。見えている4本の円筒はプッシュロッドのケースですね。こちらも結構錆びています。
どんな車や、機械でもそうですが、構造や構成には非常に興味が湧きます。たとえプリミティブな構成であっても、その合理性等に触れた時には驚きを禁じ得ません。私のように機械関係が専門でない者だからそんな風に感じるのでしょうが、レストア前の観察は大きな楽しみのひとつです。
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