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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

友人のスピーカ

 先日DENONのプレーヤーを依頼された友人より、今度はスピーカのコンデンサ交換について問い合わせがあった。私は実物は見たことは無いが、かなり巨大なものらしい?このスピーカのツィータ?についているコンデンサを交換すべきかどうかという話しなのだ。
全景 中高温担当 ネットワーク切り替え 銘板
 このコンデンサはペーパーコンデンサ?のように見えるが、そうであれば、電解コンデンサと同様経年劣化の対象となり得る。昨今のスチロールコンデンサ当たりに交換すればいいのでは?と思うが皆さんどうおもわれますか?
naibu.jpg ネットワーク
機種的に希少なもので、素人が触らない方が良いというご意見があれば、そっとしとこうかなと思いますが・・・・。

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カルマンギア復活プロジェクト(その38)ジャッキポイント補強

連日、ちまちまとシャーシの修復をしています。なかなか運転席の床板を張るに至りません。やっていくに従い、あそこもこうしたらいいのでは?とか、あそこをほうっておいてはいけないとか思うようになり、なかなか進みません。
今日は、助手席後部にあるジャッキポイントの周囲の床板が腐食して穴があいているため、これを補強することにしました。
劣化状態 劣化状態拡大
劣化状態はご覧の通り、結構来ています。日頃はこのシャーシ、じゃまになるので、倉庫の壁に立てかけているのですが、その重みで、ジャッキポイント周辺が座屈しかかっていました。ここを補強します。
今回、新兵器を二つ入手しました。一つは”金切り鋏”リンク機構で力がかかり、そり上がり無しに切れるスグレモノです。ついでに、少し先に使う予定のフレアナットレンチ。フォルクスワーゲンは11ミリを使用します。結構高かったです。
金切り鋏 フレアナットレンチ
で、早速金切り鋏を使用して当て板作成。床の起伏に応じて整形していきます。まあ、それなりに出来ました。ブラインドリベットにて取り付けます。本来ならば溶接したい所ですが、床の鉄板がかなり薄くなっており、溶接不可能です。補強板を張り終えた後、FRPによる補強をしようと考えています。
補強板1 生計完了 張り付け完了
 本日の作業は、農業や、図書館などへ行ったりした合間だったので、これだけしか出来ませんでした。機嫌よく、車をさわれる今の状況(寸暇はすべてレストア作業)は果たして健全なのか?それとも不健全なのか?よくわかりませんね。
サトイモ発芽
余談ですが、3週間ほど前だったか、植え付けたサトイモが芽を出し始めました。

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カルマンギア復活プロジェクト(その37)助手席シートレール補強

昨日の続きで助手席のシートレールの補強をした。
補強板1 取り付け完了
シートを仮装着して動きを確認する。
あれだけ堅固に錆で固まって外れなかったシートがスムーズに動く!少々感動的なシーンでした。
それにしてもカルマンギアのシートは重い。
シート仮装着

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カルマンギア復活プロジェクト(その36)燃料配管復活ほか

 最近、通勤電車の中ではあんまり小説を読んでいない。頭の中は”たま”の修復の構想(妄想?)で一杯なのだ。連休が終わり、それなりの進捗があったレストア作業であるが、その結果次の作業への展望が見えたことが大きい。シャーシ修復の脳内シミュレーションは既に終わった!(実作業はまだまだたくさんあるけど)
 本日の作業は、まず、先日作成したブレーキマスターシリンダ近辺のパネルの取り付け。
パネル取り付け
ブラインドリベットの跡が見苦しいが、溶接しづらい所は致し方ない。マスターシリンダをきっちりと固定して、位置合わせし、そのまま下穴を開けて止めて行く。
 お次は、ペダルセット取り付け部周辺の修復。このペダルは取り外しに散々苦労した思い出がある。そのときの後遺症と言うべき傷がセンタートンネル部に残っているのだ。
ひび割れ ペダル仮付け 当て板 取り付け
このひび割れ部を補強するためにあて板を作成する。あて板はペダルセットの取り付けに干渉しないように、一度ペダルを仮付けし、確認する。取り付けはこれもリベットなのだが、後ほど、あて板周辺を溶接する。
 作業は進みます。次は燃料配管の復活。カルマンギアの元々の燃料配管は錆びて完全にボロボロ状態。かろうじて残っていた燃料タンク下の部分で管の経を測り、同じような経の銅管を入手していた。しかし、その後、和歌山で、117クーペを解体した時、車体の裏より外してきた燃料配管が長さが足りることがわかり、これを、修復して使用することにした。
中古配管 伸ばして 挿入
 117クーペの中古配管はボディの裏側の形状に沿って複雑に曲げられている。燃料配管や、ブレーキ配管は本来パイプベンダーと呼ばれる工具で、曲げる必要がある。そうでないと、中空の配管はひしゃげてしまうのだ。でも、残念ながら手元にそんな工具は無いので、ゆっくりと手曲げで曲がりくねった配管を伸ばして行く。折ってしまえばおしまいなので細心の注意を払いながら伸ばして行く。なんとかそれなりに伸びたので、後部のミッションマウント部分から配管を挿入して行く。最初はフロントの燃料タンクが付く側から入れた方がよいのか、それとも、窮屈なミッションマウント部から入れた方がよいのか迷ったが、結果オーライで結構スムーズに入ってくれた。
カッター カット中 切れました
余分な配管のカットはこんな専用工具があります。これを、配管に挟み、くるくると配管の周りを回す、丸いカッターの刃が管の周囲に切れ込みを入れ切断出来るのだ。
ゴムブッシュ こんな感じで完成
シャーシからの出口には純正のゴムブッシュにて保護します。これで完了。
 本日最後の作業として、助手席側シートレールの補強材の作成。
補強」 補強方法
取り付けはまた明日実施。

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苗代その後

 振り替え休日で本日は休み。昨今、休日出勤させられると、必ず振り替え休日を取ることとなっている。自分としては休日出勤させられるなら超過勤務手当をもらった方が遙かに嬉しい。現実的には有給休暇も残しており、休日出勤はただ働きと同じなのだが。結局働く者の負担にしてしまっている状況が”日本”と言う国の構造的な貧しさを表しているのだと思う。
 せめて振り替え休日を有意義に過ごそうと、朝から畑の様子を見たり、苗代の確認をしたりしていた。
苗代 芽が出た
 苗代はみごとに苗箱から芽が出ていた。上にかぶせてある不織布がのびて行く苗には窮屈だろうと、重石の泥を取り除き、苗が成長するに従い不織布を押し上げることが出来るようにした。
ジャガイモ ジャガイモの花
 田植えまでには収穫しなければならないジャガイモはこんなに大きくなりました。中には花が咲いているものもあり、収穫するのが楽しみです。
トマト 瓜 実が生っている
連休中に菜園に植えたトマトや瓜はこんなに大きくなっています。プチトマトは既に実を付けている物もありますよ。

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串本からの帰り

 オーシャンアロー7号は新宮からぐるりと紀伊半島を回り、天王寺から新大阪そして京都まで行く特急列車だ。

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カルマンギア復活プロジェクト(その35)ワイパーユニットの確認

 あー今日で長かったゴールデンウイークもおしまいです。皆さんは有意義なお休みを過ごすことができましたでしょうか?
 長期のお休みと言えば、かつての私の場合は帰省でした。転勤が多い職場だから家族と共にあちこちへ転居していたのですが、もう8年前、実家のある加古川に帰ってきてから、少々の距離への転勤があっても長距離通勤しています。そのため、今年の連休も加古川の実家でゆっくりと・・・・?
 と、思いながら、実は今までため込んできた懸案事項をとにかく片付けようと思った次第。幸か不幸か?年度末の多忙さによる休日出勤と、年度あけ早々の東北応援による休日出勤がたくさんあり、その振り替え休日を2日と6日に充当すると10連休となり、どこへ遊びに行くこともなく連日懸案を片づけていった次第なのです。
 自分の行っている”懸案”とは、家庭内でやらねばならない用事、たとえば、網戸の装着とか、ストーブの片づけとか。そして、農家であるための総役とか、畑作での父親が動けない分のフォローとかいろいろやりました。また、自分の趣味の世界であるが、カルマンギアのレストアで、ある、”ひとつの山”の前で止まっていたのを先に進めるための取り組みとか、長い間放置してきた、117クーペの改善すべき点への対処とか・・・・。そんな、仕事とは言えない、趣味の世界も含めて、とにかく”山”を超えようと努力していたのでした。
 結果としては、友人のプレーヤーの修理とか、117クーペの充電ランプ制御回路とか・・・、当初予定していた事項は全て実施は出来なかった。でも、出来た事もそれなりにあったので、とりあえずはよしとすべきか。
 さて、その出来た部分でも、出来なかった部分でも何でもない作業が次に記載するワイパーの修繕です。
1.ワイパーユニット
実はこのワイパー、カルマンギアには最初から付いていませんでした。多分6ボルト仕様のワイパーでしょう。
2.リンク部分 3.シンプルです
リンク機構はきわめてシンプル。どのように反転しているのか?モーターを逆転するしかこの回路では無理そうですね。
4.モーター接点 5.直流モーター 6.ブラシはOK
外観を見ただけでは、どこも正常のように見えますが・・・・?電源をつないでも動いてくれません。
7.反転機構 8.モーターを外し
モーター単体にしてもやはり動きません。
9.ギヤ部を分解 10.二段減速 11.カムが叩く
ギヤボックスを開け、モーターのみにしても何故だか動かない。テスターで巻き線を当たると、導通しているので、多分誤って12Vの電圧をかけてしまい、巻き線が熱を持ち、絶縁被服がとけているんではないかと思います。折角バラしたのですが、どうしようもありません。また、どこかで新しいモーターを入手する必要がありますね。

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カルマンギア復活プロジェクト(その34)シャーシ修復とペダルレストア

一昨日、昨日に引き続き、マスタシリンダ前のパネルの製作及び塗装を行った。また、以前から懸案であったペダルセットのニコイチもようやく出来た。”牛歩の歩み”ではあるが少なくとも前進はしている(と、思いたい)。
1.スリーブ取り付け準備 2.下手な溶接 3.塗装し完成
 パネルにマスターシリンダをとめるためのボルトを通すスリーブを溶接する。バッチイ溶接跡だけど、見えなくなるからいいの。その後錆止め塗装を塗ります。
4.端部も塗装 5.大穴も塗装
 昨日加工したシャーシの部分にも錆止め塗装を塗りました。
さて、マスターシリンダ部分のパネルはまた、明日、取り付け用のボルトを購入してからそれを仮付けして、パネルをシャーシに取り付ける予定です。ボルト1本無いばかりに明日へ持ち越しです。
6.ペダルセット 7.この部分を使用します。
次に必要となってくるのが、散々苦労してやっと外れたペダルセット!上の写真の右側の塊が取り外したセットだが、欠品も多く、また、シャーシへの取り付け部分も腐食が激しいため、ずっと以前ではあるが、ヤフオクで、煮たようなペダルセットを落札した。ちなみにペダルセットは新品の部品はすでに生産中止となっており、手持ちの物を大切に使う必要がある。
 左側の写真の左側がヤフオクで落札したもの。ペダル自体は鉄板を曲げて作られており、左側の鋳鉄製のオリジナルとはずいぶん見栄えが違う。だから、ペダル自体はオリジナルを使用し、基部や、アクセルペダル部分はヤフオクのを使用する。そのために、双方完全にバラす必要がある。
  7.5バーナーであぶって 9.ブレーキはサークリップで 10.やっと取れました
 と言っても簡単には分解出来ない。クラッチペダルはピンが打ってあるが、ピンをようやく外してもペダルが外れてくれない。バーナーであぶって少しずつ動かしながらやっと外れた。
11.プッシュロッド 12.これも取れない 13.やっと
 古いオリジナルペダルは散々苦労してとにかくバラせたが、ブレーキペダルのプッシュロッドの残骸が外れない。こちらもガスバーナーであぶってバイスに挟み、散々石頭で叩くがビクともしない。タガネをピンにかけ、渾身の力でたたく。(播州弁では、どつきまわす・・・)とようやく少しずつピンが浮いてきた。ハァ。
14.メンバーそろった 15.きれいに塗装
 これでようやく部品が揃いました。錆びている物は錆止め塗料をハケ塗りし、組み付けに備える。
なかなか作業は進捗しないが、いずれも避けては通れないことだと思っているのです。

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カルマンギア復活プロジェクト(その33)シャーシ修復

昨日に引き続き、シャーシの修復を行った。なにせ、これが終わらないと次のステップに進めないのだ。床張りをする前に、やっておくことをとにかくやらねば。
1.補強部材 2.溶接 3.完成
まず、リヤのクロスメンバの腐食部分の補修。(ま、出来はあまり良くないけど) 次に失われていた端部の補修。
4.端部の修復 5.端部溶接
溶接は難しいです。
6.フロントクロスメンバあて板 7.カット穴開け終了 8.こんな感じで取り付く
次に腐食激しかった運転席ペダル回り。紙に型を取って鉄板を切ります。そして穴開け及び、曲げ加工。仮に当てて見るとこんな感じ。
9.マスターシリンダ 10.マスタシリンダ横から 11.後ろから
ブレーキマスターシリンダーを仮付けしてみる。なかなかいい感じでできあがっています。(自己満足)

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カルマンギア復活プロジェクト(その32)ミッションのエンドカバー

 我がカルマンギア”たま”は1966年製。今を去ること45年前の車だ。当時はまだバックアップランプというものが無かったのか?リヤのテールランプにも組み込まれていない。また、リバースギヤに入れた時にミッションよりバックアップランプを点灯させるための接点が出ているのだが、これも無かった。ただ、”たま”と一緒にもらってきたバンパーには後付と見られるHERAの白色のランプがついていたので、これがバックアップランプのようである。
 実はこのことにはずいぶん前から気がついていて、keiji117さんからは別スイッチを付けて人為的の押すことでも可能という話しも聞いていた。しかしこれは使い勝手が悪いですね。何とか自動で出来ないものかと考えていた。例えばシフトノブのロッドや機構の一部にマイクロスイッチを付けるとか、タイヤが後方にまわりだしたらそれを検出してバックアップランプを点灯させたら・・・・とか。
 しかし、ある日発見しました!バックアップ接点付きのミッションエンドカバーがヤフオクに出ていたのです!はっきり言ってこんなものはそうそう頻繁に出てくるものではない。また、出てきても需要はきっと多いだろう・・・・多少は高くなっても落札しようと意気込んでいたのだが、案外あっさりと落札できてしまった。
 余談になるが、今までネットオークションで、これはなんとしてでも手に入れようと思ったのは、いすゞ117クーペの中古のタコアシと、今回のミッションエンドのみである。
 さて、このミッションエンド、果たして”たま”のミッションに適合するのか?今回さわりだけだが確認してみた。
1.ミッションエンド 2.取り外し 3.純正のカバー
取り外したカバーを比較してみると・・・・
4.比較 5.比較2 6.比較3
写真の左側(黒い塗装がかかっているやつ)が今回入手できたカバー。左端の写真にはバックアップランプ用のスイッチ部分が写っている。右端は外観であるが、これにも、スイッチの接点が付いていることがわかる。しかし、問題は真ん中の写真。入手したものはシフトロッドのカラー部分の長さが若干長い。ロッド自体の長さは同じだが、ケース自体が長いのだ。また、先端にはオイルシールがはめられている。
8.部品番号SW付き 7.部品番号純正
パーツ番号を確認してみると、番号は同じだが、末尾についているアルファベットが異なっていた。改良版ということだろうか。
仮にミッション本体に装着してみるとぴったりと収まる。後はシャーシに固定した後、シフトロッドがうまく接続できるかどうかが問題となる。でも、バックアップランプ取り付けに光明が見えたので非常に嬉しい。
 (本日、ミッションのギヤをかみ合わせながら、バックアップランプのスイッチのオン、オフができるか確認してみた。OK!OK!バッチグー!他にはなにも改造することなくバック用のフォークはバックアップランプのお尻を叩いていました。これで、一つ懸案は解決しました!!)

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苗代を作った

毎年5月5日のこどもの日は苗代作りをする。例年は父親と二人で大半の作業をしていたが、今年は父親が不調なため、息子達に初めて協力してもらった。
1.ポンプ設置 2.機会設置 3.こんな環境 4.クーペもあります
手始めに農業用水路に水中ポンプを入れ、苗代に水を張る。苗箱と呼ばれるプラスチック製のたくさん窪みがついた板を種まき機械に通して、窪みの一つ一つに2~4粒の籾が落ちるように調整する。おっと、忘れていた。苗箱を機械に挿入する前に窪みに土を入れる。機械から出てきた苗箱は、窪みの一つ一つに圧縮された土、その上に籾粒が乗って出てくるので、再度その上に土をかぶせてできあがり。
5.出来上がり 6.水入れ 7.均し
苗代がほぼ全て水に浸かったら、熊手で、畝の上を平らに均す。
8.網張り 9.配置 10.不織布をかぶせる 11.フレーム
その後、板で表面を均一に均し、次に網状の繊維を敷く。この上に先ほど準備した苗箱を置いていくのだ。一人苗箱の上においた板のうえに立っているのは、上から圧力(体重)をかけ、苗箱の底の窪みの底が地面にめり込むようにしているのだ。こうしないと、水に浸からない部分が出来て、重大な生育の妨げになるからだ。
その後、並べた苗箱の上に保温のための不織布を延べ、更に、フレームを作って目の細かい網状の布をかけ、完成となる。今回は息子達に初めて手伝わせたが、不平も言わず黙々と作業を手伝ってくれた。自分が高校生の時はブツブツ文句を言いながら手伝っていたことを思い。今更ながらに少々反省している。
約1ヶ月後、田植えとなる。

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カルマンギア復活プロジェクト(その31)シャーシ再開

 さて、細かい部品の修復で勢い付いたところでシャーシのレストア再開です。以前はいつ頃何をやったのか忘れるくらい前の様な気がします。倉庫の外壁に立てかけていたシャーシはカーポートの下であるというのにずいぶん砂埃(黄砂?)を被っていました。
 手始めにやったのは、リヤクロスメンバの修復です。フロアパンの縁の鉄板が錆びて残っているので、これをサンダーとタガネで削り取ります。端部が錆びて無くなっているので後で鉄板を溶接するため地肌を出します。
1.クロスメンバ 2.剥がす 3.綺麗になりました 5.端部修整
 次に、フロアパンのサイズの再確認。以前、溶接出来る所まで準備していたのだけど、不安なのでとりあえず確認した。これも若干の微調節をして終了。
4.フロアパンサイズ合わせ
 フロアパンを張る前にまだする事があります。それはブレーキマスターシリンダ取り付け部の修復です。この車の最大の劣化部分であるペダル取り付け部周辺。ペダルの撤去にずいぶん苦労したことが思い出されます。 現状は錆びて大穴が開いています。フロントクロスメンバもリヤと同じく”コ”の字型に曲げられた鉄板で出来ていますので、前後2枚のパネルがあります。健全な前側の鉄板の穴の位置を紙に写し取り、後ろ側用の補修鉄板を作成する準備をします。
6.大穴 7.これに合わせます。 8.フロントクロスメンバ
 補修用鉄板を作成してこの大穴を塞ごうとしているのですが、さて、どのように止めるか?クロスメンバの上にはゴムクッションを介してボディが乗ってきます。だからあんまり凸凹があるのは具合が悪い。だからといって突き合わせの溶接なんて全然自信ないし・・・。ここは安易にブラインドリベット多用で行くか?

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カルマンギア復活プロジェクト(その30)ステアリングホイールのレストア

 1966年式のカルマンギアのステアリングホイールは黒が正しい。・・・と何かの本かブログで見た。”たま”のステアリングも黒。しかし、長期間雨ざらし, 日ざらしだったため、劣化が激しい。
1.劣化状態1 2.劣化状態2 3.劣化状態3
まずこれを研磨する。実は材質が何かよくわからない。ゴムのようなプラスチックのような、ウレタンのような、エボナイトのような?ま、本革やウッドではないのは庶民の車、VWがベースだからでしょう。で、カッターナイフやサンドペーパーを使い、それなりに研磨したのがこれ。
4.研磨後1 5.研磨後2
どうです?綺麗になったでしょう。カルマンギアのステアリングは結構大きな直径で、昔懐かしいホーンリングがあるんですね。昨今の車にのっているのなら(117クーペも含みます)迷わずにナルディやその他著名なステアリングを装着しますが、カルマンギアはやっぱりオリジナルでしょう。(と、自分の趣味を主張する)
 と言うことでこのステアリングをレストア成った時には装着するつもりです。
6.ホーンリング取り付け前 7.穴開け加工1
9.バネ 8.取り付いたけど
 ということで、次にホーンリングを取り付ける作業にかかる。実は、”たま”こと赤カルマンはホーンリングがそもそも付いていなかったのです。そのため、Y本さんから、ワーゲンのステアリングをいただき、それについていたホーンリングを流用させていただくことにしたのだ。ワーゲンのホーンリングの型式は何種類かあるようで、いただいたリングの取り付け穴は、カルマンについていた黒いステアリングには合わなかった。そのため、ボール盤で穴をあけなおしたのだが・・・・?
 裏表が反対で、ホーンリングを押しても導通しませんでした。
気をとりなおして、再び穴開け。本当に穴だらけになってしまいました。
10.開け直し 11.つばが後ろ向きが正解 12.完成
リングの向きは段付きの部分が運転席とは逆方向になるのが正解で、ようやくホーンの電極の導通が確認出来、完成となりました。
しかし、ホーンリングなんてずいぶん昔に廃れてしまったものだけど、やっぱりクラシックな車には似合うんだろうな・・・。と楽しみにしております。頭の中にはカルマンギアが復活なった時にはどんなシチュエイションが似合うだろうかと夢はどんどん膨らみます。まず、フラワーポットは必需品でしょうね。流す音楽は60年代のオールディーズ(トム・ジョーンズ、ボビー・ベア、ベン・E・キング)当然そんな放送はしてないから、ダッシュボードの下に隠して取り付けたHDDレシーバから流す。扇風機なんてのもいいかも・・・・。
あー煩悩が・・・・。

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懐かしい友達に会えた。(中学校の同窓会がありました)

 昨日は中学校の同窓会がありました。年齢がばれちゃいますが、加古川中学のS49年卒業生の同窓会(From March,1974 to 3th,May,2011 We are Time Travelers-37.Kakogawa-J.H.S.)今回で5回目、4年に一度の開催ということだから第一回目からはもう20年。お世話をしていただいている5人のメンバーには感謝しています。
 今回の参加者は全部で61名。私たちの世代はずいぶん生徒が多かった(学校が少なかった?)世代なので、10クラスもあり、400人ほどの同級生がいるはずなのだが・・・。ま、遠隔地へ行っている人もいれば、連休中なので旅行へ行っている人もいるだろう。15%も集まればよいほうか?
 先生も5名参加。1年の時の担任T先生、と3年の担任I先生も来てくれていた。皆さんお元気そうでよかった。
 懐かしい面々にもたくさん出会った。風貌が変わってしまい、最初は誰だかわからない人も多かったが、話している内に昔のことがよみがえってくる。今回初参加という人もいた。懐かしく楽しく、それなりに刺激的な時間であった。
 参加された皆さんはそれなりに年を取ってはいるが昔の面影がある。丸顔でかわいらしい保母をやっている彼女は昔の雰囲気そのままでした。昔よく加古川の堤防を父親の自転車について走っていた彼は昔のままの快活さとひょうきんさで語っていた。(彼とは卒業以来の再会だ)
 次回はまた4年後。がんばって生きねば。
 

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117クーペをちょこっといじる

 本当に久しぶりに117クーペ”キツネ号”をいじった。家族車であるウィザード”タヌキ号”は最近息子がアルバイトに乗っていくようになったため、自分はクーペにのる機会が増えたのだが乗っているうちにあちこち気になる部分が出てきていたのだ。
 まず一つ目はカーナビの配線修理。センターコンソールに収納した1DINタイプのカーナビはコンソール内で電源配線などをしていたのだが、ある時バッテリー直接の電源が外れてしまったようで稼動しなくなった。仕方がないのでシガーライタープラグから臨時の電源を取っていたのだ。今回助手席の前に付けているキーレスエントリーの配線から”常時12V”を探しだし、これをつなぐことによりシガーライターを使えるようにした。
配線整理
 しかしながら、助手席前は配線だらけです。ついでに写真に写っている右下の黒い箱、これは車速を検出しドアロックさせるものなのですが、どうもキーレスエントリーと相性が悪く、ロックされた後もまだ若干ロック用のモーターが回っているらしく、キュルキュルとギヤをこする音がして気持ち悪かった。このためヒューズを抜いて動作しないようにしていたのだが、とうとうはずしてしまった。
 装着した始めのころは、車が走り出すとしばらくして、ドアがロックされるという、高級車の雰囲気をたのしんでいたのだけど・・・・。
 さて次は、九州在住のカメラマンであり、「いすゞ117クーペオーナーズクラブ」のメンバーであるY氏よりずいぶん以前にいただいた素晴らしい”手作りの蓋”!これを装着した。今までは、従来の蓋の上に載せて使用していたのだけど、今回は蓋自体を付け替えました。
センターコンソール フタ交換
 上は交換前と後を比較した写真です。どうです、素晴らしいでしょう。裏側には真鍮の板が張られ、ビス穴がきっちり開けてあります。取り付けはぴったり合っていました。しかし、良くぞここまで磨き上げられた!この努力に関心します。Yさんありがとうございました。末永く愛用させていただきます。
 さて、私の117クーペへのコダワリですが、基本的にはオリジナル指向ではありません。快適であれば、スタイルがよければ、性能が高ければ・・・それが望ましいと思っています。ただし、あまりお金も掛けられないことから自分の経済性に見合ったカスタマイズをしております。
 たとえば、ハイコンプレッション。これはG180WAエンジンを入手し、ヘッドの換装は外注しましたが、エンジンが元気になりずいぶん気持ちよく走れるようになりました。レカロのシート、これは快適です!長時間運転しても疲れません。ドアミラー、ご意見をお持ちの方も多いかも知れませんが、これはスタイルですね。持論ですがクーペはドアミラーの方が似合うと私は思っています。
 このほかに、パワステ、カーナビ、キーレスエントリー、ハイマウントストップランプ、レギュレータ付きオルタ、Mクーリングシステム、バッテリーのKILLスイッチ等々を装着しております。どれもみな快適です。
 ま、うんつくさんに言わせれば、”煩悩のかたまり”なのでしょうけど(笑)
 

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アンテナ増設

毎度毎度マニアックな話しで恐縮なのですが、昨日、ラジオのアンテナを増設した。大したものではなく、単に電線を張っただけ。以前は7m位の長さしか無かったが、今回24mほど伸ばして約30mのロングワイヤーアンテナとなる。ただし、高さが3.6mしか上げられなかったので本当にたいしたことは無い。

アンテナ増設

しかし、中波放送は近隣のサテライトの周波数とかぶっていない事が条件だが、結構遠くも聞こえる。短波は、ラジオNIKKEI、海保の航路情報、ボルメット放送、アマチュア無線も。長波の電波時計の放送も聞こえます。ま、それだけの事なんですがね。
受信機
受信機は昔から欲しかったJ○Cのゼネカバです。これを使いたいがためにアンテナを張ったようなものなのですが・・・・。

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カルマンギア復活プロジェクト(その29)燃料タンクの金具修理

燃料タンクの取り付け金具の修復もした。
こちらもシャーシブラックと錆でコテコテ。これをワイヤーブラシではがして・・・。
金具磨き 塗装中
そして塗装。トランク側になるため艶消しブラックにした。
塗装完了 ゲージのフタ研磨
完成の写真です。ついでに燃料ゲージのワイヤーの取り付け部分のフタも研磨しました。アルミニューム製なので、結構綺麗に光りました。VDOというメーカー?のロゴが入っています。
こんな細々とした作業をやっている時が一番楽しいですね。
タンクキャップは鉄で出来ているようですが、錆なのか、ガソリンの添加剤の蓄積なのか磨いてもなかなか綺麗に成りません。最後には塗装剥離剤まで塗りましたがダメ。
 結局ワイヤーブラシで時間を掛けてこするのが一番のようです。

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野菜の苗を植えた

家の前の菜園を整理して野菜を植えた。
種類はキュウリ、トマト、ミニトマト、ピーマン、カボチャ、真桑瓜、小玉スイカ。父親の希望どおり、自分は労力を提供しているだけなのですが・・・。
例年、種を植えて苗を育てるのですが、今年は父親の入院のため苗を買いに行きます。
1.園芸やさん
園芸やさんにはいろんな苗がたくさんあります。一つ一つは安い(60円~100円)ですが、数があると結構な金額になります。苗を育てて販売するのも儲かるかも?
2.購入した苗
買った苗はこれだけ。
まず、植える場所に配置します。トマトやキュウリは代替40センチ間隔くらい、スイカやカボチャは1.5m間隔くらいに千鳥に植えます。背が高くなるキュウリやトマトは北側に、地を這うスイカやカボチャは南側に植えます。(当たり前か)
3.配置 4.植える 5.植え終わり
熊手で穴を掘り、苗を入れて土を寄せる。水が留まるように回りを少しだけ高くしておきます。その後水をやってからスイカやカボチャはフレームをかぶせてやります。
6.フレーム 7.フレーム完成 9.完成
他の野菜もトンネル状のフレームを後でかぶせます。これでおしまい。
段々大きくなるに従い、キュウリは蔓がのぼるための支えをしてやるとのことでした。今まで主体的にやってこなかったので、メモを付けながらの作業です。来年は一人でできるかどうか?

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ジャガイモに追肥をした

 ジャガイモに追肥及び土寄せをした。2週間前、芽を摘んだ時からはまた一段と成長している。
3.ジャガイモ大きくなった。
さて、追肥のやりかたですが、雑草の繁茂をさけるために畝にかぶせてある黒いビニールを片側ずつめくりあげます。
4.1.マルチをめくって
ジャガイモの根本に硫安を適当に撒きます。
5.1施肥 5.2施肥 6.硫安
畝の土をジャガイモの根本に寄せます。そして黒いビニールをもとにもどせば片側が完了です。この後、反対側も同じようにやります。
7.土寄せ 8.マルチを戻すと完成
田植えまでに無事収穫できればいいのですが。

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カルマンギア復活プロジェクト(その28)燃料タンクの修理

 いやーずいぶん久しぶりになっちゃいました。カルマンギアなんて忘れちゃったんじゃないか・・・なんておもわれてもしかたない位。この前の記事が昨年11月末でしたので5ヶ月間不稼働でした。これでは3年計画ではとても復活出来そうにありませんね。
 今まではシャーシの修復をやっていたのですが、レストア再開の手始めとしてリハビリも兼ね、”簡単な作業で満足感が得られる”ものから入ることとしました。
 以前から気にはなっていたんですが、先日の倉庫整理の時にとりはずしてあるカルマンギアの燃料タンクを移動しようと持ち上げると、裏面に一杯赤錆が出ていて今だに浸食されているようでした。
1.錆だらけ
 早く手を打っておかないと使えなくなる・・・という強迫観念も手伝ってのレストア再開です。
まず、裏側から作業開始。
2.ラベル 4.錆おとし
燃料の出口近くに金属製のラベルがハンダ付けしてありました。ちょっと文字が読めませんのでなんだかわかりませんが・・。
まず、一番気になっていた裏面の錆落としを行う。いつものようにサンダーにカップワイヤーブラシでざっと落としてゆく。すると、タンクの縁に濡れている箇所を発見!
5.漏れ発見 6.ハンダで修復
腐食により穴が開いてそこから燃料が漏れているのだ!あーどうしよう!!結局タンクの底をハンダ付けで修復?してあるのを見て、こちらもハンダ付けにて修復することにしました。
修復後、灯油を入れて確認。漏れは止まっていました。
3.中は?
ちなみに、タンク内部を覗いてみると非常に綺麗な金属色でしたので意外に保存状態は良いようでした。
7.もう一つ漏れが 8.修復
灯油を出し入れしていると、もう一つ漏れを発見。先ほどの金属ラベルの横にピンホールが。こちらもハンダ付けで修復。しかし、気になるピンホールです。ハンダは本当にガソリンに対して耐えられるのでしょうか?
9.錆止め塗装
裏面は錆転換剤をはけ塗りして完了。この後、シャーシブラックを塗ります。
次に上面です。こちらも同じく錆取り後塗装仕上げをするのですが、なぜだか”たま”はフロントフード内もシャーシブラックが吹き付けられています。フロントフードの物入れの床となるタンクの上面もそのため、シャーシブラックが・・・。まずこれから剥離してゆきます。
10.上面 11.剥離
金属のスクレーパーで地道に塗装を落としてゆきます。下からは本来のタンクの塗装や、給油口の近くにもアルミテープのラベルも出てきました。乱暴な話しですがフロントフード内にタンクが装着されたままシャーシブラックを吹き付けたのでしょう。さすがカリフォルニア!細かい事にはこだわらないおおらか?な国民性が伺われますね(苦笑)
この後、いつものホワイトガソリンにて脱脂し、艶消しブラックのスプレーを吹きました。
13.脱脂 14.塗装完成
農作業の合間を縫ってやっていたので、結局2日がかりとなってしまいました。
12.レンゲ

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サトイモの植え付け

連休前にサトイモを植えた。水田の一角に植えていたサトイモを掘り出し、自宅前の菜園に植えたのだ。最近ずいぶん農業付いているが、これには訳があって、本来畑の作業は父親の昔からやりつけてきた仕事であった。自分は実家に帰るときに、水田だけは手伝おうと決めていたが、畑には手を出すつもりはさらさら無かった。しかし2月5日に父親が心筋梗塞で救急搬送され、手術を受けて無事退院してきたのは良かったのだが、その後の具合が思わしくなく、あんまり動けない状況になってしまったのだ。そう言う訳で、とうとう畑までやるようになってしまった。
前置きはさておいて、サトイモである。今まで食べてきて残っているのは種芋くらい。
1.畑の状況 2.収穫
種芋も、大半は腐っており良好な物を選りだして植える。
3.場所を変えて 4.堆肥を撒く 5.耕起
菜園の空いている場所に堆肥を撒き、管理機という小さな耕耘機で耕す。
堆肥は菜園の隅にコンポストと、自作の木箱を置き、庭木の葉や収穫した野菜の不要部分とか雑草などを集積し、米糠なども入れている。そして時々かき混ぜていると出来るのだ。なかなかエコでしょ?
10.堆肥コンポスト 11.木の葉の堆肥
その後、溝を同じ機械に排土板を付け溝を掘りその底に更に腐葉土を投入する。
6.畝立て 7.堆肥入れ
そして、掘り起こした種芋を30センチほどの間隔で置き、埋めてゆく。とりあえずはこれで完成。
8.種芋まき 9.完成
後はどうするんだろう?・・・てなことで、いままで漫然と手伝ってきた”つけ”を感じている次第です。

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