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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

カルマンギア復活プロジェクト(その16)ふたたびブラスト

 久々の登場です。 ブラストキャビネット 今日はちょっと趣を変えて、先日来溜まってきたサビだらけの部品をサンドブラストしましたよ。対象物は、穴あきフロアパンから切り取ったジャッキアップポイント、バンパーステー、ブレーキドラムです。ブラスト前は・・・・。 ブラスト前 ブレーキドラムブラスト前 で、ブラストを掛けると・・・。 ブラスト後 ブレーキドラムブラスト後 え、あんまり変わっていない?そ、そうなんですよ。ジャッキポイントは浮きサビが全部取れて地金は出たんですが、かなりのサビで、肉厚が薄くなってしまっています。ブレーキドラムは堅固な塗装がなかなか落ちません。話しはそれますが、このドラムの模様、見てみて下さい。なんでこんな模様になっているのか?それはホイールを付けたまんまスプレーで吹いたのでしょう。前の持ち主のカリフォルニアの方はラフ?な人だったようです。 この水色の塗装の下に、赤茶色の錆止めのような塗装がかかっていましたが、これも、同じ模様でした。錆止めを塗っているので几帳面かと思いきや・・・・。です。  そうこうしている内に、先日インターネットで注文していた左側のフロアパンが配達されてきました。梱包を剥いで見ると・・・・・? フロアパン フロアパン裏  ずいぶん管理状態が悪いようです。それとも輸送上問題があるのか?折角塗装されているのに傷だらけです。それとも、南米産の半製品なんて所詮こんなものなのか?プレスのひずみのためか、切り込みが入っている。 あちこちに切れ込み ボディを接合するためのボルト穴は開いていない。 ボディ接合穴はない  センタートンネルと接合する部分は直線すら出ていません。フォルクスワーゲンはドイツの車。几帳面なドイツ人がする加工とは思えませんので、当然純正部品ではないのでしょうが。  ま、消失してしまったフロアパンを一から作る事を思えば、この程度のラフさは大目に見なければならないのでしょうね。

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パソコンデスク改造

 パソコンデスクに棚を吊った。根本的に狭いパソコンデスクのデスク面。おやじの家庭における占有面積はこのパソコン机と本箱ひとつのみ。肩身が(ほんとうに)狭いものです。この狭いデスク面をすこしでも広く使おうとプリンタ台とディスプレイの間の隙間に棚を作り、ケイオプチコムの光成端箱やターミナルアダプタ、ルータ、デジカメのクレードルなどを収納。ちなみにスピーカは息子のお下がりです。 改造前 改造後 たな2 これで多少はデスクの面積が増えたが、それにしてもA4一枚を横に置くのが精一杯。次はディスプレイを薄型にして・・・。でもなかなか壊れてくれないのよねこの富士通のディスプレイ。

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カルマンギア復活プロジェクト(その15)クロスメンバ修理他

 休日は日々、”たま”の修復に励んでおります。この意欲をもっと社会に役立つことにつかえれば・・・?なんて誰も思わないでしょうが。
 先日、Gやんさんに素晴らしい治具を作っていただいたので、今日は早速それを使ってクロスメンバの修復です。このクロスメンバの状況はというと、クロスメンバは厚さ1.6ミリほどの鉄板を曲げて強度を出し、フロアパンや、ボディを支えているのですが、かつて、この曲げてある部分にジャッキがかけられたのか、その一部がめくれあがっており、修復しようとハンマーで叩いたら、めくれ上がりは直らず別の所がへこんでしまったのでした。(なおしているんだかこわしているんだか?)
クロスメンバめくれ上がり
 で、これを修復するために、シャーシとボディを固定するボルト穴を利用し、堅固な金物を固定して、それを足がかりに別の金物をボルトで押しだし、ジャッキの原理でへこみを元に戻し、さらにその状態でめくれ上がりをバールで、修復しようというものなのです。え、何を言っているのかわからない?すみません、説明が下手で。
 治具はシャーシへ固定するボルト穴が開いていないので、まずこれをあけます。
治具に 治具に穴空け  次にこれをシャーシに固定します。 装着状態 裏から見ると 遠目に見ると
 そしてバールで修復!
バールで修復
 とてもうまく修復できました。Gやんさん、ほんとうに感謝です。
修復完了! 修復完了遠目
 かつてはこのままで走っていたのだから別に見て見ぬふりをしていてもいいのかも知れませんが、でも、なんだかずいぶん気になる場所なのでした。
 さて、今日は、この作業以外に、右フロアパンのFRPによる修復の準備をしました。穴の開いている箇所へのマーキングです。チョークで穴の位置を示していきましたが、まー酷い物です。
FRP修復箇所マーキング1 FRP修復箇所マーキング2 FRP修復箇所マーキング33
後日この場所にFRPを張り付けます。
 それからもう一つ、先日”アストロ”にて購入した”スポットカッター”で、左フロアパンの残骸を取りました。
スポットカッター使用状況 スポットカッター使用状況2 きれいに取れました 撤去した残骸
 さすが、仕事の進み具合はいかによい道具があるかに大きく左右されますね。先日の折れボルトを抜く”エキストラクタ”はどうしようもなく役に立ちませんでしたが、こちらの方はずいぶん役に立ちました。ドリル自体はちょっと高価でしたが、十分期待に応えてくれる道具でした。

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カルマンギア復活プロジェクト(その14)シャーシ修復こまごま

 さて、無事トンネル内の錆止めが終わった(まだ少し手直しはあるが)のだが、こまごまとした修復必要箇所がまだある。一つは、後部のクロスメンバの修復。右後ろのリアアクスルの前に鋼板を折り曲げたクロスメンバがある。ここにかつてジャッキをかけたのか、鉄板折り曲げ部分が変形していた。先日、これを元に戻そうとハンマーで強打した所、元には戻らず、健全であった、歪んでいない部分まで歪んでしまったのだ。(あーあ、)てなことで、Gやんさんに相談すると、これはじんわりと修復しないと戻らないとのことで、治具を製作してくれた。 新兵器1 新兵器2  これがまた素晴らしい出来で!鉄板の修復に一度つかうだけではもったいないようなしろものなのですね。強固な材料で出来ているので、なにか他にも流用できないか・・・?と考えているところですが、使う所が無ければ、家宝にでもしょうかと・・・。  また、近所にある”アストロ”へサンドブラストのアルミナを買いに行った所、”スポットカッター”なる、ドリルのキリが売っていたので買ってきた。先端が特殊な形をしており、スポット溶接部分を削り取るというものなのだ。これで、左側のフロアパンの残骸をとりはずせたらいいなと思っている。 スポットカッター 刃先  さらに、ホームセンターで、FRPの材料を購入してきた。こちらは、結局残した右側フロアパンの穴あき部分を修復するためのものなのだ。 FRPセット  これらの作業の後は、燃料配管敷設、開口部のふさぎ、左フロアパンの溶接、フロントクロスメンバの修復・・・とまだまだ続きます。シャーシの修復だけでもまだまだ先は長そうです。

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カルマンギア復活プロジェクト(その13)トンネル部錆止め塗装

 今日も朝から昨日の続き。このクソ暑い中、我ながらようやるわ!と思っている。今日はまた、ハードで汚いお仕事です。道具はこれ。今日の道具  以前一度、トンネル内のサビは落としたのだけど、あちこちガンガンたたいていると、浮きサビが剥がれてきてまたまたさびだらけ。昨日開口部を3カ所作ったので、今日はこの開口部より、ワイヤーブラシやスクレーパーで最終のサビ落としを行います。サビがまた出る こんなにたくさんのサビ 燃料パイプもボロボロ でも綺麗になった方  これらのサビを掃除機で吸い込んだり、エアで吹き飛ばしたりして除去していきます。そして、いよいよ錆止めを塗ります。 これを塗ります 錆止め塗っている最中  ハケが届かず塗り残しもありますが、とりあえず完成です。 とりあえず完成 完成2 完成3 塗り残しも  さて続く作業は、助手席の床補強。運転席の床貼り、シートレール作り、燃料パイプの配管。開口部ふさぎ、シャーシの全体塗装、シャーシブラック塗布。あーあ、まだまだやることがあります。

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カルマンギア復活プロジェクト(その12)トンネル部開口

 いつも後に残る作業は難しいものや、手間がかかるものばかり、簡単で、やりがいのある、そして楽しめる作業は早々に終わってしまうのですね。  ということで、今日は、その”重い”ほうの作業です。  まずは、ペダルセットをむりやり取り外した際に残ったボルトの残骸。先日Gやんさんが来られた時、叩くととれるのでは・・・?といわれたので、大型ハンマーでボルトをたたいてみるといとも簡単にはずれました。 1,ボルトの残骸 2.叩くと取れました。  さてお次は、懸案のトンネル内の錆止め処理。フロントの開口部から中を覗くと、まだまだ浮きサビがある。ハンマーで、トンネルの底や、側面をガンガンたたき、振動ではがしてゆく。あっというまに、どんぶり鉢3バイは浮きサビが取れた。これでは、際限がないので、意を決して開口することにしました。開口部は作業後は一つを残して溶接で塞ぐ予定ですが、その一つとは、一番前方にある運転席のペダル開口部の反対側。ここから、ペダルをボルト締めしたり、クラッチワイヤーをフックに掛けたりするため、ここはボルト止めの蓋を作ります。  まず、開口部のケガキ。1.けがき1 2.けがき2 3.けがき3 右側2カ所、左側1カ所です。均等に開口部を設け、サビ取りや塗装のブラシやはけが全体に届くようにします。そして、切断ディスクを付けたサンダーで切り開きます。 4.カット1 5.カット2 6.カット3  切り開くと、なかからは、大きなサビの固まりや、燃料配管の劣化したのが出てきます。 7.まだまだサビが 8.燃料パイプがボロボロ ちなみに開口部は全体的にはこんな感じ・・・・ 10.開口はこんな感じ 9.ここは蓋をビス止め この開口部はボルト止めの蓋を作ります。これで、明日はトンネル内を掃除し、錆止め塗布(までいくかどうか・・・?)をしたいと思っています。  さて、今日の作業はもう一つ。分解時シャーシに残ったちぎれたボルトの撤去です。まず一つは一番前にある開口部のふた。これは6ミリボルトなのでごく簡単です。ドリルでもんで、タップで残骸除去。 12.ビスがちぎれた1 13.ドリルでもんで 14.出来上がり  お次は、リヤのシャーシとボディを接合するM10ボルト2本。こちらもやり方は同じ。 15.こっちも 16.どりるで 17.タップたて 18.ねじの残骸 19.見事完成 以前エキストラクタというのも買っていたので、試してみましたが、こちらはうまく行きませんでした。逆ねじ方向にねじ込んでいくと、だんだんボルトが割れてきて、かえってネジ穴に圧をかけるようなかたにになり、外れません。ネジ除去はドリルでもむのが一番確実とは、かの”うんつく”師匠からのご指導です。 20.エキストラクタはだめ  とりあえず、何点か懸案は解消し、次のステップに進めそうです。

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オシロスコープだ!

 最近、車いじりから電子工作へシフトしている。マイコンの基板
今度はヤフオクで見つけたマイクロコントローラを使用したオシロスコープのキットを組み立てた。全パーツ
部品は全部でこれだけ、組立中
組立には先日作った基板固定道具が役に立つ。大きさはタバコの箱より少し大きい位で、表示部はマッチ箱ほどの小さい物。ほぼ完成
完成
しかし、組み立てて動作させてみると結構いいですね。波形表示
波形観測の他、周波数測定も
周波数も測定出来るし、波形の記録も可能。たかだか5野口さんほどのものだが、乾電池でも動作するし、車いじりにもけっこう役にたつかも?

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六甲山無線中継所

 兵庫県神戸市に六甲山という山がある。そこに私どもの管理している無線中継所があります。地元民ではありながら、今まで行く機会がなかったのだが、先週初めて行く事が出来た。六甲アイランド方向

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カルマンギア復活プロジェクト(その11)錆転換剤塗布その3

こう暑くては、作業に出るだけでも勇気がいりますね。 さて、もういいがげんにこの行程を終えて次へいかなくてはと思いつつ、やっと重い腰を上げました。シャーシの外面の塗装はこれで終わりです。 塗装前 塗装前拡大 助手席(右側)のフロアパン裏のサビ転換剤塗装です。これは塗装前。そして・・・・。 塗装後 塗装後拡大 あんまり変わらないかも。 お次は、撤去した左側フロアパンから必要な部品を切り出します。基本的には、溶接は全てスポット。だから腐った床板ごとジャッキアップポイントや、シートベルト取り付け金具を切り取り、後で、不要な床板を剥がします。 ジャッキアップポイント ジャッキ剥がしてきた 本体のみ取り出し シートベルト金具 タップダイスセット スポット溶接はなかなか手強いです。きれいになった部品は、来週あたりサンドブラストにかけます。 シートベルト取り付け金具は、清掃の後、タップで、ねじ山を清掃しときました。 あ、余談ですが、このタップダイスセット各々、9個ずつの種類が入っているのですが、タップは中タップのみ。ホームセンターで¥1600-ほどのセットでした。(なんてやすいんでしょう!)

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はんだ付けフォローマシン

 CVT回転比表示装置製作以来、電子工作づいている私です。先日、大阪日本橋へ、安定化電源を買いに行った時、プリント基板に電子部品をハンダ付けする際にフォローしてくれる道具があった。実は昔々より、ハンダ付けする時にはいつも手が3本あれば・・・と思っていたのです。恐らくかつての”ラジヲ少年”なら、一度や二度はそう思ったはずです。で、価格を見ると・・・なんと4野口さん以上するんですね!これはチト高い。電源装置を買って残りのお金もあまりなく、スゴスゴとかえってきたのです。  で、自宅にて廃材を集めて作ったのがこれ。 固定台 こんな使い勝手 こてと どうです。なかなか便利そうでしょ?後は真ん中のフレキシブルの軸から針金を出してルーペを固定すれば、老眼になっても大丈夫!  え、何するものかわからないって?すみません、マニアックで。

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安定化電源買っちゃいました♪

 いや、大したことないんですが・・・。安定化電源買っちゃいました。いつもいつも、うんつくさんのブログを拝見して、恵まれた環境での”天才ラジオ少年(壮年?)ライフ”を送っていらっしゃるんで・・・・。貧乏で貧乏性なうんつくさんと同じで、更に”煩悩深く””吝嗇”であるという、とんでもない性格の私としては、日頃はまったく役に立たないこんな物を大枚はたいて(といっても普通の人から見れば大したことはないのですが)購入するなんて普通は考えられないことです。 お顔 斜めからのお姿  さて、安定化電源とは、家庭のコンセントの交流100ボルトから、乾電池で使っているラジオや、ACアダプターの替わりにそれに見合う直流電圧を作る機械なのですが、今まで私は1台は自作、後は大阪日本橋でジャンクの電源を買ってきたり、古い無線機などから外してきた電源ユニットなどをつかっていたのでした。何時しか自作の電源は動作しなくなり、昨今はまともに動くジャンクの電源もなくなってきていたのです。  先日、友人に頼まれたダイハツムーブのCVT回転比率計の製作もジャンクの電源を使っていたのですが、使い勝手の悪さにいらつく場面も多く、とうとう購入に至ったのでありました。  諸元は0~15V、17A、フの字特性による保護。価格は13野口さん少々でした。これを購入したことにより、電子工作の折りには多少ストレスの低減にはなるでしょう。  

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CVT回転比表示器製作(その4)最終?

 今日も暑かったですね。多少なりとも涼しいであろうと思い、早朝から例のCVT回転比表示器をダイハツムーブに取り付けにかかった。まずはノートパソコンにプログラム開発環境として、無償提供されている"IDE日本語版”をインストールしてとっ・・・ん??ドライバがうまくインストール出来ない。セット風景 ま、後回しにしてと。とりあえず車にメーターを取り付ける。ECUのありかは既に友人が確認済みであり、彼はサクサクと、パルス分岐コードを接続する。しかし最近の車は扱い安いと言うかなんというか、助手席のグローブボックスを外すとその後ろにえCうがあり、配線も近い。 ムーブのECU CVTコネクタ ちなみに、握っているのが、CVT軸の回転計のコネクタ。分岐を終えると、少し端ってこのコードに電圧がきているかどうか確認する。結果!無事約5Vの電圧が来ていた。一次側、二次側のパルス用コード、電源(12V)の配線をして、あっけなく回転比計は車にとりついてしまった。  試験走行で、加古川堤防を走る。低速からアクセルを踏み込むと、メーターは除々にふれていく。やった!期待通りの動作が確認出来ました。最後に一つ、高速になると、メーターは本来右端にあるはずだが、左端に戻ってしまうのだ。しかしこの対処方法はすでにわかっているので次回修復しようと思う。

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