
「まるで氷河の動きのようにゆったりとした仕事ぶりね・・・」映画「プラダを着た悪魔」の中でファッション雑誌編集長が新人秘書に言うイヤミ。私のカルマンギアのレストア作業も似たようなものかも・・・・。
自分が努力したわけではないけど、高校時代の友人にドラムブレーキの内面の研磨をしてもらった。”たま”のブレーキは4輪全てドラムブレーキで、見事に赤茶けて錆びている。ライニングが当たる内面も同じ状態だ。友人は自動車整備しを養成する学校の教師であり、学校にはドラムブレーキの内面を研磨する専用の旋盤があり、それで研磨してもらったのだ。
これが研磨前のドラムの状況。それが・・・・
こんなに綺麗になってかえってきた。感謝!である。ただ、内径の許容寸法を若干割り込んでいるので、それが少々心配なところではある。
さて、こちらは”たま”のブレーキマスターシリンダです。シングルシリンダーであり、マスターバックも無いきわめてシンプルな構造。4輪ドラムとシングルシリンダではたしてカルマンギアのブレーキはまともに機能していたんだろうか・・・・とちょっと心配になってしまう。手前のサビサビのが”たま”に付いていたもの。完全にさび付いて分解出来ないので、ヤフオクで奥のものを購入した。こちらはまだ健全そうである。






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