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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

カルマンギア復活プロジェクト(その1)床の撤去

 さて、新しいシリーズの第一回はグサグサに錆びて大穴の開いた運転席側床の撤去です。先日うんつくさんよりお借りした新兵器”エアソウ”新兵器  これを使ってサクサクと・・・・。と思っていたのですが、なかなかこれだけでは時間がかかります。切っている所こんな感じで切っているのですが、鋸の歯が悪いのか、私の腕が悪いのか・・・・。ということで、先日買ってきた”スポットカッター”なる道具も併用しました。ま、”タガネ”の親戚のような道具です。 こんなんでも切りました  途中経過と仕上がりはこんな感じ。こんな漢字 左側撤去 サビだらけの床なんとか左側は撤去が出来ました。後始末として、シャーシにスポット溶接されている床板の淵を先ほどのスポットカッターではずして行きます。スポット外し さーて右側はどうしようかな?

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懐かしい母校へ・・。

 神奈川から友人がやってくるということで急遽クラス会が開かれた。7名が集まった。25年ぶりに顔を合わせる同級生もいた。昔あこがれていた彼女もアラフィフティ?でもあんまり雰囲気は変わっていない。本当に懐かしかった。懐かしい昔のお話や、各自の近況など、息つく暇もないおしゃべりであっというまに3時間が過ぎてしまった。(本当に飲む暇もなかったくらい)あー感激の時間でした。
 中学や高校の同窓会ではクラスメイトの変貌ぶりがなかなかセンセーショナルなんだけど、二十歳も過ぎれば後はあんまり変わらないものなのかな?
 その日は友人宅に私を含め3名が宿泊させてもらい、翌日は懐かしい母校へ。正門前
その昔毎日利用したバス停は昔と同じだ。門の前で
校門の前で記念撮影。不思議そうに通っていく学生に、友人の一人は「同窓生なの。25年ぶりに来たの。」と説明している。学生達は好奇の目で見ながら関心?していた。ずいぶん変わった
構内はずいぶん変貌を遂げていた。かつて運動場だったところには巨大な建物が建ち、周囲は芝生を這った中庭が・・。休日であるにもかかわらず、ずいぶん学生が多い。構内散策
私たちの学部のメインの建物の横はかつては理工学部の古びた建物がたくさんあったのだが、それらは、移転と共に全て立て替えられたようで、素晴らしい校舎や、半地下の食堂が出来ていた。新しい建物が・・・
これから来るであろう少子高齢化の時代に、こんなに拡張してしまってはたしてこの学校は持ちこたえられるのだろうか?私たちが20数年前ここに通っていた時は”相対的低学費”が売り?であったのだが、今はそうじゃないんだろうな・・・。大きく変貌した姿に一抹の寂しさを感じながら母校を後にしたのでした。
 

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カルマンギア復活プロジェクト(その0)

 えー、わが愛しのカルマンギア”たま”、「カルマンレストア事始め」シリーズとして実施してきた解体と劣化状態の確認はシャーシが裸になった現段階にて終了としたいと思います。
 とにかく、カルマンギアの復活のための最重要確認事項が”シャーシは持つかどうか”ということでした。下回りがほとんど失われたボディを取り払い、底が抜けたフロアを横目に見ながらセンターのトンネル部分の蓋を開けると・・・・・唖然、膨大なサビの山、しかし、分厚い鉄板で構成されているセンターのトンネル及び底の部分はかなりしっかりしており、これならば復活出来る!という確信を持ったのでした。ここまで来るのに、緩まないねじを外していただいたり、ねじきれたボルトの抜き取り方法を教授いただいたり、ボディ取り外しや重いミッションの取り下ろしを手伝っていただいた皆様大変ありがとうございました。私一人ではとても、ここまでたどり着けなかったと思います。深く感謝いたします。また、次のステップに進んでもご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
 さて、本日より”たま”の復活に向けて劣化部の修復及び、組立を進めて行きたいと思います。昨年8月22日「カルマンレストア事始め」をスタートして早7ヶ月、当初3年計画で”たま”を復活させるという目標を立てたわけですが、少々スローペースですので、これからはもう少しピッチをあげて行こうと思います。大まかな流れは、まず・・・・

①シャーシの修復(サビ落とし、トンネル部サビ穴修復、クロスメンバ修復、フロアパン張り替え、塗装)
②ボディの修復(シャーシ接合部修復、フェンダー・ステップパネル等の修復、フロント・リヤフード内のサビ穴修  復、ファイヤーウオール・リヤダッショパネルの修復、全体の塗装落とし及び全塗装、ヒーターダクトの製作等々)
③ボディパーツの修復(ドア、前後のフードの板金塗装)
④シャーシ取り付け部品の復旧(ミッション、ブレーキ、アクスル、各種ワイヤー及び配管復旧)
⑤ボディ架装
⑥ボディ取り付け部品の復旧(燃料タンク、ドア・フード、配線、各種電装品その他)
⑦エンジン架装
⑧車検受けに向けた整備・・・・

と言った所か?・・・・(書き出すのは簡単だが先は長そう。)フォルクスワーゲンの旧車についてはかなりの部品がまだ市販されているため、部品入手の不安はあまりないところがありがたい。しかし、無い部品もある。シートレールやヒーターダクトなど。これらは製作するつもりなのだが、絶対にオリジナルには戻らない。ある程度の妥協も必要だろう。
 1966年式カルマンギアの特徴がある。インパネのモールであるが、これは復活したい。フロントにある空気取り入れ口が塞がれている。これは修復が難しそう。どうするかは今後の課題。自力で出来る所は極力自力で、出来ない所は助けを求めますので助けてくださいませ。それでは今後もよろしくお願いいたします。

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近所の公園へ花見♪

 今日はよいお天気だったので近所の公園へサクラを見に行って来た。先週西宮市の夙川のサクラを見にいってきて、もう次の週は散っているだろうなとおもっていたが、寒い日があったからなのか、まだまだ見頃でした。
2サクラアップ
 場所はJR加古川線の一つ目の駅「日岡」より歩いて約10分、「日岡山公園」です。
1正面 3花びら 4青空
 ちらほらと散りかけてはいましたが、まだまだいけそうです。公園を貫く通りの両側にはサクラ並木が続き、出店がたくさんでています。通りの北側は芝生の広場になっており、今日もたくさんのブルーシートで場所取りをされていました。通りにはぼんぼりがともされ、夜桜もなかなか綺麗です。出店があるので手ぶらでいっても結構楽しめると思いますよ。
5場所取り 6お店
ちなみにこの公園には他にも椿やツツジがあり、また、多くの古墳もあります。朝はジョギングやウオーキングの人でにぎわっていますし、もう少し後になると、素晴らしい新緑が楽しめます。お散歩コースもたくさんあり、自然に親しむにはなかなかよい場所だと思っています。
7椿 8モチツツジ 9古墳看板 10南大塚古墳
 最後の写真の右側の岡が古墳です。ほかにもたくさんありますよ。

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カルマンレストア事始め(その33)ペダル撤去

 今日は一日ゆっくりしようとおもっていたのに、なぜだかペダルを外すはめに・・・・。 「カルマンギアのクラッチペダルはピンでシャフトに固定されている・・・・。」との情報を得て、ピンと思われる所に丸鋼を当て、一生懸命叩いたが全く動く気配なし。どうせ動かないんだからと電気ドリルで揉んでみる。最初は4ミリ、徐々にドリルを太くして最大6ミリまで、タガネをブレーキペダルとの境目に打ち込んで、延々と叩く。約1時間で、クラッチペダルが動き出した!次に、ブレーキペダルを止めてあるサークリップを外し、同様にペダルセットの固定金具と、ブレーキペダルの間をタガネで叩く。やりかけたらもう夢中で写真も撮らず。なんとブレーキペダルもはずれました。  お次は難関のペダル取り付け部。16ミリという中途半端なボルト2本でセンタートンネルに固定してあり、これが固着して全く外れない。うんつくさんのアドバイスどおり、1本はドリルでボルトの頭から揉んでボルトを破壊、もう1本はタガネで切ろうとするがなかなかこれが切れない。結局ドリル併用で、ようやく破壊する。ようやくこれで、ペダル取り付け部も取り外せました。はぁ・・・。  この部分センタートンネルの鉄板もはかなり錆びて穴が開いており、いずれ補修しなければならない所。新しい鉄板で、ペダルセットの取り付け部を作成しなければならない状況です。結局今日は3時間半かけ、この懸案のペダルセット撤去に勤しんだのでした。 取り外し後 取り外したペダル

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夙川へ花見に

 今日は陽気に誘われ花見に行って来ました。場所は兵庫県西宮市にある「夙川河川敷緑地」って言うところです。きっと西宮ご出身のうんつくさんにとってみれば庭みたいなところかもしれませんが。「夙川という河川の両側に1700本の桜並木が続く・・・」とのことで結構有名らしいのですが、私がそこへ行くのは今回がはじめてでした。
こんな光景 結構な人出 夙川舞桜の看板
川の中から
県内の桜の名勝としては有名ということか、すごい人出でしたね。私はJRの”さくら夙川”(駅名にまでさくらが付けられている)から川べりを歩いて北上したのですが、阪急電鉄の”夙川”駅から北側は延々と人の列が続いていました。
夜桜見物のための場所とりのシートもたくさん敷かれていましたね。夙川は所々、川の中に飛び石があり、そこから眺める桜は最高に美しかったです。
川べり アップ
人出も多く休憩する場所も一杯なので、阪急苦楽園口から夙川を渡り、東へ、行ったところにある”ニテコ池”へ行きました。ここは西宮市の浄水場があるところで、その構内にもたくさんの桜が植えてあるのです。
水道局 水道局の中 貯水池
 こちらの方は桜と池と遠くには兜山が見え、なかなかよろしい風景でした。
西宮市は市花(市花ってなんの意味があるんでしょうね?)として桜を制定しており、下水のマンホールの蓋にも桜がデザインされています。
マンホール

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カルマンレストア事始め(その32)アンダーコート落とし

 年度末、どこの職場もそうかも知れませんが、私の所も非常に厳しい状況がありまして、昨日はそのおつかれ休みを取っておりました。で、お疲れ休みとは言え、朝からまたまたよけいに疲れがたまる”たま”のお相手をしていました。
 まずは、残りの部品の取り外しです。サイドブレーキ、シフトレバー、ヒーターコントロールレバー、各種ワイヤーを取り外し、ようやくシャーシはすっきりしました。
サイドブレーキ取り外し シフトノブ撤去 ヒーターレバー取り外し シャーシはすっきり
その後、軽くなったシャーシを壁に立てかけてシャーシ裏麺の錆落としです。
シャーシたてかけ アンダーコート落とし 結構錆びています 薄利したコート きれいになった裏側
 金属ヘラで地道に削っていきます。アンダーコートが分厚い所は鉄板は健全だったけど、結構錆びている所もあります。心配しているセンタートンネル内の錆の状況ですが、裏麺の中央の鉄板は結構分厚く健全であったので少々安心しました。以前、センタートンネル裏面の鉄板を切り開き内部を清掃しようとしていたのですが、強度的な不安もあり断念せざるをえなくなりました。
 ミッション清掃 ミッションの裏側は真っ黒 ミッション裏側清掃途中
 取り降ろしたミッションの清掃も少しずつしています。オイル、アンダーコート、泥などが分厚く積もりなかなか落とすのが大変です。でもだいぶ進みました。現在は裏麺を清掃中です。こちらもヘラで地道に落としているんですが、もっと合理的な方法はないものでしょうかね。
 さて、次はいよいよセンタートンネル内の清掃にかかります。

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宇治川のサクラは・・・・

 3月30日、仕事の関係で京都府宇治市方面へ行く機会があった。行きの車の中から、宇治橋下流のサクラが見えたが、まだちょっと早いか・・・?3部咲きくらい。今週末はまだちょっと早いかも、10日~11日あたりが良いかも。 宇治川のサクラ1 宇治駅のサクラ  目的地は宇治田原の方にある、無線中継所にて降雨レーダーの新設工事が完成したので、その検査立ち会い。宇治田原はずいぶん昔に行ったきりで、本当に久しぶりだ。(私のミクシーのページの写真は、かつて行った時の宇治田原の茶畑です) 茶畑 茶畑はこれから、新芽が出て、新茶摘みの時期になるんでしょうね。 仕事を終えて帰りには、こちらも思い出深い某ダムに書類受領のために寄りました。ダムは放流中でした。滋賀県の奥の雪解け水でしょうか?久しぶりにゲート放流を見ることが出来ました。 天瀬ダム 天ヶ瀬放流 最後に、宇治市内の奇祭で有名な「県神社」(あがたじんじゃ)の横を通る。 県神社 現場への行き帰りに車窓からちらりと見ただけの風景でしたが、いずれも、昔翌親しんだ場所であり、本当に懐かしく感じました。今の職場からでも宇治はそう遠くはないのですが、なかなかキッカケが無いと行けないものです。来週くらいであればサクラは本当に最高でしょうね。

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カルマンレストア事始め(その31)ペダル動いた!

 車両引き取り前から、最大の難関だと思っていた、アクセル・ブレーキ・クラッチのペダルセットの固着。踏もうが、ハンマーで叩こうがビクともしなかったのだが、前の持ち主のYさんより秘法を伝授していただき、試したところ、見事動きました!ダメもとでクラッチペダルをゆすって見ると、ペダル付け根部分(軸部分)になにやらうっすらと、隙間があるように見える。更に力を入れてゆすると、確かに以前は完全に固着していたはずの派だ留に隙間が出来ている。そこで、ハンマーを持ってきてペダル麺を叩くと”動いた”少しだけだけど、動きました。ペダルの前、後ろから交代で叩いて行くと少しずつ前後の動きが大きくなってきて、ついに前ストロークが動くようになりました♪ ペダル動いた  さて、お次はブレーキペダル。こちらの方はマスターシリンダが固着しているので、まずこのピストンの軸をペダルより、分離する。思い切ってサンダーで切断してしまった。ついでにマスターシリンダをクロスメンバに止めている、ボルト2本もサンダーで削り取る。これでマスターシリンダが外れた。昔の車なので、シリンダーもシングルで、きわめてシンプルである。ブレーキの利きはどうなのかな? マスターシリンダ マスターシリンダ2 マスタシリンダの周辺の穴  これでペダルはフリーになったので、クラッチペダルと同じようにハンマーで叩いていくと、こちらも動きました。 残りはアクセルなのですが、これは鉄板を加工しているもので、強度があんまりなく、叩くと曲がってしまいます。ということで、本日の作業はこれで終了とし、次回、今度はペダルをシャーシに固定している2本のボルトにチャレンジしたいと思っています。

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