2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

カルマンレストア事始め(その4)(ボンネットの中)

 今日はスペアタイヤが無いか、探しに行った。Y本さん、毎度毎度お休みやお仕事の最中におじゃまして申し訳ありません。
 カルマンギアのスペアタイヤは車両前部のトランク・・・というか、ボンネットというか・・・?の中にあるはず。そのトランクだかボンネットをあけるためのオープナーのノブがどこにあるのかわからずにダッシュボードのポケットの中や、足下を探したところ、運転席の真下にありました。
 あけてみると、ワイパーブレードやハンドルボス、アルミのサッシュなど、なんだかわからない部品が満載。しかし、残念ながらスペアタイヤはありませんでした。
 トランクの中は・・・・。
燃料タンク ウオッシャタンク ホーン
 燃料タンクのキャップ(この車はトランクをあけて給油するのだ。)ウオッシャータンク(Y本さん曰く、これはスペアタイヤの空気圧を利用して噴出させる機構とのこと。うーむ、ユニーク!)、ブレーキマスターシリンダのフルードのタンクなどが見える。また、前方にはホーンが取り外されてほうりこんである。
インパネ裏 カーラジオ
 視線をあげると、インパネやカーラジオの裏側が丸見えなのである。若干の不安もあるが、整備性は抜群によさそう。117クーペは、インパネ裏なんてさわろうものなら、大変な苦労だもんね。なかなか興味深い構造でした。
蓋の裏側
 この写真はトランクの裏側なのですが、非常に綺麗な状態で、表面とは異なり、全く錆びは出ていません。先日見た、エンジンルームのボンネットの蓋の裏もそうでしたし、フロントのフェンダー内もみんな、分厚い黒色の塗装が施されていました。腐食が少ないのはこの塗装のおかげでしょう。
 さて、実は今日、ここへ来た目的はもう一つあるのです。それは、今までこの車の各部の状況を見て想像していた、年式の確認をしたかったのです。今までの想像の中では1966年が一番濃厚で、その次が1967年でした。車両の状況を見ていると、全て1966年式の特徴を備えているのですが、1966年式は電装品が6V。しかし「たま」は12Vのバッテリーが積まれていました。すると、1967年か・・・?カルマンギアの年式は車台番号を確認すればわかる。ということで車台番号の確認もさせていただきました。
 いよいよこれで、「たま」の生まれた年が判明します。車台番号はリヤシートの下、センタートンネルの上部に刻印されているとの情報を得て、中に詰め込んであるホイールキャップや、リヤウインドウグラスなどを、Y本さんの息子さんであるか○きさんに手伝ってもらい、引っぱり出す。トンネル上には、カーペットが切り開かれている場所があるがナンバーれしき刻印は無い。ワイヤーブラシを借りてこすってみると・・・・出てきました!!「146・・・・」
車台番号
 最初の”14”はカルマンギアのこと。次の”6”が1966年の末尾の”6”想像していたとおり、「たま」は1966年生まれでした。当年とって43歳、自分の歳がばれてしまうが、私が8歳の時に造られた車である。よくぞ今までその形を留めていられたものである。感無量!
 さて、最後に先日見落としていたキャブレーターの型式の確認です。
ソレックス
 ごらんのとおり、ソレックスのPICT1、ドイツ製でした。  これでこの車の素性はかなりわかりました。実はこの日、Y本さんより書類もいただいたのです。その内容についてはまた、次回お披露目させていただきます。

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カルマンレストア事始め(その3)ホイールについて

 先日、いただいてきたホイールを掃除する。当日、ホイール取り外しには結局Y本さん、Y本さんの息子さん、S川さんにご協力いただき、無事取り外すことが出来ました。完全にへたっているタイヤにとりあえず空気を入れてみると、これがなんと空気がはいるんですね。私は最初、絶対に空気なんて入らないものだと想像していましたよ。
 で、その後、ガレージジャッキをつっこみ、車体後部を浮かせてホイールを外し、馬をかけておく。  フロントはパンタジャッキ2台で持ち上げ、外す。
 そしていただいてきたのがこれ。
タイヤ4本 表 裏 サイズ
PCD205の鉄ホイール、付いていたタイヤサイズは165SR15、よく見るとスノータイヤじゃないですか? ま、ドイツは寒い国でもありますし・・・・。さらによく見ると、なんとタイヤはブラジル製?? ま、どっちみち使い物にならないので廃棄するんですけどね。
 フォルクスワーゲンの標準のタイヤはバイアスタイヤの場合、5.60-15とのことで、タイヤ幅を計算すると、141mmくらいになる。しかし現在はそんな細いタイヤでそんな大口径のものはない。取り外したタイヤを見て、これと同じ物を入れることにする。すなわち、165-80-15当たりになろうか?
 さて、ホイールの状況を確認するためタイヤを外して見る。
ビード落とし2 脱着完了 元色
さて、パンタジャッキを使ってと・・・。資料を見ながら、初めてホイールとタイヤをばらす。お金をかけずにレストアしようと思うと、いろんな経験ができる。そして、地獄の苦労も・・・。ね、うんつくさん。
 大汗かきながら、なんとか1本を外す。4本のうちで一番腐食が激しいものである。ちなみに、このホイールは一度塗装されているようで、あまりよい塗装ではなかったので、ペリペリとはがれてきており、その下からは、艶のある黒い色が見えていた。ホイールは錆び落としをして、この元色に近い色で塗装しようと思う。
ホイール腐食全景 ホイール腐食
 ホイールの腐食はその縁の部分が欠けるところまで、進んでいた。タイヤのビードがかかる部分は幸いに残ってはいるが、このホイールに新しいタイヤを装着するのもあまり気持ちのよいものでないので、Y本さんにスペアタイヤの有無をきいてみようと思う。後の3本はなんとか化粧直しすれば使えそうである。
 さてこうして、カルマンギアのレストア作業が始まったのであるが、117クーペのレストアの時は約3年かかった。カルマンギアも同じくらい?とおもっていたが、実物を見るともっと時間がかかりそうだ。車両の引き取りは10月10日前後の稲刈りが終わった後となるが、引き取った後、じっくりと状況を調査し、レストアスケジュールを立ててみたいと思っている。
 あ、そうそう。趣味性の高い車が増えるので、ブログの表題も少し変えたいと思います。
 

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カルマンレストア事始め(その2)車の状況

 カルマンギアの載っている雑誌や整備書を眺めながら、もういても立ってもいられなくなり、先日「ス○ー○・ウ○ル」へまず、ホイールだけをいただきに行った。不動状態で20年間もその場に鎮座していた「たま」(実はカルマンに名前を付けたのです)はタイヤが完全にへたってしまっており、引き出して積車に乗せるにも、レストア場所での移動にも不便となるため、先行して、ホイールのレストア及びタイヤの購入をしようと考えたのです。
 ・・・・・なんて言いながら、実は、レストアする「たま」をしげしげと見たかったのが本音です。
 背後からの姿 リヤは比較的綺麗 三日月テール
 後ろ側は比較的綺麗です。この魅力的なおしり!もーたまりません。しかし、リヤエンジンのボンネットの蓋の下端部などはそれなりに腐食しています。テールランプは三日月型といわれているタイプです。車台番号がわからないので、製造年が不明なのですが、1966年~1967年当たりではないかと踏んでいます。
フロントは錆が激しい フロント側の塗装の劣化は結構激しく、ペリペリとはがれてきています。これはレストアしがいがあるな・・・なんて117オーナーズクラブのS川さんが励まし?てくれます。 ひげがない! 前にまわると・・・・な!無い!カルマンギアの最大の特徴と思っているフロントのエアダクト。猫のひげのようなあの部分が埋め潰されています。これは一大事!前部下側は比較的塗装の状況がいいのですが、拳で叩くと結構堅い音が・・・。おそらくパテ盛りされているんでしょう。ヒゲの無いカルマンギアはカニが入っていないカニクリームコロッケのようなものだ!これはもう一台ある「黒カルマン」から寸法取りしてなんとしてでも復活しなければ。
リヤクオーターガラスは開閉可能  後、特徴的なところはリヤクオーターガラスが開閉すること。
さて、運転席ですが、マニュアルです。三つのペダルがこじんまりと付いています。
マニュアルです メーターは大きいのが二つ、小さいのがひとつ。大きいのは左が速度計。マイル表示です。オドメーターは3万キロくらいを示していますが、5桁しかないので実際はいくら走っているのかはわかりません。あ、言い忘れていましたが、ドイツの車なので、ハンドルは左にあります。右側は時計。その二つのメーターの真ん中、上にあるのが、ちょっと小ぶりな燃料計です。ホーンボタンや各種スイッチのつまみが無いので、手にいれなければ。 メーターパネル リヤのボンネットを開けると、こじんまりとしたフォルクスワーゲンのエンジンがあります。エアクリーナーがありません。年式からだと、このエンジンは1300ccでしょうか?空冷の水平対向4気筒、OHVです。 エンジン全景 キャブレーターはシングルです。まるでバイクのキャブのようにこじんまりしている。ま、出力50PHくらいとのことなのでこんなものでしょう。この非力なエンジンでトコトコ走っている「タマ」の姿を想像しながら知らずにニヤ付いていたのでした。(気色悪っ) シングルキャブ  12Vのバッテリーが付いているので12V仕様なのでしょう。カルマンギアは1966年までは電装が6Vだったようです。しかし、後年、6V車は12Vに換装されている車が多いとも聞きますので、「たま」が元々どっちだったのかは配線などをじっくり見て行かないとわからない。 12V仕様 オルターネーター  次に下回りを見る。フロントもリヤもドラムブレーキ。ハブのPCDは205ミリと広いタイプだ。これも1966年を境にPCD、本数ともに変更されているようなので「たま」は1966年生まれであることがますます濃厚になる。(実は車台番号はリヤシート下のフロアトンネルにある・・・とY本さんに教えていただいており、これを見ると年式なんてすぐにわかるんですが、あえて見なくて年式を推理するのもおもしろいものです) フロントハブ リヤアクスル マスターシリンダー エンジンから出ているエクゾーストから熱交換し、暖房に使う「ヒートエクスチェンジャー」という部品です。よく錆びており果たして再生できるかどうか?・・・確かにやりがいがありそうです。 よく錆びたヒートエクスチェンジャ
この日はほかにもたくさん写真を撮ってきました。また、「たま」に関する新たな発見を順次アップしていきますね。   最後になりましたが、Y本さん、仕事の手を止めてしまいすみませんでした。S川さん、予定外の労働をさせてしまいごめんなさい。

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ご近所散歩(その1)「垂水なぎさ街道」

 何ヶ月かぶりに新しいカテゴリの立ち上げです。「ご近所散歩」私の住んでいる自宅近辺、せいぜい兵庫県南部の瀬戸内あたりで、ちょっと興味を引いたところなどをご紹介します。ブログ管理者は気まぐれなため、散策も気まぐれにしか出かけません。ゆえに散発敵にしか記事は出ません。え、ほかのジャンルもみんなそうじゃないかって?う、ううっその指摘当たっているだけに辛い。
 初発は、「垂水なぎさ街道」JR山陽本線(神戸線?)の舞子駅下車。阪神電車が相互乗り入れしている山陽電車(舞子公園駅)でも行けます。ちなみにこの駅は、淡路島に渡る高速バスの乗り場へ接続する駅でもあります。
D案内看板2 鳴門方面高速バス乗り場  

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今日の1枚(No.41)「海・夕日」

夕暮れの太平洋です。夕日

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沼島へ

 淡路島の南にあるちいさな島「沼島」(ぬしま)へ所用があり行って来た。1,沼島遠景

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