2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

燃料タンクレストア(その3)

昨日、今日と燃料タンクのレストアの続きをやりました。一度綺麗にサビ落とししたタンクはしばらく置いておくとすぐにサビが発生してしまいます。まず錆落としから。その後ホワイトガソリンで脱脂し、タンク内部の塗装を行います。その前に、タンクレストアに必要なパーツです。蓋、パッキン、M6ボルト、銅管、ジョイントです。 蓋その他 塗料はエポキシ系のもので、120ミクロンと厚塗りをします。1回当たり60ミクロンなので2回塗りとします。 エポキシ塗料 塗装の前に、燃料吸い上げ配管の延長をします。これは、小部屋の中の燃料フィルターを撤去したため、その分、タンク底近くまで燃料配管を延長してやるのです。既存の配管と同じ太さの銅管をまげ、ねじ込み式ジョイントでそれを接続します。 パイプ延長2 その後、塗装を行います。塗装は天井部分もあり、その天井部分にはガス抜き配管もあり、タンクの中に頭を突っ込まないと塗れたかどうかが分かりません。頭をつっこんだり、鏡で見たりとなかなか大変です。厚塗りのため、シンナーは使わず原液に硬化剤を混ぜ、ハケ塗りしていきます、”見栄え”より、シーリング機能優先ですので、多少のマダラは気にしません。特に気を遣うのは、バッフル板の付け根とか、小部屋回りの内側です。きっちりと塗り残し無く塗らないとそこから錆が発生し、シーリングの効果が発揮出来ません。1回目の塗装から約2時間で乾燥、2回目に入ります。とにかく厚塗りに成るよう気を遣いました。塗料は2回で約600ミリリットルを使用しました。 塗装完了1 塗装完了2 塗装完了3 塗装完了4

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ラジエーター交換

いや、実は先週電動ファンを取り付けているときに大変な物を発見してしまいました。ラジエーターからの水漏れです。アンダーガードがぬれているなーと思って少し上を見るとラジエーターの向かって左角が濡れており、白い析出物が付着していました。 漏れている箇所 おそらくだいぶ前からもれていたのだろうと思います。みて見ぬ振りをしようか・・・とも思いましたが、ゆくゆくはこの漏れが多くなり、ツーリングの時に迷惑を掛けることにも成りかねないと思い交換する事としました。 新旧ラジエーター このラジエターは今を去ること20数年前、平湯温泉へスキーに行ったとき一度凍結させてしまい、交換したものでした。(そういえば昔はよくこの車にスノータイヤを履かせ、スキーキャリアを付けてスキーに行ったものでした)交換したものがグレードの違う車のものだったようで、リザーバータンクへのホースの出口が異なっていました。 オートマチック用 今回交換したのは、PAnetのメンバーであるY原さんから、昨年ヤフオク経由で購入したもので、オートマチック仕様のラジエーターです。どこが違うかというと、ロワータンク内にATF用のクーラーが内蔵されているのです。これがあるために本来のクーラントの流れが悪くなる・・・・という話もあったようですが、背に腹は代えられません。これを装着しました。 取り外し中 撤去後 旧車は何か一つさわると次々と要修理箇所が見つかるもので、延々、修理の連鎖状態です。

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書評「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ

友達の友達からこの本を紹介されました。イギリスに住む日本人カズオ・イシグロ氏の著書「わたしを離さないで」土屋政雄氏訳、2006年4月発行。本日読了です。素晴らしいフィクション、素晴らしい恐怖、実はもうすでに現実?多感な少女の日常の心の動きを繊細に語っている物語・・・・なのですが、そして、ごく日常の私たちの生活の中の一こまに見えますが・・・・科学技術の進歩は人間をどこまで非人間に出来るか?別の面から言うと、人間の人間らしい欲望はどこまでがみとめられるべきものであり、どこからは認められないのか?この小説は私に大きな動揺を与えました。未来の問題でもあり、今の問題でもある・・・・・がテーマとなっていますね。

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電動ファン取り付け(その・・・?)

随分以前になってしまいましたが、スカイライン用の32mm経の電動ファンを入手しており、配線もすでに完了しておりました。今日は漸く電動ファン本体を取り付けることが出来ました。
取り付けステー
取り付けにはこんなステーをアルミフラットバーで作成し、M6ボルトで固定しています。クーラーのラジエターコアの前に押し込み型のファンを取り付けるのですが、コアを痛めないようにゴム板で10mmほどの隙間を確保しています。
10mmボルトで ちょっと合ってない タッピングで固定
こんな感じに仕上がりました。でも、銀色のステーが随分目立っているので、今週末、もう一度外して塗装しようと思っています。
装着(大きいの) 装着(全景)
動作は、強制ON、強制OFF、コンプレッサの電磁クラッチ連動の3モードです。試験もしましたが、動作良好で、風量もあり、おまけにとっても静かでした。エンジンがかかっていれば動作しているかどうか分からないかも。
(今回の作業には姫路のM武さんにまたまた御世話になってしまいました。ありがとうございました。)

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燃料タンクのレストア体験(その2)

ということで、二日目の作業はタンク内のサビ落としです。ご覧のとおりタンク内はそれなりの色をしております。そして、剥離した結構大きな固まりのサビがたくさん底に溜まっていました。
27錆落とし1 29錆落とし道具 28錆落としほぼ完成
電気ドリルにつけたカップワイヤーブラシやリューターの先に付けた各種ワイヤーブラシ、布ペーパーなどで内部のサビを片っ端から落としていきます。このタンクは程度が非常によく、底の部分はまだメッキが残っているのかワイヤーブラシでこすると綺麗にサビ色が落ちて行きます。しかし、切り開いた小部屋の中はブラシが入りにくく、なかなか苦労しました。
30徹底的に綺麗にする 31隅々まで完璧に 32小部屋の中もきれいに
サビは完璧に落とさないとコーティング塗料を塗ってもすぐに剥離してしまうとのことで、とにかく代償のリューターを駆使して隅々まで綺麗にします。ガス抜き配管も止め金具を起こして配管を少しもちあげ、管自体は布ペーパーで、その裏側はワイヤーブラシで完璧に清掃します。小部屋の中もとにかく必死にこすります。そして・・・どうですか?この輝き。まる1日かかってやっとここまで仕上げました。

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燃料タンクのレストア体験

以前、姫路のM武氏が実施された燃料タンクのレストアを紹介させていただいた。私の車のタンクもレストアをしないか?とM武氏からのお誘いがあったので軽い気持ちで(簡単だろうと高をくくって・・・)タンクを外してM武秘密基地へ運び込んだ。レストア手順は・・・
1, タンクを切り開く
2,小部屋を切り開く
3,内部のフィルターを撤去する
4,蓋をするための枠を溶接する
5,内部を完璧に清掃し、金属の地肌を出す
6,燃料吸い上げパイプを底まで延長する
7,錆止めコーティングをする
8,別の鉄板で蓋を作りビス止めする
9,完成
ではこれから写真を交えて作業の経過をご説明します。まず今回外したタンクです。これにあらかじめ製作しておいた蓋固定用の枠をあてがい、切り開く部分のケガキをします。そしてサンダーで切り開きます。
11対象タンク 12取り付ける枠 13開削
このタンクは東京のY中さんから以前ゆずっていただいたもので、その後、かの「タンク踊り」家元H口さんの教えに基づき「漬け置きサビアウト」処理、さらに高圧洗浄を施したものである。しかし・・・切り開いてみると・・・・・
14サビ剥離 15内部の状況 18天井の裏
結構なサビである。これは処理した後に発生したのか?それとも、もともとこの程度しかとれなかったのかはよく分からない。でも、剥離したサビは結構おおかったので、処理後使用している中で、残っていた浮きサビが剥離したものと思われる。 次ぎに内部にある小部屋の上の部分を切り開く。
16小部屋開削 17綺麗なフィルター
小部屋の中も剥離したサビが結構多かった。しかし、以外と燃料フィルターはきれいであり、タール状のものも全く付いていなかった。Y中さんのタンクの保管状況がきわめて良かったことが伺える。 さて、お次は枠の溶接である。シャコ万で枠をタンクに固定し、TIG溶接で溶接棒を使わず、溶接していく。私はTIG溶接は初めての経験なのだが、交流アーク溶接に比べ、フラックスの煙もなく非常に視界良好で使いやすい。ただ、枠の鋼材自体を溶かしながら溶接していくので時間がかかる。
19枠溶接 20枠溶接2 21枠溶接3 22TIG溶接機
燃料タンクの天井部分は波板になっており、2つの辺はまっすぐなので、溶接は容易なのだが残る2つの辺は波があり、そのままでは溶接出来ない。多少の歪みは出るが、波の部分をシャコ万で挟んで潰し、枠とピッタリ重なるようにして溶接する。
23浪板潰し 24浪板潰し2 25藩自動溶接機 26溶接中
タンクの板厚は0.8mmくらいしかないので、TIGで溶接していると、板が融けてしまうことがある。その時には上記の交流100V半自動アーク溶接機を使った。細い溶棒が自動で繰り出され、使いやすい。M武氏に手直しをして貰っているところです。
ここまでの作業で、ほぼ1日かかってしまいました。続きは翌日となりました。

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セルモーターその後

先日は大変な目に遭ってしまい。それは牽引された117クーペには影響は無かったのだが、牽引した父親の軽トラックのスペアタイヤの固定金具がちぎれ掛けているのが後で発見された。そりゃ、1トン超えているクーペを軽トラで(しかも時速30キロで)牽引するんだからダメージがない方がおかしいですよね。
さて、その後、117オーナーズクラブでおせわになっている、S川さんより、セルモーターを借り、付け替えようとして試しにキーをひねった所、なんと!セルが回ったのでした。あのとき郵便局の前で何度も試み、牽引されて帰った後もバッテリーを充電してから何度か試みたのですが、全くかからなかったのに・・・・。
でも、この車のセル交換って非常に大変そうなんですね。まず手が入らない。
セルのネジ
モーター自体も外した物を見るとこんなにでかい!
S.jpg
しかも、マグネットからモーターに接続されている導体はこんなに太い。
太いリード
以前、117クーペはキースイッチが加熱して、コードが外れるなんて事もきいたことがあるので、私の車にはこんなマグネットスイッチが付いている。今回のセル不調の原因はこのスイッチではなかったがいずれにしても原因不明で復旧してしまうのは始末がわるい。
マグネット


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牽引初体験

久しぶりのアップなのですが・・・・。
ここ最近公私共に多忙でなかなか記事のアップが出来ませんでした。いろいろとネタもあるのですが・・・。
今日はじつわ、休暇してまして、オーナーズクラブで製作しているシフトブーツを取りに行ったり、郵便局へ記帳に行ったりと、結構多忙にすごしておりました。
ところで、今日、珍しい現象に直面致しました。少し前にかのPAネットでも話題になっておりましたセルモーターの不稼働です。久しぶりに出動した我がPA96、当然バッテリーはあがっており、しばらく充電器にて充電してからエンジン始動。午前中は結構正常に動いて居ました。ところが・・・午後、エンジンを自宅で掛けた時はきわめて正常。ところが、近くの郵便局にてセルが回らず。
ここでは焦らず、日頃より準備しているブースターケーブルを取り出し、回りを見回すと年輩の女性ばかりなんですねー。(そりゃそうでしょ。こんな平日にサラリーマンはウロウロしていませんわな。)しかたがないので、父親に救助を依頼する。10数分で軽トラ登場。早速荷台に積んであるトラクターのバッテリーを繋ぎ、エンジン始動を試みる。しかし、エンジンは空しくかからない。何度やってもかからない。「カチッ!」と音はすれどもダメ。見知らぬ土地の夕暮れ、一体僕はどうなるのだろう・・・・?ってな気分。結局エンジンはかからず(セルはまわらず)そこで、牽引となり、父親の軽トラに引っ張って貰うことにした。
実は牽引されるのは今回が初めて。自宅までは約2キロ。踏切あり、信号交差点あり、狭隘部ありのなかなか厳しい行程でした。なんだか休養のために休んだつもりだったのにかえって疲労困憊に成ってしまいました。
でも、車に積んでいた緊急時グッズが役に立ってよかった。載せているグッズを以下に公開します。

燃料予備タンク(10リットル)
ブースターケーブル
牽引ロープ
工具箱
水タンク(ビニルバック)
革手袋
針金
ジョウゴ
燃料移送ポンプ
ウエス
スペアタイヤ


今までにこの中で活躍したのは・・・燃料予備タンク、ブースターケーブル、スペアタイヤ、水タンク、そして今回の牽引ロープ。結構役に立っています。というか、117クーペはそれだけ不安要素のある車なんでしょうね。

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