
先日117OCのY中さんから燃料タンクをいただいた。現在付いているものが内部が錆だらけなので戴いたものと交換するつもりである。戴いたタンクは、燃料ゲージの穴から中を覗くと結構綺麗なのだが、指を突っ込むと、若干の赤錆が指についた、そのため錆落としをしてから装着することにする。
錆落としの方法は、かの”タンク踊り家元”であるうんちくさんから教授していただいた。使用する薬液はホムセンを4軒回り、何とか入手できた。
錆落としの手順はまず、マンガン乾電池をバラしてマイナス側の亜鉛を採取。細かく裁断する。次にタンクのエア抜きや、燃料供給口、戻り口をビニルテープで塞ぐ。燃料ゲージの開口部は大きいため、テープではふさげないのでアルミ板で蓋を製作。
ふさぎ終わるとまず最初に水を入れ、洗浄してみる。ガソリンが変化した匂いなのか、刺激臭と共にピンクに色づいた水とゴミのような粒が出てくる。指で潰してみると粉末状の赤錆であった。排水後新しい水10リットルと、漬け置きサビアウト2本、そして亜鉛のかけらを少し入れる。その後給油口を塞ぎ、しばらく例の「タンク踊り」を我流で実施。おっと、ドレンボルトから薬剤が漏れてきた。即、増し締めする。その後放置。
これから、今週末まで、この薬剤の入ったタンクを立てたり倒したりしながら、各部の錆取りを実施してゆくのだ。
実験的にペットボトルにサビアウトを少し取り、サビサビのボルトとホースバンドと亜鉛片を入れてみた。すると、何と言うことでしょう!ボルトやホースバンドの錆びているところからしきりと泡が出ている。30分ほどすると、どちらも綺麗に錆が取れ、まるで新品のように輝いているのです。これを見て私は大きな期待を抱いてしまいました。
”これでタンクの錆から解放されるぞー!!”










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