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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

小貝川福岡堰へ

(3月21日の記事です)
つくば市の旅の最後は小貝川の福岡堰。
友人が興味あるだろうと連れて行ってくれた。
看板
福岡堰より分水している根通用水路沿いには桜並木や公園がある。
休日だからなのか駐車場は車でいっぱいでした。
4月の初めには桜まつりも開催されるようです。
福岡堰
そしてこちらが福岡堰、昭和45年3月竣工の堰で両側固定堰がある可動堰2門。
シェルゲート
シェルタイプの1枚扉のゲートです。大きな水膜切りが沢山付いていて厳めしい。
説明板
説明板もありました。そもそもの発祥は寛永念(1625年)下流湿地帯の干拓を行い農地化し、その水源として作られたとある。
上流側
堰上流側には広大な湛水地があり、灌漑期にはゲートを閉め、水を溜めるのではないかと思う。
小貝川といえば過去、堤防決壊による洪水が何度か起こった河川であり、そのために名前を憶えていたのだ。大きな洪水は昭和56年、昭和61年そして平成18年にあった。いずれも堤防が決壊して大惨事になった。
以下、国土交通省の資料があったのでご参考まで。
(小貝川過去の洪水)

水路沿いのサクラ
用水路沿いのサクラの状況です。かなりの老木のようですね。満開になるときっときれいだと思います。
桜
今はまだ三分咲きくらいですね。
広大な農地
筑波方面の観光もこれでお終い、友人に守谷駅まで送ってもらう。
周囲は広大な畑地が広がっています、茨木県は農業県なんだなと思います。
堤防の菜の花
堤防には黄色い菜の花が一杯咲いていました。
今回は盛りだくさんの旅行になりとても嬉しかった。
付き合ってくれた友人に感謝です!

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次は「筑波実験植物園」へ

国土地理院へ行ったあとは「筑波実験植物園」へ連れて行ってもらいました。(入園料320円)
ここは東京都の上野にある国立科学博物館の関連施設とのことです。
つくば実験植物園
広大な敷地におよそ3000種類の植物があり、5棟の温室もあります。
特に(私の)目を引いた植物を何種類かご紹介しますね。
みごろ3位
まずこちらが「サルオガセモドキ」まるでレースのカーテンのような着生植物(他の樹木にくっついて生活する植物)です。
みごろ2位
”みごろ2位”のカカオ。実の大きさは約15センチです。チョコレートの原料ですね。
バナナ
これはバナナ。沢山の房が付いています。
バニラ
そしてこちらがバニラです。近寄るとバニラアイスの香りがすごいです。
ガガブタ
食べる植物が続きましたが、こちらは水生植物のガガブタです。花びらの周囲に細かいレースが付いており美しい花です。カラスウリの花に似ています。
沙羅双樹
こちらはインドボダイジュ。オシャカ様が悟りを開いた木なんだって。
三大聖木
説明看板がありました。
ヒスイカズラ
こちらはヒスイカズラ。とっても美しい紫です。
多目的温室
こちらは多目的温室です。南方の植物が展示されています。いずれも絶滅危惧種とのこと。
ナガミカズラ日本で唯一
ナガミカズラ。日本で唯一1株のみが存在するとのこと。
オオシマウツギ
オオシマウツギ。ウツギにしては結構大きな花です。美しい。
トカラアジサイ
そしてこれがトカラアジサイ。楚々としたガクアジサイです。
ソメイヨシノ
この度は5つの温室すべてを巡りました。屋外にも多くの草木があるのですが、もう時間も厳しくなってきたので、また訪れる時のためにとっておこうと思います。
最後にソメイヨシノです。五部咲くらいですね。
今日はとってもいいものを見せていただきました。

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つくばドライブ

(3月21日の続きです)
記事が前後しましたが、国土地理院へ行く前につくば市内をドライブしました。
路
広い道ばかりです。
並木道
色々な並木道があります。
宅地開発前に道路網を作っているのでこのような環境になるのでしょう。
筑波山
筑波山がきれいに見えます。ここでは周囲を見回すとこの山しか見えません。広大な関東平野なんですね。
築波博跡地
こちらはもうずいぶん前に開催された”つくば万博”の跡地の公園。(つくば万博)
貯木場
貯木場もありました。
畑
町の周辺は広大な畑です。
蕎麦屋
こちらは老舗の蕎麦屋さん、今日の昼食。
つくばエクスプレス
そしてこれが”つくばエクスプレス”の連続高架です。
此処に来て思うのですが、なんだか生活臭が少ない町という印象ですね。
広い土地、広い道、巨大な研究所の建物、整然とした並木道・・・・なのですが、人通りがとても少ない。
言っては悪いかも知れませんが、何かが足りない街という印象です。

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地図と測量の科学館

(これは3月21日の事です)
昨夜は少々飲みすぎました💦
頭が回っています。
今日は、同級生のM君がつくば市内を案内してくれるという。お言葉に甘えてあちこち連れて行ったもらった。
つくば市にはとても興味深い博物館がたくさんある。1日、2日ではとても見て回れない。そんな中で今回連れて行ってもらった場所は2か所。
まず最初にこちらを紹介!
地理院
国土地理院の「地図と測量の科学館」です!
立体日本地図
展示館に入るといきなり床一面の日本地図です。立体眼鏡で山脈や海溝が立体的に見え、なかなかの迫力です。思わず細部に見入っていると、受付の方が出て来てくれて説明してくれます。この地図では一歩が約100kmなどなど、とても親切な方でした。
古地図
古地図コーナーには伊能忠敬の日本沿海予知図以外に海山図、赤水図など、江戸時代以降の古い地図がありました。実は近代的な測量技術より、古文書的な古地図の方に興味があったりして💦
伊能忠敬の方法
とくにこれなんかは興味深かった。伊能忠敬が測量に使った道具や方法です。こんなプリミティブな器具であんなに正確な地図を作ったのはすごいです!
立体地図
こちらは筑波山の立体地図。これにも興味があります。地形がよく分かります。
点の記の錫杖
これは映画「点の記」にも出てきた劒山の頂上にあった錫杖のレプリカです。
重力系
あと、多くの測量関係の器具もありましたね。
VLBI32m.jpg
そして巨大な電波望遠鏡がかつてここにあった。星(クエーサー)から来る電波を受け、地上の距離を測っていた。
測量飛行機
測量用飛行機は3世代目が現在活躍中とのこと。
電子基準点
そしてこちらが電子基準点です。
測量技術も目には余り見えない世界なのですが進歩していますね。

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泊まりはつくば市

(これも3月20日のこと)
今日のあいさつ回りはエンドの時間が判らないとのことであったので、こちら方面に泊まることにした。
実は、高校時代の同級生が茨城県つくば市に住んでいる。彼とは”前に会ったのは何十年前だったか・・・・?”というほどになるので久しぶりに顔を見に行く。
(何十年ぶり?といっても毎日ラインで会話しているので、”懐かしい!”なんて感覚は全くないというのは何とも致し方ない💦)
北千十駅
さて、最後のあいさつの先は赤坂という所にある特許庁前だったので、そこから地下鉄の”国会議事堂前駅”まで歩き、地下鉄に乗る。
北千住というところでつくばまで行く”つくばエクスプレス”という私鉄に乗り換え、約1時間。
研究学園駅
着いたのは研究学園駅。夕暮れが迫り、車や人通りも無く閑散としています。
都心から1時間も離れればこれほどの違いがあるんだな・・・・、と改めて”1極集中”の極端さが感じられます。
閑散
無事友人とも落ちあい、駅近のお店で旧交を温める?(毎日ラインで話してるけど💦)
お運びロボット
ここにはこんなのが居た!
”お運びロボット”です。注文した料理を注文者の席まで運ぶ機械ですね。
なかなか近未来的で面白い!
手をかざす
さすがにテーブルの上まで料理を載せてくれるわけでは無いのですが、こんなのが通路をうろうろしているところに未来の世界を想像させられます。
なでなで
料理を取って、頭をなぜなぜしてやると帰って行きますが、なぜなぜせずに放置するとどうするんだろ?空いてる器を載せていいのかな?
なんて意地悪な事を考えてしまうのですが、ある意味”つくば”らしい風景かなとも思いました。
てなことで夜も更けるまでお付き合いいただき、宿へと引き上げたのでした。

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