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2台のクーペと”四方山果無(よもやまはてなし)”World

LCRブリッジの機能を確認してみた

東京福生の友人、故H氏の遺品のひとつ・・・
ブリッジ全景
三田無線研究所(DELICA)のMODEL M2、相当古いものだと思うけどなかなか魅力的な姿をしている。
サンプル接続
何をするものかというと、ホイートストンブリッジ回路を使って未知の抵抗やコンデンサ、コイルの値を知る測定器なのだ。
モニター
コイルのリアクタンスとコンデンサのキャパシタンスは内臓された1KHZの信号源で測定する。
イヤホンをつなぎ、信号音が一番小さくなるところが測定値となる。
バランスメーター
バランスメーターもあるのだが、耳で聞いた方がピークがつかみやすい。
ほぼ合っている
ということで、サンプルのコンデンサを接続して測定してみた。
330μFの電解コンデンサの測定値は315μF、おー!良い値です。
で、それがどうした?と言われるかも知れないけど・・・別にどうもしません。単にノスタルジーに浸っただけでした💦

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アンプ2台目修理(その3)とりあえず音は出た

最近は暑すぎて休日も早朝に畑と庭に水やりするだけで疲労困憊の状況です。
本当に今年は厳しいです。
さて、なかなか進まなかったアンプの修理、先日原因が見つかり、部品も手配出来て本日、部品交換しました。
音出た!
交換の結果、無事に動作してくれました。
原因はこれでした
原因は、前回の探査どおり、これでした。3.3Ωのセメント抵抗の断線です。
1970年代のアンプは安全対策にかなり力を注いでいたようで、スイッチオン時の突入緩和のため、リレーを電源部、そしてスピーカー接続部にも採用していました。
今回の障害は電源部のディレーのための回路のようで、それ以降の回路には何ら問題はありませんでした。
ある意味、初期段階の安全回路がそれ以降を守ったと言えるのかも知れません。
音量は精々これだけ
このアンプの出力は結構大きいようで、動作確認のために、我が家で聞けるのは精々0.05Wまででしたね。
トランス
1枚目の写真の後ろに写っている16センチフルレンジスピーカーをモニターに使っているのですが、このアンプはとにかく豊かな音を出してくれます。本体の中の大半を占める、そして重量30キログラムにも届こうかと言う超重量級のトランスがそれを支えているのでしょう。
巻き線
トランスの巻き線は写真の通り、終段のAクラスアンプが52V4.3A,前段が65V0.17A、10.8Vはランプ類の電源ですね。使用素子に適応した電圧の供給を行っているんでしょう。
試聴していて、これは素晴らしいと思いました。
コンデンサ
もう一つ、電源平滑回路のでかいコンデンサです。これも良質な音のために貢献しているのでしょう。
1980年代のアンプ、今では高価すぎて、恐らく作ることが出来ないのではないかと思われます。

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アンプ2台目修理(その2)再開

(これは7月17日の記事です)
農作業もようやく一段落。
田植え前からお待たせしぱなっしのご近所のHさんのアンプ修理再開です。
前回は電源スイッチを押しても何も反応が無かったので、ヒューズの断線を確認した所まででした。
電源部
今回はその先に進みます。
まず電源スイッチの動作確認。正常でした。
電源部の基板の回路を確認します。
整流回路が2つ、まず直入れでセメント抵抗を介してトランスに電源が行きます。整流回路の一つにより直流にされた電圧がリレーを励磁し、セメント抵抗をショートして本来のスイッチが入ります。インターロックが構成され、電源は入りっぱなしになります。
電源部拡大
この電源が入らないのはリレーがこわれているか、励磁回路が壊れているかですが、原因はこれでした。
原因
初期励磁用のセメント抵抗が断線していました。
という事で、通販で抵抗を購入。
ま、若干端子の形がちがうけど、規格としては同じ20W3.3Ωが入手できました。
部品入手
次回はこれをつないで先に進みます。

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開局準備

先日、アマチュア無線の免許状が来たのだけど、農業の方が忙しくて💦
先日アンテナも建てたし(アンテナ建てた)
無線機もあるのですぐに電波は出せるのだけど、かつてやっていた時から随分間が開いてしまっているのでまずは受信からと思い、無線機の電源をいれたのでした。
無線機
7メガヘルツ帯のCWを聞いてみるとそれなりににぎわっています。
RSTの交換だけしているのでロールコールかコンテストのようですね。
久しぶりに聞くモールスなので、読み取りが遅くなってしまい、これはしばらくは耳を慣らさなければならないな-と思いました。
以前の職場の先輩が出ていないかと思い、周波数を変えて受信していましたが残念ながらわかりませんでした。
”ON-AIR”するまでにはまだ若干時間が必要です💦

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アマチュア無線局復活

(これは6月7日の記事です)
3月終わり頃に申請していたアマチュア無線の免許状がようやく来た。
アマチュア無線の免許状ブログ
その昔、無線を始めたのは中学生の頃だったと思う1974年頃ですね。
その後失効して1988年に復活、2003年に失効してこの度の2回目復活となる。
15年~20年スパンで失効、再開を繰り返しています。
興味の対象は繰り返すものなのでしょうかね。
無線局には”呼出名称”というのがあって、アマチュア無線の場合、廃局した無線局の呼出名称は繰り返し使われているのだ。
だから自分が今付けられた呼出名称は過去、別の人が使っていたのかも知れない。
しかし、幸運なことに(幸運かどうかはわからないが)1回目の復活の時も、2回目の復活の時も、初めて開局した時の呼出名称が割り当てられたのだ。もうかつてのようにこのマニアックな趣味はあまり人気がないのかも知れないですね。
アマチュア無線がこのように廃れてきた原因はやはり携帯電話の普及があると思うのですが、それ以外にも、資格取得の試験があり、難しい無線局申請やたかってくる財団法人や社団法人の存在なども良くないのだと思います。
昔は”キングオブホビー”と言われていたらしいのですが、これは王様くらいのお金持ちでないとこの趣味を楽しむ事が出来ないという意味だと思っていました(笑)

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